午後のひととき、紅茶を入れる。じっくり物事を考えたい時は、アッサム系のストレートティーが良い。
あれやこれやと考え、紅茶を口に含む。そして、再び、あれやこれやと。
いつしか、紅茶が冷えきて、白濁する。これを「クリームダウン」と言うのだそうです。紅茶の温度が低下したとき、カフェインとタンニンが結合して結晶化し、白濁するのだそうです(本当か否かはわかりませんが)。
先日の昼下がり、紅茶のタンニンが析出し始めた頃、研究室にN君がT君とともに登場。T君もN君も、前任校で担任をした学生。
前任校では、学科の学部生のクラス担任制度をとっている。ひとクラス35名くらい。担任は、履修ガイダンスや最初の生物学基礎実習を担当する。また、一人一人面談。いわば、よろず相談係と言った役目。彼らが、卒業研究で研究室に配属されるまで、担任の役目が続く。
そう言うわけで、タンニンとクラス生とは結構密なコミュケーションが成立する。そのため、私としては、彼らの卒業後の生き様がとても気になります。
N君は、京都大学の理学研究科で魚の生態研究を行っているとのこと。今回来札したのも、学会参加のため。ご活躍の様子で、何よりです。我が身のように嬉しく思います。
T君も北の地で達者で研究に邁進されている様子。素晴らしい。
今回は、時間がなくて懇親会を開催できませんでしたが、今度いらした時は、是非ともどこかでチンデンしながら、お食事を一緒にいたしましょう。
遠いところ足を運んでくださったN君、ありがとう。