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スキースクール開始
午前中は1時間家を出るのが遅くて、午前の部のスキースクールは間に合わなかった。
と言うより、子供のスキーの腕前を確かめないと何とも言えないところだった。
何とか滑れるというレベルを確かめて、昼は草津国際スキー場から少し下ったところにあるリゾートマンション併設なのか知らないが、そのレストランに行った。
‥‥サンダンス・リゾート草津の道路側(R292)の土産物屋の二階。
草津スキー場では、カレー、ラーメン共に900円、オムハヤシ980円とスキー場としては一般的な価格。
ところが、最近では銀座のランチタイムでは1000円で美味しいものが食べられる店が沢山ある。
それから見ればも酷い価格だ。
それで、一般人も入るこのレストラン‥‥
カレーセット‥‥980円。スープ、サラタ、コーヒー付き。
パスタセット‥‥1200円。好みのパスタ、スープ、サラタ、ケーキ、コーヒー付き。
こんな金額を見ると恐ろしく安く感じてしまうから不思議だ。
大体、パスタ‥スパケッティなど街の専門店に行くと、680円で食べきれないほど。
だから、1200円というのは、結構高いものなのだ。
集合時間は、12時55分だから、車の移動を考えて40分しかない。
お父さんとしては、何でもいいやというか、スキーに来て「旨いもの」を食べようと言うこと自体邪道と言うのがスキーなんだがね。
当然、お父さんは早く食べられる「カレーセット」だか、子供は「カレーは食べたくない」と単品の「ナポリタンのパスタ980円」。
時間は掛かるし、全部食べきれないうちに時間切れ。
勘弁してよねという感じだ。
これも経験なのかねぇ。
スキースクールの午後は、JC(ジュニアC組)のグループは午後から参加した4人と、午前からのグループを分けて組み分けをした。
見ると、午前から1日という子供がほとんどで、実際さほど上手でもなく10人ぐらい。
スクールのうちの子はと見ると、ノーストックでバランス感覚を出したり、まあ基礎練習だった。
そうこうしているうちに3時終了。快晴になって良かった。
山の3時は夕方と同じで、陽が傾きあと1時間で暗くなる。
特に、日が陰ったところは雪が締まってアイスバーンに近くなるから注意が必要だ。
スクールが終わって取りあえず、ケンタッキーでひと休みで飲み物。
初日は、お父さんも疲れていないから、レッスン修了後4時過ぎまで子供と滑ったが、中々心配なものだ。
スキースクールはやはり、1日で一コースで午前だけ、午後だけというのは効率が悪いらしい。
午前2時間、午後2時間と言うことだがやはり1日通してが良い。
確かに一日でも1000円しか違わない。
4時を回って、車で5分のペンション(瀬川ペンション)へ。
車のスタッドレスが三シーズン目というが、雪道は初めだ。
けれど結構良く効くねぇ。
昔のスタッドレスとは、大分違ったようだ、などと思いながら入り口へ。
ここは以前から毎年のように来ているからよく知っているのだが、閑散としているのには驚いた。
確かに年末の平日。この時期というのは、昔から空いていて安くてねらい目。
良く合宿形式のスキースクールへ学生時代行ったものだった。
いつもの一階の和室と思ったら、ベットになっていた。
その上、布団の収納場所にトイレと洗面所がついていた。
風呂は、貸し切り風呂になり、以前あった「男」「女」という表示が消されていた。
6時から夕食というので、いつもの通り「運動したら風呂」という鉄則通り、子供に風呂を誘ったら、子供は家での習慣通り9時だという。
「お母さん」の約束を守って殊勝にも宿題をし始めるから面白い。
家にいるときは、わがまま行ってちっとも母親の言うことは聞かないが、いなくなると何やら後で「怒られないように」約束を守っているようだ。
6時に夕食‥との声が掛かり食堂へ行ってみると、何やら皿が4つばかり。
なんと他には泊まり客はなし。
そう言えば、以前来たとき「おじさん」と出会って、言っていたことは今日は泊まり客がいないからスキーだと言うペンション経営者だった。
近年草津は、香港から観光客を呼んでいるらしいそんな話もある。
取りあえずのクリスマスツリー‥‥‥だけがなんだか立派に鎮座していたのが、何やら殺風景なのを緩和していたのが良かった。
クリスマスが25日だと言うが、昔は陽が沈んだら翌日と呼んでいそうだ。
だから24日の夜が25日のクリスマスと言うことになるらしい。
それでクリスマスイブ(evening)だ。
だから、25日の夜は、本当はクリスマスじゃないのだよねぇ!!
オーナーは、今日はクリスマスなのでこんな料理ですと、フルコースだった。
小生も、食べ切れない感じだったが、子供はなんと全部食べてしまった。
食後も冬休みの宿題をして9時に風呂。
風呂と言っても、草津の温泉だから熱くて入れない。
それで、お父さんも一緒に入って、水を入れて少しぬるくしてやる必要がある。
本当に、2階も入るとのぼせるというか調子よくないねぇ。
温泉だから、中々冷えないし。
そんなこんなで、夜は子供が眠れないと「騒ぐこと」
それは、温泉に入ってからは冷まさないと眠れないものだ。
翌朝、
26日は朝から日が出て天気が良さそうであった。
その上風もない。
天候は、昨日の昼過ぎから急速に回復して昨日も午後は快晴だった。
8時から朝食。
パンと、サラダ、卵などの皿にその他、スープなど。
何やら昔から見ると簡素になったかなと思うが、子供はあまり食べなかった。
聞けば、昨日食べ過ぎたという。
今日は、1日のスクールコース。
ペンションにスクールの割引券というと、貰ってくるのを忘れたらしく「電話をして置くからと‥‥」
早めに、スクールの登録を済ませると時間がまだ大分ある。
それにしても、今日はならやら急いでワックスを塗るのを忘れてしまった。
雪質は良くてそれでも滑らないと言うことはないが、失敗だ。
だから、今日は少し早めに来てしまった。そんなためか‥‥
「1本乗りたい」と言うので一番下のリフトで上がって一緒に滑ったが、やはり早朝の一滑りは体が硬くなっているのか、妙な感じで子供が転ぶ。
ここで怪我をされたら困るから‥‥お父さん何してたのよ!と声が聞こえそうだから、無理しないようにスキーをそろえた形にして起こして‥‥全くやれやれだ。
2日目は、1日目と同じ女性のインストラクター。
ハの字の体重移動の訓練で、片足上げとか、乗り換えとかだか、見ていると昔のような大幅な体重移動はしないようだ。
それはそうだろう。
今のスキーはそんなことをしなくても曲がる。
小生の場合は、元々ハの字では習わなかった。
直滑降から、直滑降でテールジャンプ。斜滑降を完全に覚えて、テールジャンプでずらせて山廻り、谷廻り。
抜重で山廻り、 谷廻り。
取りあえず、ここでパラレル完成だった。
いわゆるウェーデルンという連続小廻りは、実はハの字から入った方が早いかも知れない。ウェーデルンを覚えるために、ここでハの字‥‥と言っても踏み替えの「谷開き」、「山開き」という体重移動を覚えてやっと、連続小廻りに到達というところだった。
だから、「お父さん」は子供には教えられないのだねぇ。
昼は、スキー場から出る時間無かったから、レストハウスでお父さん「オムハヤシ980円」、子供は、「ラーメン」だった。