新潟市に内野と呼ばれる地区があり、そこの地酒が『鶴の友』。米どころ新潟にはたくさんの地酒があります。一方、北海道はと言えば、なんと言っても『千歳鶴』でしょうか。「すすきの」には、千歳鶴を醸造している日本清酒直営の居酒屋もあります。以前、地球環境科学研究院の森川先生に連れて行っていただいたことがあります。日本酒ファンの先生から、醸造の蘊蓄をお聞かせいただき、とても参考となりました。
こうした地酒を卒業生の皆さんと酌み交わすのも、私にとっては大きな楽しみの一つです。
さて、この春に関西地方に就職した卒業生(Tさん)から、研究室の院生あてにお菓子が届けられました。添付されていた封書から、直筆のお手紙を拝見すると、Tさんの人柄が滲み出てきます。ああ、Tさんにまた会いたいですね。ぜひ札幌にいらして、『千歳鶴』を飲みませんか? そうそう、今度新潟へ帰省した折には、『鶴の友』も買ってきますから。
『千歳鶴』と『鶴の友』に思いを馳せながら、長く長く、人に愛される友でありたいですね。