同志社大学体育会自転車競技部 日々の記録

同志社大学体育会自転車競技部
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行田ラウンド レースレポート

2013-11-25 19:03:08 | 試合レポート
2013年11月17日(日)
全日本学生RCS第9戦・浮城の町行田クリテリウムラウンド

~前日から現地入りをしていたため6:30に余裕をもって会場に到着。選手は到着後すぐに着替えなど、準備を済ませた。試走時間には前日にコースを走っていたので当日の雰囲気をつかむ、レースの展開を考えながら走っていた。出場した3名は軽くコースを周回し、後はスタートまでローラーをする等スタートに向けて準備をしていた。~

【クラス3-A】
出場選手:川元優佑(商1)
出場者数:41名
出走時間:10時35分
競技距離:2㎞×8周(16㎞)

結果:1位
タイム:0:24:17
平均時速:39.53

序盤~中盤:スタートは集団の先頭から出走。先頭集団の中ほどで走行。序盤は比較的余裕をもって走行していました。途中、2,3回ほど逃げようとした他大学の選手がいましたがすぐに追いつかれて集団に吸収されました。中盤になると先頭と第2集団に分かれていったが、川元は先頭から10人以内にはいました。川元は終盤のゴールスプリントに備えてその中で力を温存していました。

終盤:残り周回が少なくなっていくにつれ徐々にペースが上がっていき、先頭集団から落ちていく選手が多くなり、最終的にはラストの80mほどの直線では川元を含め四人しか残っていなかった。ラストスプリントでは川元は4番目からスタートし、3人の選手を抜き1位でゴールした。

【クラス3-B】
出場選手:小林洸介(政策2)
出場者数:41名
出走時間:11時10分
競技距離:2㎞×8周(16㎞)

結果:5位

序盤~中盤:スタートは集団の先頭真ん中から出走。クラス3-Bもレース展開はクラス3-Aと似ていてで小林は序盤から中盤は先頭集団の中ほどを走り、無駄な力を使わずに、終盤にかけて力を残していました。ただクラス3-Aのように集団が分かれるというより集団が縦に伸びていくような形になっていきました。4週目の途中で2,3人が集団から飛び出し逃げていきましたが、終盤に差し掛かるころには吸収されていました。

終盤:終盤になってくると長く伸びていた集団も短くなっていき、先頭集団と第2集団に分かれていくも、小林は先頭集団に残りラストスプリントに備えていました。しかし、最終コーナーで早稲田の選手の落車に引掛かってしまい、スプリントを十全にすることができず、残念ながら結果は5位に終わってしまいました。

【女子】
出場選手:木村友香(文1)
出場者数:4名
出走時間:12時10分
競技距離:2㎞×8周(16㎞)

結果:DNF

レース展開:1週目は最後尾ながらも集団について帰ってくることができましたが、2週目の中ごろから徐々にほかの三名から離されていきました。3週目に入るころには先頭は早稲田の合田さんと駒澤の樫木さんの二人になっており、遅れて早稲田の中嶋さん、さらに遅れて木村という形になっていました。残念ながら木村はその後DNFとなってしまいました。試合は先頭は早稲田の合田さんと駒澤の樫木さんがそのまま二人で走っていき、最後は早稲田の合田さんが1位でゴール。次いで駒澤の樫木さん、その後遅れて中嶋さんがゴールしました。

■遠征の感想
積み込みの段階でスプロケがついていないこと等に気が付けて現地では問題なく選手が走ることができたのはよかった。しかし、気が付いたのは積み込みの時点だったので倉庫から降ろしてくる際には確認をするべきだと思い、気が付くのが遅いと感じた。次から準備の段階で不備がないか注意、確認して積み込みや試合に臨んでほしい。
レースについては川元が1位でC2に昇格することができたので次からのレースも期待したいと感じた。
小林については指示されていた走りをきちんとしていただけに昇格ができなかったのは残念に思いました。早く昇格してほしいと思います。
木村についてはまだまだ始めたばかりなので、他大学の選手たちとの実力差があることに腐ることなく頑張っていってほしい。
次の試合も万全の体制で試合に臨みましょう。

2回生マネージャー 奥薗遼

同志社大学体育会自転車競技部ホームページ
http://dcrt.yamanoha.com/


生口島ラウンド レースレポート

2013-11-11 18:03:25 | 試合レポート
2013年11月2日(土)~3日(日)
全日本RCS第8戦 しまなみ海道瀬戸内 生口島ラウンド

▼第1日クリテリウム
天候 平均16℃ 晴れ

【クラス3】
出場選手:小林洸介(政策2)、川元優佑(商1)、藤崎謙(理工1)
出場者数:42名
出走時間:12時30分
競技距離:28km(1.4km×20周)
コース紹介:http://www.tour-de-ikuchijima.com/course/

結果(16位中)
7位 川元 6ポイント
8位 藤崎謙 3ポイント
11位 小林洸介 0ポイント

~1日目は渋滞により、予定よりは遅れたもののクラス3の出走2時間前には会場に到着。選手は到着後すぐに着替えなど、準備を済ませた。試走時間まではローラーでじっくりアップ。クラス3に出走する3名は出走ギリギリまでコースを走り、エリートクラスに出走する大菅はゆっくり準備を進め、レースに備えた。~

レース展開
序盤:序盤から先頭付近で走る藤崎に対し、小林と川元は集団の少し後方での走行。1~3回目のポイント周回では、藤崎が積極的に絡みに行くが、最終コーナーから一気に仕掛ける他選手の速さについて行けず、ギリギリでポイント獲得を逃してしまう。その間、3回目のポイント周回では、集団内にいた川元がポイントを狙いに行く。ゴールライン手前で他選手に抜かれてしまうもなんとか1ポイント獲得。

中盤:4~6回目のポイント周回では、川元が何度もスプリントに絡むも、ほとんど4位での通過となり、加点とはならなかった。序盤から少し焦りぎみで走っていた藤崎も、レース中盤になると徐々に落ち着き、6回目のポイント周回では、アタックを仕掛けてきた他選手に対し冷静に反応し最終コーナーを2番手で立ち上がり、そこからスプリントした藤崎が2着で3ポイントを獲得した。

終盤:その後は集団が縦に長く伸びて、ハイペースな状態となった。先頭からは離れた位置にいた川元と藤崎は最後のゴールスプリントに備えるため集団内で力を温存する。ラスト一周になると集団に牽制が入り、一気にペースが下がった。ここで藤崎はアタックし、誰も追って来ないのを確認しゴールに向かったが、オーバースピードによりコーナーで落車。一方、ラスト3周から最終ポイントを狙って体力を温存していた川元がゴールスプリントを狙い、結果4着でのゴールとなった。その後、藤崎はレースに復帰し、最下位になるも完走を果たした。


【エリートクラス】
出場選手:大菅順弥(社4)
出場者数:46名
出走時間:14時40分
競技距離:36km(1.4km×26周)

結果(22位中)
18位 大菅

レース展開
序盤からアタックが頻繁に掛かり、ハイペースなレースとなった。集団はひとつにまとまったまま決定的な逃げが決まらず集団スプリントでのポイントの取り合いとなった。そして3回目のポイント周回をきっかけに、オランダ人選手と慶応大学の選手の2名が飛び出した。これをもう1名のオランダ人選手が単独で追走し、3名が逃げる展開となった。その間、大菅はメイン集団内で時には先頭を引き、ハイペースに耐えながらの走行。その後、慶応大学の選手は遅れ、メイン集団に戻る。ハイペースで走行する先頭2名に対し、追走するメイン集団はなかなか上手くペースが上がらず、その差は縮める事ができなかった。レース終盤に差し掛かり西薗選手を中心にようやくメイン集団もペースアップを図り、その差が少し縮まるも、先頭集団でも更に踏み直し、ゴールまでオランダ選手の2人が持ちこたえる展開となった。大菅は途中、メイン集団先頭を走る場面がありながらも、ポイント無しでのゴールとなった。


▼第2日ロードレース
天候 平均14℃ 曇りのち雨

出場選手:大菅順弥
出場者数:44名
出走時間:10時30分
競技距離:150km(15km×10周)
コース紹介:http://www.tour-de-ikuchijima.com/course/index2.html

結果
DNF 大菅

~出走の2時間前には会場に到着。気温が低くかったためアップオイルを塗り、レースに備えた。出走直前までアームウォーマーを付けて集団の真ん中辺りに並び、スタート位置につく。~

レース展開
序盤:スタート直後から有力選手がペースを上げ、鹿屋体育大学の選手がファーストアタックを決めるもハイペースな集団に平坦区間で吸収される。大菅は集団の中間辺りからスタートし、ハイペースに耐えながらも、激坂を越えた後の補給区間に入る時点で既に、メイン集団からは千切れてしまった。その後、常に100m先に集団が見える状態での走行。下りで差を詰めるも平地で追いつけず一人旅になったところで後ろから合流してきた3人の選手としばらく回す。3周目の下りに入るところでタイムアウトとなり完走できなかった。

中盤:3周目の上りになり西薗選手(チャンピオンシステム)がメイン集団でペース上げ、逃げていた2名をその上りで吸収。その後10名ほどの集団となった。

終盤:レース後半になり、西薗選手は上りで更にペースアップ。これに反応できたのは、野中選手(シマノレーシング)と徳田選手(鹿屋体育大学)の2名だけだった。しばらくはこの3名での走行。しかしラスト3周の上りになり、ハイペースで走る西薗選手から野中選手と徳田選手は離れてしまう。下りでは追いつくも、ハイペースを維持し続ける西薗選手は、その後2人を引き離し、2位の野中選手に4分以上も差をつけてのゴールとなった。


■遠征の感想
・4回生の大菅は、就活後も卒論や簿記の勉強もあり、なかなか思うように練習ができていないにも関わらず、1日目のクリテリウムはよく完走してくれたと思いました。サポート面でも、選手でありながら運転をたくさんしてくれて本当に助かりました。ロードレースは完走ならず、残念な結果ではありましたが残された学生生活でシクロでの活躍も含め、自転車を楽しんでほしいと思います!

・川元と藤崎は入賞ができたものの、またもや惜しくもC2昇格を逃してしまい、悔しい思いをしたと思います。しかし、レースではポイントにも絡むことができ、特に藤崎に関しては落車こそしてしまったものの、積極的に走る姿を誇らしく思いました。その一方で、出発前に先輩に注意を受けていたにも関わらず、持って来ていた代輪にスプロケ付いていなかったり、クイックが足りていなかったりと、レースに向けての準備不足が目立っていました。いつまでも遠征の準備を先輩に頼っていては、先輩が居なくなった時に困るのは選手自身です。もう半年もしないうちに4回生は引退してしまうということを再認識して、行動を改めるべきだと思います。
早くC2に昇格して万全の体制をもってレースで活躍する姿が見られることを本当に楽しみにしています!


4回生マネージャー 村井瑞輝

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レースの結果や写真を掲載しています。是非ご覧下さい(*^^*)
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