"四季折々 この一枚″

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初秋の「摩耶山」ハイキング紀行(1)

2015年10月19日 14時27分49秒 | 画像

10月に入って、意外に寒い日が多く、「今年の冬は大変か」、とおもっていたら、
中ごろから暖かくなり、ここ、二~三日、日中は暑いほどの天気です。

18日の日曜日、朝から、天気が良いので、十数年ぶり、
いや、二十数ブリでしょうか、神戸の摩耶山に出かけました。

JR灘駅の真北、住宅地が摩耶山の裾にかかろうかと言うあたりに
「摩耶ケーブル駅」がありました。

桜の木に囲まれた駅は風情があります。

親子連れや祖父、祖母に付き添われたこどもたちの楽しげな声が駅舎に響いていました。

ケーブルカーは1時間に3本、20分置きに発車していました。

終点のロープウエイの乗り場、「虹の駅」にハイカーたちを運びます。

運賃は、ケーブルとロープウエイ合わせて、往復で、大人一人、1540円です。

摩耶山にケーブルカーが開業したのは、1925年(大正14年)です。

それから、戦争や、阪神大震災など幾多の変遷を経て、現在は、ケーブルカーの「虹の駅」から
ロープウエイに乗り換えて、摩耶山上の「星の駅」に至ります。

山と海に挟まれた神戸の街は東西に長く、坂の多い街です。

昔から、東の六甲、摩耶山、西の高取山(たかとりさん)は、
市民のハイキングコースとして、よく知られていました。

私も子どものころに何度か登った記憶はありますが、こうしてケーブルカーと
ロープウエイを利用して登るのは久しぶりのことです。

ケーブルカーに乗っている時間は約5分。

乗換駅、「虹の駅」に到着です。

時間は、ちょうど、お昼ごろ。

虹の駅は、標高451m。東京スカイツリーの上段展望台と同じ高さだそうです。

この日はあまりにも天気がよすぎて、神戸港は霞んで、
はっきりと見えませんでした。

                                                (つづく)