同志社大学体育会自転車競技部 日々の記録

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インカレ レースレポート(清水)

2010-09-01 19:04:04 | 試合レポート
8月27日(金) チームパーシュート予選。

自身の目標は23秒台に入れないこと、最後まで生き残ること、2つの目標達成にこだわりすぎないこと、の3つ。

とにかく緊張しすぎないことを第一に考えて準備。5月の西日本学生では、こいつにやられている。音楽を聴く(今回はAKBだった)、他の種目を観る、等々で緊張しないようにした。

朝の指定練習中に雨&落車があり、先頭交代が不安になるが、時間が近づくにつれて晴れてくる。アップは汗をかいて身体をあたためる+数回もがく程度にしておいた。
機材は黒ギブリ+黒シャマル、51-15の組み合わせ。結果的には大正解だった。

発送直前に落車があり、バンク補修の必要が出たため、一度発送態勢から離れる。この間、ブルーバンドを回っていたが、バンク外からの応援の声で緊張をほぐすことができたと思う。今思うと、やっぱり緊張していたのだろう。

スタンディング~ペースに入るまではアラシを信じるしかないので、信じて着いて行く。ペースがどこで上がるかも合宿で承知。うまくサドルに座り、DHを握ることができた。

あとは全力で走っていく。島根と違い、直線が短いので、感覚的に楽。それからギブリのおかげもあり、進む。
途中から前の熊坂さんがしんどそう。タイムを聴くと、やはり落ちていた。ここも事前の打ち合わせ通りに最初の直線終わりと、コーナー出口で踏んで、ペースを上げた。

ただ、外から見ると、苦しそうに見えたらしく、回りはハラハラしていたそう。感覚的にはきつさを感じていなかった。先頭交代で3番手並走につけてしまったので、余計にそう見えたのだろう。

最終バックでの捲りに出るタイミングが遅く感じたが、下手に出ると危ないので、前が出るのを待ってから追い込んでゴール。ゴール後一気にバンクに駆け上がったが、危うくフェンスに突っ込むところだった。

課題としては
①先頭交代をうまく狙って入ること。3番手外並走は脚を使ってしまう。
②走行位置。先頭交代で上に跳ね上がるのもあるが、どこを走るか知っていれば、無駄な動きをしなくて済む。実際、前の動きに併せて、カステラを2個くらい連続で踏んだ。


29日(日) ロードレース

目標は完走すること。チームメイトの走れる人間のアシスト。
準備は、ホイールはいつものデュラエース(12-25)、ボトルは水とポカリ:水=1:1の2本。

事前の試走で難解なコースであることは分かっていた。とにかく中切れが連続するだろうと踏んで、巻き込まれないように注意し、スタート。
スタート位置が何回も直され、結局ほぼ最後尾からのスタートに。号砲後10秒で落車発生。うまくかわし、手薄な右側から一気に先頭付近へ。なんとか位置をキープしつつ、一つ目の登りで、正式スタート。意外とついていける。頂上付近では先頭にいた。

2つ目の下り終わりまでは、悪くない位置に居たが、登りでペースを一気に上げられ、ふるい落とされる。そこからは早稲田、東大、順天?、北陸、明治学院らの選手とローテーション。割と脚と考えがそろっていたので、登りも特別ペースが上がることなく1周半使って集団復帰。
千切れかけた時は、サポートしてくれているみんなの顔を思い浮かべて、なんとか食らいついた。

メイン集団に戻ると、既にアタックが決まっており、分単位の差。集団内にチームメイトは森井さんしかいない。ボトルを渡し、ペースがマッタリなので、前方に連れていく。

その後、2つ目の登りで再び遅れるが、登り直後に落車があり、集団がストップ。運よく再び復帰できた。その後、再び森井さんを集団先頭まで連れて行き、丁度かかった逃げに飛び乗っていったので、後ろで集団を抑える(結果的に直ぐ吸収された)。

1つ目の登りで遅れてしまい、完全に1人旅。逃げ~メインの時間差が大きかったため、メインから離れた時点で下ろされた。


課題は
①絶対的なヒルクライム能力。これは数をこなすなり、高い心拍を維持する練習をするなりしなけらばならない。反対に平地や下りは集団内で楽ができた。
②補給。初めて大きな集団で補給地点を通過したが、カオス。特に大きな大学に自分も地上スタッフも呑まれてしまって、補給に失敗していた。開始前の周回で場所の確認をしておく、保険として何かしらポケットに仕込んでおくべきだった。


とりあえず一つ目のステップである、チームパーシュートでの入賞を果たすことができました。トラックは来年は、あの年限りだったと言われないように、入賞常連校として認知されるようにならなければなりませんし、ロードもまずは完走者を出さなければなりません。
自分も含めチームのみんなは、ボロボロになりながらもギリギリ完走できた人たちの姿を見て自分たちが来年は、あのようになるという目標を持って練習しなければいけない、と強く思いました。


チームパーシュートでも、ロードレースでも沿道からの「同志社がんばれ!」の声援はよく聞こえました。
たくさんの応援ありがとうございました。