書道家Syuunの忘れ物

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尖閣問題のエスケープゴートにされた「桐生小6女児自殺」問題

2010-11-26 19:10:07 | 読み解けば‥‥
尖閣問題のエスケープゴートにされた「桐生小6女児自殺」問題

読売新聞が「尖閣問題隠し」に奔走し、日本国内で盛り上がった政府批判などを報道しなかった中、代わりに何を持ってきたのかといえば「群馬県桐生市・小6女児自殺」である。朝の番組「スッキリ!!」など、尖閣問題に関する報道を突然中止して以来同じく連日「小6女児自殺」問題ばかり。
それではその報道で何の問題点を指摘して何を見つけ出したのか、又は提言したのかと言うことは一切ない。追及するのは「学校側が苛めを認めるか否か」、そして家族構成やら母親が外国人だったこと、父親の学校へ全面的に責任転嫁する姿勢など。
最終的に、連日のTV放送と読売新聞全国版による追及で学校、教育委員会は苛めがあった認定するに至る。この間他にも中学生で自殺事件があったように思うが一切報道されない。
この「群馬県桐生市・小6女児自殺」事件というのは、従来からの苛め自殺事件との関連性から見て特に重要視したり、全国的な特殊な大問題として取り上げるべきものなのかは疑問である。
それを国の一大事の様に大げさに取り上げるというのは、「尖閣衝突映像流出」事件のエスケープゴートにされたと言うことにつきる。
そして、今「尖閣衝突映像流出」事件が一段落し、国民の反応が確定。
尖閣問題に関して外務省抜きの民主党政府の中国との密約が漏れてくる状況下、あれだけ報道された「小6女児自殺事件」の顛末などは地方版以外知らぬふりである。

実は、この件に関して地元紙「上毛新聞11月22日社会面」に詳しくその顛末が書かれている。
端的に言えば、女児の在籍していた学級崩壊から端を発し、「数人の児童が担任ではない教諭に『授業にならないことがある』と相談したこともあった。(9月)」ある。
事実として、経過には「8月27日校長、教頭、生徒指導主任らが学級を指導」ものがある。
こういう荒れた学級、しかも夏休み前の7月には手の施しようがなくなりつつある状況下での「苛め」自殺であったと言うことである。
こういう中でその渦中にいる子供達はどうするかと言えば、先生は頼りにならず自己を守るしかない状況に達した筈である。
そんな中で、感受性の強い女児が自分を守れなかったという単純な見方なのだが、誰でもそう簡単に自殺などするものではない。
昔から、自殺する原因というのは2つ以上の原因によって、八方ふさがりになることだと聞かされる。
しかし、幼稚園の時に登園拒否をしていた身から見ると、どこかに手助けをしてくれる強い見方がいれば強くいられるということである。
本来なら身を挺しても子供を守ってくれる母親が逆に身を守る存在であり、父親も頼りにならない存在とすれば、かっての友人であった女児に頼るということしかなかったということであろう。但しそれは叶わなかった。
新聞の見出しには「いじめ判断難しく」とあって、「暴力があった場合は指導しやすいが、友人関係が壊れていくような『いじめ』は判断が難しい」(桐生市内の校長の一人)とある。逆に言えば、友人関係が壊れても平気な子供もいればそうでない子供もいる。
現実問題として、戦後のベビーブーマーの頃は寄り酷い状況で、一人でもなんとしても生きて行けなければという部分があった。
それから50年、時代は変わり子供は絶えず失敗を糧にして成長するということはなくなった。親は、子供が「怪我」をしないように常に先回りして「道や、やり方を示し」、結果として小さな失敗が大きな失敗に繋がる。
そして、そんなことまで考えさせる報道姿勢ではなかったというのは、日テレの朝の番組「スッキリ!!」を見ていてもよく分かるものであった。

尖閣衝突映像 CNNのマスコミ・リトマス紙は「赤」だった

2010-11-26 07:40:15 | 読み解けば‥‥

尖閣衝突映像 CNNのマスコミ・リトマス紙は「赤」だった

「尖閣衝突映像 CNNに郵送」と2010/11/25の読売新聞朝刊一面に出でいた。(海上保安官供述)
読売新聞の報道でCNN東京支局は「この件に関しては一切、ノーコメント」としているという。
一方、朝日新聞のWeb版には、「CNNは『送付されてきたSDカードには差出人名や内容の明記等もなく、安全性も明確ではなかったため廃棄した』とする声明を発表した。」という。このCNNの報道を見てその通りだと思う人がいるだろうか。
そして、もし本当にCNNが(多分)約16GBもあるSDカード合わせて(多分)4枚を、何も見ないで捨ててしまうとしたら報道機関として大失態どころか信用問題だろう。
そして、その結果として今後CNNには誰も情報を送らないであろうことは間違いない。そんな結果を招くことなど報道機関としてするはずがない。
誰もが考えることは、CNNは映像を見て公開しないことにしたということである。
この対応というのは、YouTubeに映像が出た以降報道機関が異口同音に「多分公開出来なかったかもしれない」と言っていることに符合する。
「安全性も明確ではなかったため」とはいうものの、SDカードにプラスチック爆弾が仕掛けられているわけではない。
精々Virusぐらいなものだが、ネットワークから切り離されたPCを使ってウィルス検索ソフトで検証しさえすれば問題は解決する。そして、そんなことは日常茶飯事なはずである。それがそうでなかったというのが異常と言うものである。
その結果として、海上保安官が直接YouTubeに投稿したワケなのだが、これで日本にある報道機関というものは、例えCNNでも余り信用かおけないと暴露されたようなものである。
この今回のYouTube尖閣衝突映像の事件というのは、日本のマスコミの報道機関としてのリトマス紙、国民の利益を守るのかどうかと言うリトマス紙になったと言う事は以前から述べているとおり。
ナベツネ(渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長)が1,000万部の読売新聞を以て「世論を創る」と豪語し、その世論を創る目的で尖閣衝突映像発表から一夜にして海上保安官批判に転じたのは以前のエントリーで述べた。
それがその後のいくつもの世論調査によって「尖閣衝突映像」支持が国民の90%近くに達し、政府民主党の支持率が30%を切る事態になって慌てたのが読売新聞だった。
またまた急速転回して、海上保安官の文書を載せるやら写真を掲載するやらだった。
それは本来国民世論の90%に組するはずだったのに、読売論調と朝日論調と共に国民世論の10%に位置するという新聞社として恥ずべき「反日思想」を露わにしてしまった大失態であった。
そう言う結果を招いたのが、東大時代共産党細胞で、今でも共産主義を志向すると暴露した読売新聞社主(84歳)の時代錯誤だったのは明らかである。
そう言う読売新聞の負の部分と言うのが、すぐさま週刊誌に「批判記事」として載ったのが日本テレビの氏家会長(日本テレビ放送網代表取締役会長・84歳)と同梱。
共に元東大の共産党員という間柄と言うから、今回の尖閣衝突映像は共産主義的全体主義を標榜する民主党とはウマがあったと言うものである。
だから、日本テレビでは朝の番組では突然尖閣衝突映像報道を中止して、以後一度も取り扱わなかった。
読売新聞も日本テレビも84歳という老人を社主、会長に置くというのは異常としか思えない。それでこういう時代錯誤の人物に対しては「読売新聞:元論説委員、渡辺会長を提訴」という記事もあったりして、彼らが日本と言う国の癌であることが明らかにあぶり出された。
その読売新聞の「尖閣衝突映像」に対する反日報道、国民の知る権利に対する冒涜は、世論調査による読売報道完敗という形で現れただけでなく毎日新聞社説氏に笑われてもいる。
なんとその後に毎日新聞社説で報道各社の社説、論調の検証をやられているのである。
そして民主党というのが日本国の「イザ」となったときに何の頼りにでも出来ず、国民を盾にして自らを守るという卑怯きわまりない政府政党であることが露見した。
そのやり方というのは60年安保でのデモで、先頭が蛇のようにうねうねとうねって最後尾を先頭に押しだし、先頭が最後尾になった途端に逃げ出すという卑怯な連中。
こういう卑怯なやり方を延々とその後の闘争でも繰り返し、政治の世界でも同じことをしている。
いういうのが菅、仙谷内閣であり、昔の共産主義という幻想でしかないバラ色の夢を追う渡辺、氏家会長。
そして、それに連なる妙な評論家達。
多分、読売新聞や日本テレビの報道はもう信用出来ないだけでなく、又は報道しない部分に意図があることがばれてしまった。
それにしても、初め日本国民を守る様な事を言っていた佐藤優氏が、尖閣衝突映像以降一転して、海上保安官批判と「反日論」に転化した。
やはりロシアに魂を売ってしまった人物というのは、土壇場になれば日本を裏切るというものだ。