雪の中で繰り広げられる自然現象や生き物の生活はわかっていないことばかり。
10月26日(金) 10:00から16:00まで、低温科学研究所 新棟3階交流ラウンジにて、研究集会『雪氷の生態学(2)-融雪期の水環境とアカユキの一種、アカシボの発生要因』が開催されました(低温研共同利用研究事業)。
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内容は、下記の通り。
1. 集会にあたって 福原晴夫(新潟大)
2. 融雪とゆきみち 兒玉 裕二 (北海道大)
3. スバールバル諸島アウストフォンナ氷帽表面積雪における季節融解による無機溶存イオン成分の流出 飯塚芳徳 (北海道大)
4. 尾瀬ヶ原におけるアカシボ発生の概要 福原晴夫 (新潟大)
5. 尾瀬沼におけるアカシボ発生の概要 野原精一 (国立環境研究所)
6. アカシボの化学的特徴 落合正宏(徳島文理大)
7. 彩雪(アカシボ)にかかわる藻類Hemitoma 山本鎔子
8. アカシボの微生物生態学 小島久弥(北海道大)
10. 南極赤雪現象の微生物生態学 藤井正典(北海道大)
12.トピック1:アカシボ中のヒメミミズ科貧毛類について 鳥居高明(いであ株式会社)
13.トピック2:弘前トンボ池での雪中動物の季節変化 大高明史(弘前大)
14. 総合討論
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シュフ度の高いEさんの熱弁の様子。
思わず、カチオンが優先的に流れ出しました。
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山本先生(前明治大教授)の若者へのエンカレッジ、しかと受け止めましたよ!
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。