師走にはいって、「喪中はがき」が増えてきました。
最近は、親戚や友人、知人の年輩の方から、私の知らない親族の死亡を知らせる
「喪中はがき」が届きます。
初めて聞く人の逝去を知らされても、もらった方としてはいささか、対応に迷ってしまいます。
出される方は、たぶん、年賀状を出す関係もあって、名簿を見ながら印刷されているのかと、
おもいますが。
きのう届いた喪中はがきに、定年退職後、スポーツセンター知り合って、友人に
なった人の奥さんから、「主人が二月に亡くなった」との「喪中はがき」がありました。
ご無沙汰をしていたのでビックリして、きょう、ご自宅に電話を入れました。
電話口に出られた奥さんは、「間質性肺炎で一月に入院し、二月に病院で亡くなりました」
と話されていました。
三日ほど前までは、元気にスポーツセンターに行っていたそうで、本人は、動きすぎると
「少し息苦しい」、と言っていたそうです。
私より若く、「心臓に多少、欠陥があるとは言っていましたが、元気そうな人で、
毎年のように、奥さんと海外旅行や山に出かけ、年賀状に、その写真を焼いて
送ってくれていました。
78歳だったそうです。
私は、スポーツセンターをやめて5年ほどになりますが、彼は熱心に続けていたのです。
もっと、親しく付き合っておけばよかったのに---。と悔やんでいます。
年賀状から、もう、彼の足跡を知ることはできません。ご冥福を祈るばかりです。合掌