goo blog サービス終了のお知らせ 

書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

政権延命を図る嘘偽りばかりのTPP環太平洋連携協定の虚実

2011-10-15 23:56:07 | 読み解けば‥‥
政権延命を図る嘘偽りばかりのTPP環太平洋連携協定の虚実

環太平洋連携協定・TPPと聞いて、日本は貿易立国だから関税をゼロにするというのは良しと考える人も多いかも知れない。
しかし、この環太平洋戦略的経済連携協定は、単に物品の関税障壁を取り除くだけではない。
「工業品、農業品、知的財産権、労働規制、金融、医療サービスなどをはじめ、全品目の関税を10年以内に原則全面撤廃」
と言うことであって、実際には金融保険サービスなどのソフト面でが注目されるものである。これをあたかも農業製品のみというところばかり焦点を当てて実際に起こりうる事柄を伏せていると言うのが実態である。
●この状況というのは、あの京都議定書の意味が判らないままに調印、批准してしまった無能な国会議員や担当者の思い起こさせる
自民党の谷垣総裁にしても読売新聞などが「バスに乗り遅れるな」という無謀な議論を念頭に置いたのか「自民党内の議論を急ぐ考えを示した。」と報道されている。
野党自民党国会議員にしてこの程度の認識というのだから、自民党の支持率は上がらないというのは良く分かる。自民党の谷垣総裁という民主党と変わらない神経のリベラル人士を代えない限り自民党の再生はあり得ないであろう。
●その「バスに乗り遅れるな」と言う議論も

加盟国・交渉国・参加未定国(日本)のGDP割合は以下のとおり
    アメリカ(交渉国):67%
    日本(未定国):24%
    オーストラリア(交渉国):4.7%
    その他(7か国):4.2%           (Wikipediaより)
であって、米国と日本を足すと91%になる。要するにこのTPPには日本が加盟しなければ何の意味もなさないという代物である。これは事実上米国が日本を参加させて、日本市場を荒らしてしまおうという腹であると言われている。

これで、TPPというものは日本が参加しなければ絵に描いた餅のようで何の意味をなさないことが分かると共に、日本と言うのは巨大市場であることの現れである。
経団連の爺様達の顔を見ると、未だに高度成長期の日本という影を背負っている。この思い込みが経団連の変な考え方を助長しているのは見るも無惨である。
●このTPPを利用して米国が目差すものというのは何であるのか。
その一つは次期大統領戦で苦戦を強いられるというオバマ政権の延命策であると言うのは既に知られていることである。しかし、その次期大統領には別の共和党の人物が座っているかも知れないのに民主党は政権維持を図るためにTPP参加を表明しようとしていることである。
そして、その問題点は一切知らせないというのは民主主義国家ではあり得ない。
●このTPPの目的とは何であるのかとは、単に物品販売ではないと述べた。それでは何かと言えば先ず、保険、金融、医療サービスその他である。

端的に言えば「省エネ車」の減税みたいなものは、真っ先にやり玉に上げられるのは当たり前として、先ず郵政の簡易保険が上げられるという。
要するに、米国の保険会社に簡易保険や共済保険などの諸々の保険をさせろというもの。そういう観点から言うと、「医療サービス」ということも問題になる。
民主党の議論から言えば「医療サービス」などの日本の制度には影響しないと言っていたらしいが、TPPは聖域なき自由化である。
それは、混合診療と医療への株式会社参入の解禁だけでなく、国民健康保険、被用者健康保険や公務員等の共済組合に対する影響も充分考えられる。
国民健康保険は、特定の保険組合と言うところに加盟すれば地方公共団体が運営する保険に入らなくても良い。
しかしこれも解放された場合、新たな医療保険に加入すればその保険組合すら入らなくても良い事になるかも知れない。
今散々TVCMで宣伝されている格安自動車保険で見れば分かるように、同じようなことが起きると言うことである。
それは例えば国保で年間50万円払う人が、「一年間入院もしないでいれば25万円で通院医療費タダ、病院には待ち時間なしで診察出来ます」という保険が出来たら一斉に加盟するだろう。
そして、そういう保険というのは年齢によってか、高額になったりして入れなくなれば、元の国保に戻ればよいから保険会社としては、美味い汁だけ吸える。
いずれにせよ、そういう健康な人若い人が国保から抜けたら一瞬にして、国民健康保険の体勢は崩れる。(国民皆保険制度の崩壊-外資系医療保険の参入)

●農業分野でも、「TPPを推進するための民間企業連合」の中に入っている業系団体が農協に代わって参入すれば、日本の農業の基幹は全て押さえられる。
実際、種子の部分では既に米国資本に抑えられているところが、生産品も米国企業が押さえると言うことが可能になる。
●それだけでなく日本の種々の制度というものも非関税障壁としてやり玉に挙げられるだけでなく、「国際投資紛争解決センター(ICSID)」という仲裁機関を作り非関税障壁を突き崩すことも出来ることになる。

こんな風に見てくれば、日本の中に眠っている多くの資産や金目のものをごっそりと持っていって、米国化する。経済的な米国の植民他にするという意図が見え見えである。

茂木健一郎氏の「地頭」の悪い根無し草論説

2011-10-10 22:32:53 | 読み解けば‥‥
茂木健一郎氏の「地頭」の悪い根無し草論説

●近年脳学者としてマスコミに良く登場する茂木健一郎先生。この茂木先生は、月刊プレジデントに毎回記事を書いている。
この記事を書いていることは知らなくて、検診で医療センターに行ったときにプレジデントがあってバックナンバーのかなりの部分を読ませてもらった。
ところがその記事の内容というのは、「プレジデントロイター」というWebサイトに一部掲載されているから探すのに苦労はしない。
●称して「達人のテクニック」という記事。
確かもう少し馬鹿げた記事も書いていたので、この項目はかなりまともな記事になっている。
しかし、その内容たるや散々たるもので種々の修飾語を除くと何も残らない。こういう文章の書き方というのはある種の系列の人たち、茂木先生の言う「文科系」出身者の言い回しにかなり近い。
小生などの感覚から言えば、茂木健一郎先生のアタマというのは非常に「文科系」脳であるということであろう。
この茂木先生は、
==日本的な感覚からすると、「文科系」出身者が、鋭敏なビジネス感覚を駆使してリゾート施設を経営し、世界的に成功するという図はいまいち描きにくいかもしれません。就職に際しても、「理系」「文系」で明確に分類するのが日本の風土だからです。==
と書いている。(茂木健一郎「バカな脳がピンとくる脳に変わる」科学【4】)
こんな風に書くことからして、茂木先生のアタマは「文科系」脳なのだろうとやはり考察できる。
簡単に言えば、物事が理路整然としていないで「直感」的に書かれているからである。

●それで、==茂木健一郎「バカな脳がピンとくる脳に変わる」科学==全5編を読んでみても何が「バカな脳がピンとくる脳に変わる科学」なのかはっきりしない。
この茂木先生の文章を読む方法というのは、先のように「修飾語を除く」、特に「脳」とか「脳神経細胞」と言うような部分は全て除くと言っていることが良く分かる。
要するに、そういう修飾語で読み手を煙に巻いているのである。
結局結論としては
「大切なのは『集中とリラックス』のバランスです。」
「『ひらめく』のです。」
これでは今までの長々とした話は何だったのだろうかである。

●こういう中身の無い茂木健一郎先生の論説は次の
==「実務感覚」が色濃く反映された物語
脳化学分析!なぜ「上に立つ者」は司馬さんに惚れるか【1~5】==

によってよりはっきりする。

先ず、茂木先生の司馬文学に対する考え方は冒頭に示されている。
「司馬遼太郎は、戦争すらも一種の実務書として描いたというのが私の読み方である。ビジネス書ではないが、戦争に至るまでの経緯や背景を、こと細かに実務レベルから解き明かしているのだ。」
「明治時代、近代化を目指してひた走る日本の姿を描いた『坂の上の雲』を読むとき、我々はそこに現代社会に通じるビジネス感覚や、大局を動かす人物に共通する素質を読み取ることができる。」
●こんな風に書くのだが、司馬文学特に「坂の上の雲」を読む人達が「ビジネス感覚」を持って読むのだろうか。
しかも、「坂の上の雲」に見る第一次大戦前後の戦争評価を、二次大戦後の感覚で評価するという大きな過ちを犯しているというのは動かしがたい事実である。
それは、乃木大将に対する司馬氏の蔑視と言う事になる。ところが「坂の上の雲」に登場する歴史的事実は司馬氏の評価を覆している。
●多少話は逸れたものの、常識として茂木先生の様な感覚で読む人物というのは同世代の浅田彰京都大学助教授くらいしか思い付かない(多分)。
それは、司馬氏が「坂の上の雲」と題しているとおり、日本という近代国家に生まれ変わったばかりの国家が「坂の上の雲」を目差して頑張って国を守り、国家を作り上げたという栄光である。
別の言い方をすれば、戦後日本は占領されて国家感を失い、自らを守ることさえ躊躇してきた。そこで自らを守るために立ち上がった過去の日本という国家を思い起こすと言うのが「坂の上の雲」であったろうし司馬史観なのだろう。

●ここで茂木先生は、「坂の上の雲」から逃げて坂本竜馬、勝海舟、土方歳三、江藤新平、高杉晋作、桂小五郎などを持ち出すのだが彼らが何のために活躍したのかは一切記さない。
そして
少々意地悪な見方をすれば、司馬作品の読者とは、そのような時代の変化に気づき始めているけれど、まだ現実を見るのが少し怖い人、その代わりとして日本人が一番輝いていた幕末・明治の物語を読むことで心のバランスを取っている人なのかもしれない。」と書くのだが、「坂の上の雲」などか書かれたのは今ではない。
連載されたのは高度成長期と言うだけでなく、左翼学生運動が激しくなって国家感を見失って時期でもある。 

●ところが
脳は楽天性がないと未来に向き合えない性質を持つ。先が見えない『偶有性』に立ち向かうために、自分を奮い立たせるにはエネルギーが必要なのだ。そのためのふくらし粉として、夢や希望を描いた司馬文学は、未来に向かって組織を率いていかなくてはならないリーダーたちに読まれ続けているのである。
司馬文学というのは単なる娯楽文学だと言っている。
そして最後には、茂木先生的な司馬史観評価と言うことをしている。

●「司馬遼太郎が生み出した歴史の世界は、『司馬史観』と称されるほど一種独特なジャンルを形成している。彼が生み出した作品は現実そのものではなく、ひとつの創作の世界なのである。
●「私たちに必要なことは、いかにしてその『司馬史観』を自らの人生のなかに構築していけるかということである。司馬作品を繰り返し読むだけでは、それは単なるノスタルジーとなってしまう。『昔の日本人は気骨があった』と感慨にふけるだけでは未来は築き上げられない。
●「幕末・明治は日本人が近代史で唯一誇りを持てる時代だからこそ、誰もがそこに立ち返っていきたくなる。しかし、我々は振り返るばかりではなく、もう一度その栄光の時代を築き上げねばならない。

●「『坂の上の雲』に生きた彼らには、目指すべき目標の形が見えていたわけではない。それでも彼らはそれを目指して駆け抜けていった。私たちはその精神を司馬文学から受け継ぎながら、これからの日本の将来におけるビジョンを生み出していかなければならないのである。
●●
ここで妙な事に気がつかないだろうか。それは、茂木先生が指摘する幕末の人物なり、明治期の人物なりが何を目差し、何を守ろうとしたのかと言うとである。
結局それが司馬史観の論旨の一つの筈なのだがそれがない。
司馬文学を読めばと言うより読まなくても分かることは、「幕末・明治の日本人」は如何にして日本という国家を守るかという国家感につきる。

そして、その国を守ったと言うのが「誇りを持てる時代」であり「栄光の時代」であるというのは世界の常識である。
それを「単なるノスタルジー」だと言うことは、国を失ってしまった国でなければどんな国でも「ノスタルジー」とは言わない。

そして茂木先生は、「これからの日本の将来におけるビジョンを生み出していかなければならないのである。」と最後に締めくくる。
ならば司馬史観から来る「日本の将来におけるビジョン」は何かと問わなければならない。

多分茂木先生は、何も言えないだろう。
なぜなら茂木先生というのは国家感がない人物だからである。
どちらかと言えば国連中心主義者のようなグローバリスト日本対策班(ジャパン・ハンドラーズ)に近い。
そうでなければ無政府主義者とでも言うか。

そういう観点から見ると、韓流批判にたいして
====== ツイッターで茂木先生は

地上波テレビ批判と、これ(編注:テレビの不視聴)は別。幼稚すぎる。韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ。幼稚な自国文化主義は、アホなだけでなく、日本をますます弱体化させるだけです」と持論を展開。

次の投稿では
「みんな、レベルの低いたわごとはいいから、猛勉強しようよ。日本は、このままだと、三流国になるよ。いつわりの愛国主義、くだらない自己主張、誰もついてこない事大主義、ぜんぶ捨てないと、もう愛する日本はダメだ」などと主張した。

別の投稿で「みんなフジテレビみろ!」と述べてツイードをいったん切り上げた。=====J-cast NEWS

こういう言質というのは、茂木氏の国家感のなさを驚くほどよく示している。

ちなみに左翼人士である・浅田彰(京都大学助教授)が韓流デモに対しての言葉。
右傾化した若い人たちは「サヨ」を嘲ってさえいれば自分がひとかどの「国士」として公論を述べているかのような錯覚を持てる。実際はひきこもりの「ネットおたく」に過ぎないとしても、たまたまネットという媒体が与えられたため、自分が「政府高官」にでもなって「国益」を論じているかのような妄想が膨れ上がってくるんでしょうね
                                      (花うさぎの「世界は腹黒い」2より引用)

茂木健一郎先生も、浅田彰先生も自分が如何に頭が良いのかと言うことをアピールしている。しかし、彼らに欠けているのは茂木先生自ら言う地頭の悪さである。
地頭とは、実は茂木先生が言う地頭ではない。
人間が生きて行くための社会性である、生きて行くための糧である。
多分、茂木先生も浅田彰先生も大学とかマスコミとかから干されたら直ぐに「ひきこもりの『ネットおたく』」にしか、なり得ないと言う事はよくわかる。
茂木先生に関しては、例の何年も税務申告しなかったと言うことからして証明されている一方、浅田彰先生はどうなのだろうか。

野田首相・輿石幹事長に見る自民党との違い

2011-08-31 00:04:56 | 読み解けば‥‥
野田首相・輿石幹事長に見る自民党との違い

毎日新聞に「発信箱:政権交代は幻影だった」という毎日新聞政部記者・伊藤智永というコラムがあった。
その中で「民主党代表選の顔ぶれは、今ごろ自民党議員でも不思議でない人たちがほとんどだ。」と政治部記者でありながら非常に妙なことを言う。
それでは民主党はまるで保守政権であると思えてしまう様なまやかしではないか。
民主党代表選挙に出馬した議員
前原誠司、馬淵澄夫、海江田万里、野田佳彦、鹿野道彦の各氏。
このうちの前原氏は、在日外国人からの献金や北朝鮮へ進出した企業との絡みから朝鮮半島と深いつながりがあると、今更暴露された人物。その上、外務大臣の時に竹島の「不法占拠」を外務省のWebサイトに「不法占拠」とありながら国会で言えなかった人物。

海江田万里氏は、「慶應義塾大学の全共闘の中心であったフロント派のリーダー」だったと「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」に書かれている。「仙石由人は東大のフロント派」だったとも書かれているから根っからの左翼であった。

首相の野田佳彦氏も韓国の民団に対する選挙協力をしている。
「2009.10.11 千葉市の中央公園で、「韓日」友好の催しとして行われた「マダン祭」にて。野田佳彦議員の挨拶より抜粋「8月30日の衆議院選挙におきましては、千葉民団の皆さんの力強いご推挙をいただき、力強いご支援をいただきましたことを、心から御礼申し上げたいと思います。」(花うさぎさんのブログより)

馬淵澄夫、鹿野道彦については良く分からない部分がある。鹿野道彦氏は、元自民党の二世議員で秘書給与問題でスネに傷を持つ身とこんなところである。

伊藤智永記者は、自民党にも北朝鮮、韓国との繋がりのある人物がいるとして代表戦出馬議員を自民党と同じと思ったのならば、それは過去の話だろう。
今の自民党にいるのは、「何となくリベラル」と言う人たちばかりで、いまの民主党の様に日本の国益を無視して朝鮮半島に肩入れするような人物はいない。

ここで松下政経自塾出身者は、野田首相、前原政調会長だけ。
しかし、衆議院議員では出身者が31人いて、その中の25人が民主党議員である。
衆議院では、7人中3人という具合である。こんな風に松下政経自塾出身者というのは口だけは達者だが、政策もないリベラルな人物が多い。
松下政経塾に『総理の器』なし・軽くてユルくて節操なし 幸之助翁も草葉の陰で泣いている」(週刊ポスト)にも書かれているように自民党とは大分肌色が違うのではないか。

その様に考えれば、伊藤記者が言う「自民党議員でも不思議でない人たち」という言い方というのは何かを隠しているか「思想誘導をしているか」と言う事がよく分かる。
そうでなければ、そういう自覚もない新聞記者としてあるまじき人物と言う事になる。
そして、前述のように示されたことで分かるのは、民主党というのは朝鮮半島の陰が付きまとうことである。
あの極左の人物がひきい、北朝鮮と関係が深い「市民の党」に関して菅前首相が国会で「連携支援」としか言えない。
そして極めつきは、退陣前日になって「菅首相、朝鮮学校無償化の審査再開を指示」という自らの反省も何も感じないと言う人物が民主党の本質なのであろう。
一見保守派のふりをしながら、日教組をバックとしている左派の輿石を幹事長に据えることからして、野田政権の化けの皮がはがれると言うものである
そして、それは主義も政策も何もないと言うことがいずれ明らかになる前触れなのかも知れない。


室伏広治ハンマー投げ金メダル掲載写真にみる新聞の姿勢

2011-08-30 00:03:28 | 読み解けば‥‥
室伏広治ハンマー投げ金メダル掲載写真にみる新聞の姿勢

2011/08/29の民主党代表選挙では、下馬評で決選投票になって海江田氏はないだろうという話は聞こえてきたが、誰になるのだろうと言うことは予想が付かなかった。前原氏は朝日新聞、テレ朝が前宣伝をして世論調査で前原氏が一番という情勢を作った。しかし、不正献金や朝鮮半島がらみのことばかりが直前でも出て来た。中国が喜ぶ海江田氏でもな!!という誰が代表になっても菅総理と一蓮托生だった人たち。
結果は野田氏だが、財務大臣をやっても経済対策一つ出来なかったのではないかという感じである。
そして、民主党の人たちというのはなぜかみんな朝鮮半島との繋がりのある人達ばかり。
いずれにせよ、民主党と朝鮮半島、北朝鮮などの関係を切らない限り多分別の問題が出で来るのではないかと言うものである。

そして、今日世界陸上で室伏選手がハンマー投げで金メダルを取ったのだが、TBSではその再放送(多分)で室伏選手の日の丸を受け取ったところでCMでカットされた。
(日の丸を背負ったシーンはなし。)
そこでWebサイトを見ると新聞各社が室伏選手の写真を掲載している。
写真は、同じような写真が使われているから共同配信であると思われる。しかし、ここでどんな写真が使われているかを見ると実に面白い。(2011/08/2923:56)

その中で国旗・日の丸がどの様に写っているかである。
産経新聞は7種類使われていて、日の丸を背負った一番良い写真もある。

(産経・日経)

(産経・毎日)
読売新聞は同じような写真。

(読売新聞)
日経新聞は、産経と同じ。

毎日新聞は、産経と同じ写真は極めて小さい。

朝日新聞は、案の定日の丸が見えていない。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2011/08/17 08:00迄
2011/08/11現在アト100台
2011/08/14 29台。夜間だけ安くなる??

2011/08/17(追加)40台 
売り切れ
***************************************
2011/08/30 現在103台
 

ナイトセールに出でいませんが密かに

夜間3,000円引きになっています。





ナナオ58cm(23.0)型カラー液晶モニター FORIS FS2332  32,800円
ナイトセール(8時から翌日8時まで特価3,000円引き)
支払い方法:クレジットカード 代金引換がご利用可能NTT-X
昼間は値引き表示が出ないかも。多分20時以降‥


ソフマップ FORIS FS2332-BK(23型/1920x1080/IPSパネル/D-sub,DVI-D,HDMI)

ナナオ FORIS 23インチ TFTモニタ 1920x1080 DVI-D24Pin D-Sub15Pin HDMI ブラック FS2332-BK


58cm(23.0)型カラー液晶モニターFlexScan EV2334W-TBK  27709円


マスコミの情報操作を見破る眼力が命を守る

2011-08-24 23:11:49 | 読み解けば‥‥
マスコミの情報操作を見破る眼力が命を守る

1999年の映画にマトリックスというのがあった。コンピューターの作り出した「MATRIX」という仮想現実。この仮想現実に気づき始めたトーマス・アンダーソンことネオは、コンピューターからの暗殺者エージェントに追われ始める。
このマトリックスという映画は当時、かなり精神的にショックを受けた映画の一つであった。
しかし、現実としてこのマトリックスの様な世界が日本に蔓延しているのではないかという不気味な沈黙が覆っている。
それは、マスコミ、TV、放送局を中心とした情報操作であり知りたいことを国民に教えず、直ぐそこまで来た危機を忘れさせて、韓流ドラマやK-POPに現(うつつ)を抜かせる。その韓流ドラマの時代劇たるや、「こうあって欲しい歴史観」の時代劇で圧政であった李朝を美化する。鉄を曲げる技術がなく車輪が作れなかった、染料が無く布地を染めることが出来なかった李朝には、荷車はなく着るものは全て無地・白だった。
当然、宮廷料理の資料など残されているわけではなく、全てこうあって欲しい史観の産物。
これほど素晴らしかった李朝を日本は滅ぼしたと、韓流ドラマ時代劇は暗に批判している。

日本のマスコミは、麻生元総理の時はホテルのバーで飲んでいると批判したが、菅総理の毎日のような豪遊は一切報道もされないし、批判もされない。
それどころか、北朝鮮との係わり合いの深い「市民の党」への2億円ほどの献金に関しては、産経新聞と読売新聞しか取り上げない。
国会で散々質問され政治献金の目的を聴かれても、しどろもどろで「連携、支援」としか言えない菅総理。この問題に関して朝日新聞や毎日新聞では何事もなかったように、脱原発のことばかり。
これほど大きなことであるのに、週刊誌も何も取り上げない。取り上げているのは同じく脱原発と放射能汚染のことばかり。
関東のTVでは、テレビタックルで問題にされているものの、NHKのニュースからワイドショーまで一切無視している。

要するに、日本のマスコミ世界で国民を教えようとするのは脱原発と放射能汚染、風評被害だけ。
今の民主党政権というのが、北朝鮮と密接な関係を持っている現実。そしてその謀略組織から国会議員に秘書が派遣された。
民主党の宮崎岳志衆院議員(群馬一区)によると、公設第1秘書の採用は宮崎氏が初当選した平成21年の衆院選後、選挙協力にあたった市民の党側から要請があった。『今後も選挙で応援したい。こちらの推薦する人を公設秘書として雇ってほしい』と提案があり、酒井代表から直接紹介を受けたという。(産経新聞)」

いずれにせよこのことは、新聞で報道されたがほとんど報道されない妙なことがある。
それは、8月21日に行われたフジテレビの偏向報道に対するデモである。
主催者では、4,000人と控えめに発表していたが現実には、2梯団あって全体で10,000人を超えたと言う。


この報道は、外国メディアでは伝えたが、日本の新聞では、知る限りスポーツ報知の小さな記事のみ。
このフジテレビの偏向報道に対する不満というのは、韓流ドラマの垂れ流しや版権を持ったK-POPをテレビメディアで宣伝して稼ぐと言うだけではない。
例のなでしこジャパンでは、日本の国旗が出る表彰式を放映しなかったり、国旗を持ったウイニングランも当然放映せず、日本の国歌「君が代」も途中でカットというあからさまなことをする。時として、日韓ではなく韓日と表現するそうだから「病膏肓に入る」くちてある。
要するに、この様な偏向報道によって日本の誇りというものを毀損してはばからない。
そしてフジの「お台場合衆国」というのはひじょうに妙な言い回しである。
今は、「お台場合衆国2011~ぼくらがNIPPON応援団!~」ということだから、これは余計に違和感がある。
合衆国というのは米国にしかなく、限られた地方分権を持つ人工国である。
こういう観点から見てもフジテレビというのは、日本を解体を意味しているのかと思えてしまう。

今は、民主党代表選挙の候補者の話で持ちきりなのだが、NHKでは、何と「脱原発」はどの候補が強く押しているか‥という観点で述べていた。
戦後GHQ下の日本でどういう風に経済を立て直そうとしたのかは「傾斜生産方式」である。それは鉄鋼と石炭の増産であって、当然産業のコメである電力を得るためであった。そういう観点から見れば、NHKの脱原発というのは日本経済を破壊する様な総理を選びたいという日本の破壊を意図しているしか思えない。
日本国民の受信料という税金の様なものを貰っているNHKが脱原発、日本崩壊をうったえるのなら、NHK自体をなくしてしまった方が早い。
一方、民放は前原前外務大臣の露出度が極めて大きい。
端的に言えば、左翼的メディアにとっては前原前外務大臣が都合がよいと言うことだろう。
2011/08/24の文化放送の朝の番組では、やはり前原前外務大臣を押していたようだ。
そして、その後押しが京セラ(名誉会長)の稲森氏と言うから何やら思惑が見え見えである。
前原前外務大臣と言うのは、竹島に対して「不法占拠」と言えなかったくらい、ベタベタの韓国寄り。それどころか織物会社の関係から北朝鮮ともかなり密接な関係があると言われている。
又一方、創価学会との繋がりもあるという妙な人物なのである。
そしてその後ろ盾が、韓国と同じように密接な関係を持つという京セラの稲森氏。

韓国、北朝鮮がらみとなればフジテレビやTBSの様な韓国とズブズブの関係のマスコミにとってはかなり都合の良いと言う事になる。


下のYouTube画像の字幕は適当です。事実をパロディ化したものです。

韓流ブームの洗脳工作に乗るサントリーの東海表示

2011-08-19 15:42:44 | 読み解けば‥‥
韓流ブームの洗脳工作に乗るサントリーの東海表示

日本に対する韓流ブームというのが韓国政府の政策として作られたものであるというのは、既に明らかになっている。
そして、その韓流ブームは「国から放送免許を受けたテレビ局が、フジや子会社のコンテンツを宣伝するため、公共の電波を利用しているようにも見える。(j-cast NEWS深水黎一郎)」とテレビ局の「偏向放送」を批判している。
その韓国の国策によって日本国民の民意を動かそうというのは、ベトナム戦争の当時の北ベトナムの宣伝工作とその根本というモノはよく似ている。この宣伝工作によって、米国の民意が反戦と北ベトナム有利に動き、北ベトナム軍が壊滅する寸前で米国が南ベトナムを放棄して北ベトナム軍による南ベトナム侵攻が終わる。
その後示された真実は、戦っているはずのベトコン(ベトナム民族解放戦線)という南ベトナムのゲリラ組織などは存在しなかったことであった。
このように、韓流ブーム、K-POPというのは日本民族に対する洗脳工作である。単におばさん達が韓流スターにうつつを抜かすも、2,000円の日当報酬で集められたギャルによる韓流スターの空港での大騒ぎはどういうことでもない。
問題はこういう韓流スターやK-POPと言う韓流ブームを通して、韓国の主張を日本国民の中に「どうでも良い」という感覚を醸出させることである。

サントリーが韓国焼酎『鏡月グリーン』ページで東海(日本海)と表記しネット上で物議

その一端の効果というのがもう出始めている。
それは既に明らかになって、日本を代表する大企業の一つが日本海を東海と表記して大騒ぎになっていることである。
「『鏡月グリーン』の『ネーミングのひみつ』の説明文で「『鏡月』というその名前は韓国/東海(日本海)に隣接した湖『鏡浦湖』(キョンポホ)のほとりにある古い楼閣「鏡浦台」(キョンポデ)で、恋人と酒を酌み交わしながら、そこから見える5つの月を愛でた詩に由来しています」と記載していた。」(nifty NEWS)
http://www.suntory.co.jp/sho-chu/kyougetsu/naming.htmlhttp://photos.yahoo.co.jp/ph/ermndfs/vwp
(動画編)
http://www.suntory.co.jp/sho-chu/kyougetsu/tvcm.html
そのWebページは、抗議が殺到して9時以降に削除されて現在では見られない。
サントリーでは
「創業以来、お客様満足を第一に対話を重ね、ご意見やご要望を企業活動に反映しています。」と書かれているのだが、この日本海問題に関しては何も書かれていない。

こういう事一つ取っても、今後は「竹島など韓国にくれてやっても良い」とか、「歴史問題」、「外国人参政権」、「人権擁護法」など韓国の言いなりなる世論を作り出す洗脳工作の一環が見て取れるのである。

マスコミ。テレビ局が作る韓流ブームというのは、こういう日本人洗脳工作を含んでいるのである。
そして、韓国人サッカー選手が日本人を「猿」という人種差別的な嘲笑をして、後で東洋人と誤魔化したことがあった。(なぜ解き コリア 産経新聞)
しかし、韓国人が日本人をサルと嘲笑していると言う事実は動かすことは出来ない。

追記

サントリーもこんな風に逃げ切る---という--どうも解せない態度の悪さである。

次期民主党代表にも竹島「不法占拠」というストレステストを

2011-08-18 23:17:38 | 読み解けば‥‥
次期民主党代表にも竹島「不法占拠」というストレステストを

菅総理がいつ辞めるのかと言う期日も分からぬうちに、民主党では代表選挙に向けて出馬を予定している議員が出はじめている。
その中には、竹島を不法占拠しているという政府見解の「不法占拠」を不法占拠と言えない民主党議員もいるからこれは問題である。
なぜなら、そういう議員というのは外国を擁護して日本の国の立場を主張出来ない人物。
別の言い方をすれば国民の代表として国家を背負う立場と、個人の意見を区別出来ないという政治家としてはダメ人間である。
その昔の話で、ある外交官が国の立場で「苦情」を言わなければならなくなったときがあったという。相手はかなり親しい関係の人物で言いずらかったらしいが相手はこう言ったという。
「あなたの言うことは国家の立場であるから、言わなければならないことは分かっている。」
個人の私情心情と政治家としての国家の立場とは全く区別するべきと言うのが、諸外国の常識である。
こんなことを言うより、諸外国では領土を不法占拠されていて、それを不法占拠と言えなかったり、法務大臣として死刑執行に署名出来なかったりするのは政治家になる以前の問題である。
しかし、そういう日本の立場も主張出来ない反日的な人物が政治家になったというのは、マスコミの怠慢にもあるのか又はマスコミは同類なのかと言うところである。
なぜなら、民主党政権になってここ2年くらいの間、竹島問題のみならず北方領土問題もないがしろにしてきた民主党政権。この所行をみれば、選挙前というのは自民党政権とあまり変わらないという、正にマスコミが作ってきた虚像を国民は見せられてきたと言うことである。
ところが新聞やテレビを見ている限りにおいて、この民主党政権の不手際というのがさっぱり見えてこない。
まして、前原、岡田、江田氏などが「不法占拠」と国会質問で言えなかったことなど一切報道されていない。
それどころか未だに韓流ブームを支えているのが新聞、マスコミなのである。
フジテレビ系である産経新聞でも全く無批判で韓流を押し広めている記者もいて、「『納得できない』ファン4時間待ちぼうけ…韓流グループ、F.CUZ、入国審査長引きイベント延期」
これは、「従来から観光ビザで入国して、興行ビザを取得していなかった」という日本の入管を甘く見ての事務所の考え違いに起因するもので「入国書類に不備はなく、なぜ足止めとなったかわからない」と言うのも嘘だと言う事が分かる。

鬱陵島 レポート こんなところだった

2011-08-10 12:56:52 | 読み解けば‥‥
韓国 鬱陵島は今現在日本人は入れないところになっているという。
その鬱陵島に8月の始めに行ってヒデオを撮ってきたと言うのがYouTubeに載っていた。
それにしても韓国は、北朝鮮でもないのに自由に行き来が出来ないと言うのも変な国である。

そして、フジテレビ、電通が勧める「韓流ドラマ」「K-POP」と言うのが、実は日本の世論対策であると言うのがこの映像を見るとよく分かってしまうものである。






質問なるほドリ:鬱陵島ってどんなところ?=回答・西脇真一(2011/08/13)

こんな記事があり、
ただ、韓国側から竹島に入るのは『韓国の管轄権を認めることになる』として、日本外務省は国民に自粛を求めており、鬱陵島までの予定でした。一躍注目を浴びた鬱陵島ですが、本来は人情豊かなのんびりとした島なんですよ。」
こんなガス抜き記事があるだが、映像をみれば嘘であることは明白。
だいたい、軍事基地である竹島に韓国の一般市民がは入れるワケもなく、当然日本人も入れるない。
映像を見れば分かるように、観光船が周りを回ってと言う程度であることが分かる。

米沢富美子元日本物理学会会長の共産主義・真実の姿とは

2011-08-06 08:41:50 | 読み解けば‥‥
米沢富美子元日本物理学会会長の共産主義・真実の姿とは

米沢富美子・慶応大学名誉教授(理論物理学者)が日本化学会の、「巻頭言」に「ダウンサイズのすすめ」を寄稿して、「脱原発」をうったえている。
どうも変だなと思っていたら、米沢先生は共産主義者のシンパだと教えてくれる人がいて「米沢富美子 赤旗」で検索したらゾロゾロという感じであった。
その昔は、こんなに簡単にその素性や言動を調べることは出来なかったのだが今や1分とかからない。
しかも「しんぶん赤旗」創刊78周年各界からの激励メッセージ(2006年2月)
に「女性のためにがんばって」「物理学者 米沢富美子さん」


そこに書かれているのは以下のような文章
今とても心配しているのは、戦前の危なかったころの状況に戻りつつある動きです。これに抗して、憲法を守る筋の通った主張をしていってほしいと期待しています。ほかの新聞は、あからさまに書けることは少ないと思います。「赤旗」でないとできないことなので、ぜひ、がんばってほしいですね。
 憲法は、大切なことをいろいろうたっています。戦争はしないと定めた九条は、なにより平和な世の中の基本です。私の父親は、鉄砲など持ったことのない人なのに、赤紙で召集され戦死しました。この無念が私の原点にありますので、平和への思いは強いのです。
 24条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)を変えようとする動きも気掛かりです。せっかく戦後うち立てられてきた女性の権利が、侵害されてはならないと思います。
 男女平等の問題では、いまだに腹立たしいことがたくさんあります。科学者全体に占める女性の比率は、OECD(経済協力開発機構)30カ国中、日本は最下位です。日本は遅れていることを念頭において、若い女性たちのためにも、がんばってほしいと思います

戦争はしないと定めた九条は、なにより平和な世の中の基本です。」とはこの人も「9条の会」なのかも知れない。

高名な物理学者でも社会性という部分では全く子ども並みというのは、面白いものでIQ175でも囲碁将棋の世界と同じ原理すら分からない。
即ち、戦いという勝負は「弱いところ」を突くのであって、強いところは避けるという常識である。
そう言う理論と言うより軍事の常識であるならば、沖縄は米軍基地があるから極めて安全というわけである。それと同じように無防備というのは「弱いところ」であるから極めて危険というものである。
そして「平和への思いは強いのです。」と言いながら「奴隷の平和」しか望まないというのはどう言う事だろうか。

いずれにせよ「脱原発」と言う人たちがそろいも揃って「9条の会」などの筋金入りの左翼というもの面白いところである。
「7月末には吉永小百合さんが、広島市で開かれた日本母親大会で『地震の多い日本では原子力発電所をなくしてほしい』と話し、大きな話題となった。」J-cast NEWS
という吉永小百合氏も「映画人9条の会」という左翼団体の一員であることは以前のエントリーで述べている。
ここでこの米沢富美子先生は、東日本大震災以降何と言っているのか

「しんぶん赤旗」にはこんな風に載っている
価値観の転換こそ使命 米沢富美子(慶応大学名誉教授)2011/06/07
内容は「ここにある」この内容たるや「ダウンサイズのすすめ」とほとんど同じ内容。
しかも科学者とも思えない、かなりアバウトな内容。
理論物理学者というのは、「社会的には非常識」というのが常識になっていると言う話もある。それが真実ならこの米沢先生も当てはまる。

先日の文化放送では、「脱原発」には右派の人達もいると極左の人たちが散々喧伝していた。しかし、出で来るのは「9条の会」など、今では極左という反日日本人ばかり。
その上米沢富美子先生というのは、「しんぶん赤旗」のコラムニストという共産党シンパか共産党員。
それにしても、(社)日本化学会ともあろうものが、完全に左翼思想を持っている反日日本人に(社)日本化学会の顔とも言える「巻頭言」を書かせるとは‥‥
(社)日本化学会も地に落ちたものである。

補  足

(社)日本化学会と機関誌「化学と工業」に関して過去のエントリーを調べてみたら余り芳しいことも出て来なかった。
それどころか、2006年2月に、米沢先生は女性科学者について触れている。
多分、「頑張って欲しい」と思っていたと予測する事柄が実は書かれていた。

それは、こんな見出しだったのである。
「早大松本教授のIUPAC副会長辞任と本会の対応について」
日本化学会誌「化学と工業」Vol59.8August2006の「お知らせ」に掲載されている。

6月28日に日本学術会議を通じて、国際純正・応用化学連合(IUPAC)副会長辞任。

(全文は、平成18年6月29日、社団法人 日本化学会 会長 藤嶋昭の名前で今も掲示されている。)

女性として初めてのIUPAC会長に就任する予定であったというから結構大事件。
尚、IUPACは、世界66か国が加盟する化学の世界組織であり、この分野では「国連」に相当する。
松本教授は研究費流用事件から、論文捏造まで発展していろいろと疑惑がもたれる人物という。


この米沢富美子先生というのは、どう考えても先が見えていない。
多分女性科学者として期待して「がんばって欲しい」と期待してエールを送っていたと思われる、女性科学者のIUPAC副会長がその年の6月に辞任。
この件は知らなかったのかも知れないが、少なくとも科学者というのは「予見」というものが必要である。その「予見」があってその「予見」を実現するのが科学者の役目と言うべきだろう。

その当てにならない予見というものは、実は全て通じるもので、知らなかった、分からなかったと言うのなら大科学者とは言えない。
米沢富美子先生の素性が本当に分かってしまったというのは面白いものである。

高名な理論物理学者でも原発不要で充分賄えるという暴論

2011-08-03 22:41:14 | 読み解けば‥‥
高名な理論物理学者でも原発不要で充分賄えるという暴論

日本化学会という日本で一番大きな学会がある。この日本化学会には例のノーベル賞をもらった大学者などが在籍するのは言うまでもないことである。しかも、入会するにはそれなりの専門職かその推薦がないと入会出来ないと言うものである。
その機関誌というのが「化学と工業」という専門雑誌で、100ページにも満たない薄い本が定価2,000円の値を付けている。

                          クリックで全文
この8月号は写真の通りだが、「巻頭言」に「ダウンサイズのすすめ・A Proposal for downsizing」という記事がある。(PDF全文)
この文章はネットでは、化学会会員でないとpdfでも閲覧出来ない時あるが本そのものは誰でも見られるというものである。
この「巻頭言」というは英訳版もあって、日本化学会の重鎮が随筆の様な話を書く。
だから7月号では=「有機合成化学」と「シーラカンス」をつなぐものは?=と題して東京工業大学の岡田典弘教授が書いている。
さて、この8月号は米沢富美子・慶応大学名誉教授(理論物理学者・元日本物理学会会長)が書いているたわいもない自宅のリフォーム工事に関してである。そのリフォームで不必要なものを発見したと言う話なのだが、それがなぜか福島原発事故に繋がる。
挙げ句の果てが
原発停止による電力不足で日本の経済活動が低下すると主張する向きもあるが、国内の原発54基を全部停止しても、必要最小限の電力供給は可能だ。節電、省エネ機器、自然エネルギー発電などで、十分まかなえる。」と書く。
その根拠は何なのかと言えば
生き方の変革を迫られている」であり、
原発の真実を伝えること」であり、
省エネ機器や安全な発電法の開発によって、例えば10年後を目標に原発不依存の仕組みを作り上げること
と言うのだそうな。
この意見はどこかで聞いたことがあるなと思ったら、何と2011年8月3日の毎日新聞の社説「社説:再生可能エネルギー 原発代替は十分可能だ」と全く同じ主旨だった。
そして、この米沢先生は、早い話毎日新聞の編集委員氏がいう「江戸時代に戻ったとしても」の議論と同じように、経済大国を止めスローライフで暮らそうと言う議論である。

確かに、既に高額な年金生活者である米沢先生や高額所得の論説委員氏は多額の蓄えがあるからそれで良いだろう。しかし、一般庶民はそれでは明日の生活にも困る。
働いてる企業が海外に出たら、翌日から失業して新しい働き口もない。それどころか若い人たちは希望をなくして日本を捨てるかも知れない。
結果は、日本は日本でなくなる。

そして考えることは福島第一原発事故を津波で起こしたが、同じ地震と津波に遭った第二原発や女川原発は事故を起こすどころか再起動も可能だと言うことである。
例えば、クルマは事故を起こすから危険だから禁止せよという議論は原発についても言える。それをどの様に制御してより安全なものに作り替えて行くのかと言うのが科学者の本分だろう。
小学校5年生のとき知能テストでIQ175を自慢している話がWikipediaにはでて来る。
73歳の老人にはもう日本の産業も経済的な繁栄も興味はないだろう。
しかし、日本が沈没しては困るというのが我々庶民である。
そして、頭がよい人間が決して社会的に有益かどうかというのは、ルーピー鳩山、人間以下菅、その他‥‥だけでなくここでも示されたと言うことである。