団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★『釘を1本も使わずに建てられた 百年前の日本家屋の高度な建築技術』

2022年06月29日 | 誇れる日本

 釘を一本も使わない建築物は神社仏閣や橋などだと思ってましたが、何と、一般家庭の建物でも普通だったようです。
  そんな家屋の解体がおこなわれたようです。その動画がアップされています。リンク元で見てください。

  こういう木組みの動画は沢山ありますが、本物の家屋の解体動画は珍しいのじゃないでしょう。
  それにしても、凄い技術です。こういう技術も宮大工さんなどで引き継がれているようですが、こうした文化も残して欲しいものです。

大丈夫でしょうか!

★ポーランド、ウクライナ軍事支援の拠点化

2022年06月28日 | 国際

  

ウクライナ戦争に対する西側の足並みも思惑があって色々のようです。とは言え、痛い目にあってきたポーランドやバルト三国などの危機感は切実なものがあるようです。
  ロシアに対する警戒感がウクライナ支援に力が入るのも当然なのでしょう。

  宮崎さんが取り上げてくれています。それにしても、同じような酷い目にあった東隣の日本の危機感の無さには驚くしかないですね。  
  日本人の平和ボケは想像を絶するものがあるようです。やはり、世界一洗脳に掛かり易い国のようです。
  これこそがシラス国で育った最大の弊害なのでしょう。 

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)6月24日(金曜日) 弐  通巻第7380号 

 ポーランド、ウクライナ軍事支援の拠点化
   単独でも16億ドルの武器をウクライナへ送った

 ポーランドのモラウィッキ首相に拠れば、ウクライナへの軍事支援は合計16億ドル(邦貨換算2160億円)に上るという。 T72戦車を200両(代わりに米国からエイブラムズ戦車250両)、自走榴弾砲、ドローン、携帯式防空システム 「MANPADS」、ライフル、マシンガンなどである。

 くわえて西側からの武器支援は殆どがポーランドを経由するため、北のバルト海に面するグダニスク港にはベルギーやデンマー クなどからも戦車、装甲車が大量に陸揚げされ、大型トレーラーに積み込まれている。また東側のジェシュク市には飛行場もある ので輸送機が頻々に到着している。

 ポーランドは16世紀にリトアニアと共立の王国、その後のポーランド王国は、ベラルーシ、ウクライナを従えたほどの大国 だった。
 このためウクライナには近親観と反発心が同居しており、カソリック信者の難民がポーランドを目指した。ロシア正教信者は、 ロシアへ非難した。

 ポーランドと言えば、古都クラコウには日本文化センターがあり、その南西がアウシェビッツである。グダニスクは東西冷戦末 期に組織化された『連帯』発祥の地であり、ワレサ初代大統領の地盤でもあった。ちなみに現地ではグダニスクはグダンスク。ワ レサはヴァレンツァと発音する。

 当時、西側はポーランド支援に熱心で、欧米の投資が続き、証券取引所も開設された。ポーランド政府の招待で、日経、共同、 産経記者等とワルシャワに一週間滞在したことがある。
 夜が明けるのが午前十時頃、午後二時には暗くなる。町のネオンやセーター、看板が赤、黄色、緑の原色が好まれるのは、その 反作用だろう。Tシャツ工場で紫色の見本を一枚買ったが、洗濯したら染料がはげ落ちた。すさまじい安物を造っていたのが90 年代後半のポーランドだった。

 ワレサとの会見はできず、ヤルゼルスキー元大統領がインタビューに応じた。その二年前にも西ベルリンから列車でワルシャワ に入り、タクシーでグダニスクへ行った。当時、日本食堂は一軒だけ、中国人労働者が餃子をたべにきていた。

 五年ほど前にワルシャワへ行ってみたが、様変わり。ワルシャワ駅周辺は大都会、高層ビル、寿司屋が数軒。日本風の居酒屋も あった。
駅前のマリオットホテルは安倍首相訪問時に宿舎となった。ロビーにはフランクフルトで印刷、空輸された日本経済新聞があっ た。
ワルシャワ進出の日本企業は数百社に及び、1500人前後の駐在日本人がいる。現地の緊張感を聞きたいものである。

  この欧米と日本の違いはどうしようもないのかも。何といっても、シラス国で育った我々はお上を信じる気持ちが身に染み込んでいる。一方ウシハクの腹黒い世界に育った人達のお上を疑いの目で見る違いはどうにもならないのじゃないでしょうか。
  やはり、シラス国の素晴らしさを世界が知るのは不可能かもしれません。地球滅亡との競争でしょうか。


★桃泥棒はやはり奴等

2022年06月28日 | 中国

 毎日Chinaの情報をアップしてくれている妙佛 DEEP MAXさんが、珍しく日本の桃泥棒について書いてくれています。
  どうやら、その裏に奴等の習性が見事に現れているようです。外国人を特に特亜3国の奴等を無制限に受け入れるとこうなるという見事な例でしょう。

  何から何まで、特亜3国の奴等と付き合うと日本にとって良い事は何も無い。それが分からずに自分達の目先の利益で奴等を受け入れる経済界には呆れるしかない。
  こんな経営者達には奴等と付き合ってはならないという発想は無いのでしょう。まさに、売国奴です。  

 

 


  特亜3国と付き合うことを止めない奴等は、奴等と同じ思考を持つほどに劣化していると考えた方が良いのかも。


★ロシアから海外へでた人々は20万人

2022年06月28日 | 国際

 

ロシアから海外へ出た人が20万人以上だそうです。思ったより少ないような気もしますがどうなんでしょう。
  ウクライナの復興に67兆円も掛かるのだそうです。やはり、戦争の破壊力は想像以上のものがありそうです。

  宮崎さんが報告してくれています。もし停戦が出来ても、ウクライナの復興は出来るとは思えないものがあります。いずれにしても、大変でしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)6月24日(金曜日)
 通巻第7379号  <前日発行>

 ロシアから海外へでた人々は20万人
  難民ではなく、雇用をもとめ、逃亡先に落ち着く傾向

 ウクライナ難民は合計で800万人、このうちの414万人をポーランドが引き受けた。ウクライナ西部はポーランド人や、 ポーランドに親族がいる人が多く、嘗てはポーランド領土だった。
 他方、ウクライナからロシアへのがれた難民は130万人である。主として東部在住。親露派でロシア語が母国語の地域から だ。

 ウクライナ戦争勃発以後、ロシアから外国へ移住した、所謂『経済難民』は、およそ20万人とされる。
西側諸国へはロシア人の入国が厳しいため、ヴィザの要らない国へ。特にカフカスへ逃れたロシア人が多い。行き先はテルアビ ブ、アルマトイ、トビリシ、ビシケク、エレバンなど、なかにはバルト三国への渡航も目立った。

 ジョージア(旧グルジア)へは2・5万、アルメニアに2万人が「移住」した。「難民」ではなく、移住である。というより、 殆どは帰還である。とくにアルメニアへはユダや人が集中して移住しているために注目を集めている。

 アルメニアはトルコとアララット山の帰属をめぐって対立してきたが、東方正教会をモスクワやウクライナより早く取り入れ、 またキリル文字の原型となったアルメニア文字発祥の地でもあり、文化的な矜持が高い。
アルメニアはトルコとは犬猿の中だが、韓国とイスラエルが嫌いだ。後者は対立するアゼルバイジャンに武器を売っているから だ。アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ紛争で戦争を繰り返した。

 産業、経済的には恵まれず、ソ連時代から建設労働者として、出稼ぎが盛んだった。ロシアへ出稼ぎに出たアルメニア人の仕送 りはGDPの5%を占めたほどで、季節労働者として8万人から30万人が働きにでていた。もともとアルメニア人はディアスポ ラでアルメニア共和国に暮らすのは四割。残りはロシアなどにコミュニティを造っている。

 このため、国内空洞化はとくに農業の衰退につながった。エレバンには細々としたユダヤ人コミュニティがある。ここへおよそ 800名のユダヤ人が入植した(「モスクワニュース」、6月21日)。

 ▲ウクライナ復興に67兆円!

 シュルツ独首相は「ウクライナ復興のために『マーシャルプラン』が必要だ」と言い出した。それもEUのみならずG7を主体 に復興資金を構想しているらしい。
ゼレンスキー大統領は「復興には5000億ドルが必要」と金額まで提示している。67兆5000億円とは、日本の国家予算の 三分の二である。

 ウクライナの鉱業は鉄鋼、武器、造船であり、殆どの工場は空爆破壊されたから、ゼロからの出発となる。

 イタリア政治は超党派政権である(「五つ星運動」「民主党」「同盟」「フォルツァ・イタリア」「自由と平等」「イタリア・ ヴィーヴァ」)
 ドラギ伊首相は少数政党乱立連合という綱渡り政権の舵を取るが、ウクライナ復興に言及し「ともに未来を歩もう」と演説する と、議会の多数が賛成した。抽象的な提示に過ぎないから賛成しやすかったとも言える。

 EU諸国のウクライナ支援にはかなりの温度差がでた。モルドバは次にやられるかもしれないと身構え、ハンガリーは相変わら ずEU主流に批判的。チェコ、ハンガリー、ポーランドはEUにはくわわったものの、通貨同盟ユーロとは距離を置き、通貨発行 は主権の問題だとしている。

 ユーロに加盟しないのは英国のほか、デンマーク、スウェーデン、ノルウェイ、オーストリア、スイスがある。いずれも底流に 「独仏主導にうっかり乗せられるか」という潜在意識があるからかもしれない。

  西側の腹の中もいろいろありそうですね。やはり復興は相当な苦労がありそうです。何と言っても世界は腹黒いだけに何を考えているかわかりません。
  バカみたいに簡単に金を出すのは優柔不断総理の日本じゃないでしょうか。何と言っても、国民より外国人大好きな総理だけにありそうな気がします。


★防衛次官人事に隠された財務省の防衛費2%潰し

2022年06月28日 | 財務省

 防衛次官の交代が騒がれているようですが、高橋洋一さんが見事にその意図を指摘してくれています。
  やはり、財務省に首根っこを抑えられている優柔不断総理では仕方ないのでしょうが、国より財務省が大事な奴等が日本を抑えているのではどうにもならないようです。
 
  やはり、正しい国家観も歴史観も無い奴等に国のたずなを委ねるとこうなるしかないのでしょう。 


  詰まり、このままでは防衛費の2%は完全に潰されそうです。流石、日本人の命より他国の人達の命と自分達の利益を考えている財務省の売国振りは完全に狂っている。


★全米108の大學にあった『孔子学院』の、104校が廃止された。

2022年06月28日 | 中国

 

アメリカの孔子学院の廃止が進んでいるようです。とは言え、Chinaもしぶとい。何と、28校がゾンビ復活し ているのだそうです。

  宮崎さんが報告してくれています。アメリカの劣化やバカさ加減も酷いが、未だに一校も廃止しない卑怯者日本よりましなのじゃないでしょうか。
  それにしても、Chinaのしぶとさにも驚かされます。この期に及んでも諦めなずにゾンビ復活とは。やはり、平和ボケ・卑怯者日本人が奴等に対抗するのは無理なのかも。   

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)6月23日(木曜日) 通巻第7378号 

 全米108の大學にあった『孔子学院』の、104校が廃止された。
  28校でゾンビ復活。「米中姉妹校交換プログラム」などと改称していた

 ゾンビは復活する。
共産主義は「グローバリズム」と名前を変え、二段構えで国家破壊を狙っている。日本で言えば、皇室伝統廃止を狙う共産主 義者 等が、当面『女性天皇』、つぎに女系天皇論を推進する長期策謀に似ている。

 中国共産党のプロパガンダ機関として、中国のスパイの巣窟と認定された「孔子学院」はトランプ政権の下で、査察が行わ れ、 米国教育省の予算管理下にあるところは徐々に廃校となった。

 米国アカデミズム世界は、決断のあるリーダーが出れば劇的改編が可能だ。
日本は左翼学者の巣窟「日本学術会議」への予算を止めれば、売国奴的学者の一斉追放が可能だが、岸田じゃねぇ。
日本の十五の大學にある孔子学院は廃絶の議論さえなく、やりたい放題の中国共産党の第五列として機能し続けている。

 「米国学者アッソシエーション」が照査した、228ページの報告書に拠れば、全米108の大學にあった『孔子学院』の う ち、104校が廃止された。
ところが28校でゾンビは復活していた事実が判明した。

 「米中姉妹校交換プログラム」「言語研究センター」が等と組織名を改称していたことを保守系メディアの『ワシントン・ タイ ムズ』の花形記者ビル・ガーツがすっぱ抜いた(同紙、22年6月21日)。

  それにしてもこのゾンビ復活は凄い。これを受けるアメリカの学校の劣化にも驚かされます。
  やはり、日本が一校も廃坑していない裏にはChinaの工作が働いているのじゃないでしょうか。
  Chinaにとっては日本は一番扱いやすいバカなのでしょう。


★祖国遥か

2022年06月28日 | 日本再生

 この話もねずさんが何度も取り上げてくれていますが何度読んでも涙しかないですね。
  こんな悲惨な目に合わせて助けてもらった現代人の冷淡さにはがっかりさせられますが、これも教育やマスメディアの所為であることは間違いないでしょう。
  それが分かっているのか分かっていないのか靖国参拝もしない日本人の劣化はもう恥でしかない。こんな日本人が世界に受け入れられるのはおかしい。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2022/06/20

  祖国遥か

  ・・・略

 この物語は、何度ご紹介しても長春駅前での三人の女性の死のところでは、不覚にも涙でパソコンの画面が見えなくなってしま います。
お地蔵さんが建立されている青葉園は、さいたま市にあって、その中央に「青葉慈蔵尊」があります。
何度か献花に行かせていただきました。
また村田春樹先生をはじめ、いまも毎年、ゆかりの人たちが集って慰霊祭を行っています。

 美しい公園墓地です。
牛島中将のお墓もあり、敷地内には戦争の祈念館もあります。
お近くの方は一度お出かけになってみられたらいかがでしょうか。

 国家が崩壊したとき、どのようなことが起こるのか。
国というものが、いかに国民にとって大切なものなのか。
本稿を経由して、少しでもお感じいただけたら幸いに思います。

 それと最後に一点だけ。
この事件が起きたときのロシアは、ソ連だった時代です。
よくごっちゃにする方がおいでになりますが、ソ連とロシアは違います。

 ソ連は共産主義国です。
そして共産主義は、支配層を絶対視させます。
すると上の命令次第で、下はいくらでも残酷になる。
このことは、国民性とか歴史伝統文化とはまったく関係ありません。
共産主義という狂気の持つ本質が虐殺主義でしかないという現実を、まず注視すべきです。

 ですから共産主義になる前の帝政ロシア、ソ連崩壊後に成立したロシア共和国は、ソ連とは異なります。
いまの帝政ロシアは虐殺主義の国ではなかったし、いまのロシアもまた同じです。
ソ連時代のソ連兵、あるいは同時代の共産パルチザンの悪質さは、人類史的にも、まさに異常行動です。

 ちなみに共産パルチザンは、ロシア人だけにあったものではなく、チャイニーズにもいたし、コリアンにもいました。
そして戦後の焼け野原の日本に大量に入り込んだのが、コリアン系の共産パルチザンです。
彼らは、単なる破壊主義です。
自分さえ良ければ、自分以外のすべてに破壊活動を繰り広げます。
集団だけではありません。
個人についても、個人を破壊しようとします。

 そしてそういう連中が天下をとったとき、民衆の側に何が起こるのかというお話が、今回のこの「祖国遥か」のお話です。

  その情けない日本人以上におかしなのがロシアと特亜3国だという恐ろしさにもいい加減に日本人は気がつくべきでしょう。
  きっと、目覚めることなく滅びるのじゃないでしょうか。そうは思いたくない。


★韓国新政権がスワップ懇願!

2022年06月28日 | 韓国

 Koreaの新政権が相変わらずスワップに必死のようです。まさか日本が答えるとは思えませんが優柔不断総理だけに不安は残ります。
  それにしても、恥をしらない国には呆れるしかない。特に、日本に対してどんなことをしてきたかという自覚も無いようです。
  やはり、こんな国とのお付き合いは一日も早く止めるしかないでしょう。


  それにしても、特亜3国は何時になったら滅びるのでしょうか。もう一押しだと思うのですが、本当にしぶとい。
  と言うか、そんな国から撤退しない企業があるのが信じられない。金に目が眩むとこうなるのでしょう。人間とは哀れですね。


★自らを守らない日本をアメリカが死守する義務はない

2022年06月28日 | 政治の崩壊

 今回のウクライナ戦争で明らかになったのがアメリカの脆弱さでしょう。何といっても、プーチンに核で脅されて参戦せずに武器の供与で誤魔化したことです。

  詰まりは、アメリカは日本や台湾がChinaに襲われても助けてくれることはないということがはっきりしたのです。

  エル土リッチさんがそんな日米同盟の危機をかいてくれたようです。宮崎さんが書評で取り上げてくれています。
  それでも動かない日本の政治は完全に狂っているようです。今、優柔不断総理を選んだ自民党の罪は余りにも重い。
  日本人は甘んじてChinaの侵攻を許すのでしょうか。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)6月17日(金曜日) 通巻第7371号

  書評

 日本と台湾侵攻を露骨に狙う中国の軍事的脅威は目の前にある
   自らを守らない日本をアメリカが死守する義務はない

 ロバート・D・エルドリッヂ篇、鈴木その子他訳
『中国の脅威に向けた新日米同盟』(青林堂)

 国家安全保障議論、とくに欧米著作の翻訳の場合、国際政治、地政学の専門家が訳すとどうしても難解になり、また素人が 翻訳 するとチンプンカンプンとなる。その点で本書の翻訳はこなれている。しかし、たとえば「係争宇宙」などの訳語は「宇宙戦場」 でよいのではないか。
 表題が端的に物語るように本書は、日米同盟の新バージョンを模索し、情勢変化の第一は中国の軍事的脅威にいかに有効に 対応 できるか、それぞれが米海兵隊出身のベテラン、そして全米ジャーナリズムにおいて外交と安全保障の第一人者といわれるビル・ ガーツが加わって多角的かつ重奏的な、喫緊の論考になった。

 編者のエルドリッヂとガーツに加えた執筆陣に、ガーシャネック(元海兵隊中佐)、ファネル(同大佐)、ニューシャム (同大 佐)。かれらは現場で戦ってきた経験から得た教訓が活かされているので説得力に富み、ほかの学術論考と臨場感がまったく異な る。
 ウクライナは国民が銃をとって、侵略者に立ち向かったから、欧米は支援したのだ。
 親露派のドイツまでが反ロシアの姿勢に転換しウクライナへの武器供与に応じた。欧州政治の地殻変動である。バイデンは 直前 までゼレンスキー大統領に海外への移動を勧めていた。

 はたして日本が侵攻されても、日本人が戦わなければ米軍は支援しない。明らかなことで、橋本某がいうように「降伏」し てシ ナ人の奴隷となる道を選ぶのだろう。台湾も同様である。したがって「台湾有事は日本有事」(安倍晋三前首相)という危機の認 識が希薄な日本の雰囲気こそ内部の敵、それも甚大かつ深刻な「敵」なのである。
 本書の執筆陣が力説するように、立ち上がらない国民の国家防衛に、アメリカが支援することはないのだ。
 提言の骨格は、煎じ詰めると日米安保条約の改定である。60年安保は、より対等な内容に改訂された。岸信介が政治生命 をか けた。幾分対等になったとはいえ、しかし条文は不備だらけである。条約とは主権国家同士が締結するのだから、片務生は排除さ れなければならない。

 私事ながら、1980年に「日米安保20周年」を記念して日米シンポジウムが東京で開催され、米国からはフォード元大 統 領、日本側代表は岸信介元首相だったおり、評者(宮崎)は会場のホテルに泊まり込んで内外記者団への広報担当を担った。
 このとき既に日米安保条約の再改定が提議された(記録は『日米安保の二十年』、自由社)。それから42年の歳月がまた たく まに流れてしまった。安保条約が不平等に満ちている事態は、ようやくにして目の前の中国軍の脅威、ウクライナ問題で、これは 緊急を要する政治課題だと気がつくのである。
 ガーシャネックは「危機は二年以内」だと指摘する。なぜなら中国は「アメリカの相次ぐ失敗を冷笑している」からであり 「ロ シアと中国は、信じがたいほど弱い米国大統領を見ている。彼らは二軍より下の国家安全保障チームが舵取りしているのを見てい る」(216p)。
 だからウクライナはサリバン(大統領安全保障担当補佐官)を止めさせろ、と言った。
ガーシャネックのいうようにバイデンのチームは「二軍より下」であるらしい。
 エルドリッヂは「台湾危機は一年以内かもしれないが、アメリカの対応の鈍さに加えて「岸田総理は何の力もリーダーシッ プも 発揮していません」と断言する。(219p)
 ゼレンスキー大統領のように岸田首相は機関銃をもって戦線に立つのか?
 本書でいまひとつ重要な指摘がある。
 日本の核武装に関して、反対の立場ではないし、また日本においては日本の核武装を認めたトランプ前大統領への好意的見 方が 多いことを意外と捉えている。
 問題は日本の自衛隊が統合的システムになく、たとえ核武装しても、それを体系的、統合的に維持管理できない脆弱性があ る。
「日本はそれらを管理するための指揮統制能力をもっていません」(238p、ガーシャネック発言)。
 となると、当面はドイツ方式で「核シェア」(日本国内に配備はしても最終ボタンは米国が持つ)ということになるのだろ う か。
 いろいろと日本の安全保障を熟慮するに有益な本である。

  それにしても、日本の平和ボケは余りにも異常です。長い間築き上げてきた素晴らしい日本も、教育やマスメディアの嘘でここまで劣化するのですから何とも恐ろしい。
  それに気付きながらも職が大事で動こうとしない政治家達。そんな政治家を選ぶ国民。やはり、日本は消滅しかないのかも。

さて、目覚めるか日本人!

★「これではまるで第三次世界大戦ではないのか」(トランプ)

2022年06月27日 | 国際

 

ウクライナ戦争はNATO vs ロシアという図式に移行しているようです。トランプさんは第三次世界大戦ではないかと言っているようです。

  宮崎さんが報告してくれています。プーチンを一方的に悪と決めつける今回の戦争には何かおかしさを感じて居ましたが、もしかしたらやはり裏があるのじゃないでしょうか。    

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和四年(2022)6月22日(水曜日) 弐 通巻第7377号 

 「これではまるで第三次世界大戦ではないのか」(トランプ)。
NATO vs ロシアという図式に移行している

 ピーター・サンダーズ英陸軍大将はウクライナ戦争の見通しに関して「長期戦」を予測しており、「ロシア軍が近代兵器と 機甲 化部隊投入の前にウクライナの戦力を強化する必要があり、NATOは動員態勢と近代化準備を迅速に、ロシアより早くに進めな ければならない。陸戦でロシア軍を駆逐するには長い時間を要し、状況は1941年と似てきた」。

 つまり西側はウクライナが勝てるように武器供与を急げと言っていることになる。これではまるで第三次世界大戦である。

 トランプ前大統領はニューズマックス番組に出演してこう言った(6月20日)。
 「わたしなら戦争は起きていなかった。バイデンがやっていることは狂っている。私の政権では、ウクライナへ3億 9100万 ドルの武器供与をなしたが、これはウクライナが返済可能な範囲だった」。
 バイデンのウクライナへの武器、人道支援は330億ドル。トランプの100倍!!

 英国のウクライナ援助は軍事面で13億ポンド、人道援助が28億ポンドにのぼっている。1ポンド=168年で計算すれ ば、 合計6800億円強になる。なにしろ英国のはりきりようはジョンソン首相が二回もキエフへ飛んで、ゼレンスキー大統領に発破 をかけていることからも了解できる。

 戦前の状況に酷似していないか。
チャーチルはあらゆる手を講じて、とうとうルーズベルトを第二次世界大戦に巻き込んだように。英国のジョンブル精神とは 前向 きに「不屈の精神」などと解釈されることが多いが、誤解を懼れずにいえば、粗忽で乱暴な紳士道ではないだろうか?

 フォークランドをアルゼンチン軍が突如占領したとき、サッチャーはすぐに軍艦派遣を決めた。閣内には反対、あるいは慎重 論が 多く、時の米国はヘイグ国務長官が、ロンドンとアルゼンチンを往復して調停を試みた。サッチャーからヘイグは軽くあしらわれ た。ロンドンの閣議では「この内閣に『男』はいないのね」と言った。

 ▲サッチャーは「この内閣に『男』はいないのね」と言った。

 独仏伊の三国首脳も雁首をそろえて列車でキエフに赴き、さらなる軍事援助を約束した。
 ストルテンベルグNATO事務総長も呼応するかのように「エネルギー、食糧の逼迫と価格上昇も問題だが、これは時間と の闘 いである」と発言している。
 欧州はそろってタカ派に変貌したかに見えた。フランスはマクロン惨敗の結果、ウクライナ政策に変化の兆しがある。

 なにしろドイツは初期段階では軍事支援をためらったため批判が多かった。その後、シュルツ政権は姿勢を改め、高度な武 器支 援に踏み切った。
その中味は多連装ロケットシステム「MARS」、砲兵検出レーダー「コブラ」の他、スティンガー・ミサイル500基、自 走榴 弾砲7門、1・5万個の対戦車地雷。10万発の手榴弾、走行車両ならびに暗視ゴーグルなど、かなり実務的な兵器である。

 なかでもロシアが集中し、ドローンで索敵して破壊しているのが、この155ミリ榴弾砲。6月21日にも運搬中の15門が 破壊 された。

 バルト三国も間接的参戦である。
エストニアは6月21日、ロシア軍ヘリコプターの領空侵犯に厳重に抗議した。『ロシアへ周辺国に軍事的脅威をあたえてい る』 と。
エストニアにはまだ人口の二割近くがロシア人であり、世界初のスマホ投票はロシアのハッカー部隊にさんざん妨害された。

 リトアニアはロシアから領内を経由する鉄道とハイウェイによるカリニングラードへの物資輸送をバリケードした。「これは リト アニア一国の措置ではなくEUが決めた制裁品目が含まれているための『規制強化』の実施であって、『戦争行為』ではない」と した。
プーチン側近のパトロシェフ安全保障会議書記は「必ずやロシアは深甚な報復をする」と息まいたものの、具体的な行為反応 は6 月22日時点でまだない。

 ところがリトアニアの鉄道輸送停止は効果覿面で、カリニングラードでは建材価格が70%高騰、食品が12%、GDPはマ イナ ス6%予測となった。名産の家具生産は20%激減。カリニングラードの合弁自動車メーカー「アドトトル」(現代、紀亜、 BMWの合弁)は21年度に販売実績17万台。EUの制裁により合弁からBMQがおりた。
 こうなるとNATO vs ロシアという図式に移行しているのが現在のウクライナ戦争の実態になる。

 オルデガ・イ・ガセットの箴言を思い浮かべる。
 「ヨーロッパ社会において最も重要な事実」とは「大衆が完全な社会的権力の座に登った」ことである。(中略)「この事 実 は、ヨーロッパが今日、民族や文化が遭遇しうる最大の危機に直面していることを意味している」(オルテガ・イ・ガセット『大 衆の反逆』、神吉敬三訳。ちくま文庫)。

  やはり、この戦争の裏には何かありそうです。本当に第三次世界大戦は始まっているのかも。
  今年の年末はどうなっているのやら。もしかしたら来年は本当に来なかったりして。


★ジミントウの公約を打ち破れ!

2022年06月27日 | 政治の崩壊

 青山さんの自民党を内部から変えるという決断は正しかったようです。メタンハイドレートが動き出したのも青山さんの内部からの働きであることは確かです。
  それだけに今回の選挙で当選して何としてもメタンハイドレートなどを実現して貰いたい。


  それにしても、青山さんの意志の強さには驚くしかない。よくぞ議員になってくれたものです。
  今回の選挙で、青山さんだけでなく護る会が勢力を拡大することを期待します。


★ニセ大統領(バイデン)陣営のトランプ叩き

2022年06月27日 | アメリカ

 ニセ大統領(バイデン)・民主党のトランプ攻撃が相変わらず酷い。あの腐敗した司法を使って未だに攻撃を続けているようです。
  これからもあらゆる汚い手を使ってトランプ攻撃をするのは間違いないでしょう。くれぐれもトランプさんは油断しないで貰いたいものです。

  と言うか、やはりアメリカ国民の立ち上がりを期待したいものですが、どうもその動きは無いのじゃないでしょうか。   

  果たして、のんびりと次の選挙を待っていて大丈夫なのでしょうか。あの不正選挙を平気で実行した奴等が相手だけにどうにも心配です。 
  本当に間に会うのでしょうか。


★自殺社員に侮辱の「賞状」 遺族が勤務先の住宅会社を提訴

2022年06月27日 | 日本的経営の崩壊

 日本にもこんな企業があるのかとがっかりさせられます。何と、日本の企業もここまで劣化しているとは。
  もしかしたら「日本に住んで日本国籍を持ち、日本語を話すけれど日本人でない者」が関係する企業じゃないでしょうか。
  日本人がここまで劣化してしまっているとは信じたくないものがある。

  なんとこの企業が今頃HPで謝罪しているようです。こんな企業が生き残るようでは日本も終わっても仕方ないのじゃないでしょうか。


侮辱「賞状」騒動のハシモトホームがHPで謝罪https://t.co/fq4TkzQCSi

  それにしてもこんな企業が日本にあることに驚きですが、もしかしたらブラック企業の典型なのかも。
  やはり、いよいよ日本も終わりかも。


★マスク氏買収に賛成推奨 ツイッター取締役、株主に

2022年06月27日 | アメリカ

  マスクのTwitter買収が取締役によって認められたようです。いよいよ買収が実現するのでしょうか。
  何とか実現して欲しいものです。さて、マスクはどうするのでしょうか。 

  実際に実現した場合どうなるのか楽しみです。それが極左の退治に繋がることを期待しています。
  いずれは、YouTubeも買収して貰いたいものですが流石にこれは夢裏なのでしょうか。 


★新刊『日本武人史』のお知らせ

2022年06月27日 | 誇れる日本

 戦後の日本は日本人が持っていた武士の心を捨てさせられたということじゃないでしょうか。
  GHQと戦後利得者達による洗脳で、日本人は兎に角悪いと思い込まされてきたのですから、日本人を好きになれずに育って来ました。
  私等はその典型じゃないかと思ってます。何といっても、目覚めた今でも現在の日本人がどうしても好きになれない気持ちが残っています。

  何とか、あちらに行く時には心の底から日本を誇れる日本人大好きになっていたいものです。

  そんな日本人を元気づけてくれる新刊をねずさんが出してくれるようです。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2022/06/19

  新刊『日本武人 史』のお知らせ

  ・・・略

 ところが実戦の場合、審判もいなければ、ルールもありません。
しかも人間というのはけっこうしぶとい生き物で、心臓を貫かれても、脳が死ぬまで、およそ15秒かかります。
実戦で15秒あれば、刺されても刺しかえすことが可能です。

 そういうことを前提としますから、武道は常に相打ち覚悟です。
常に刺し違える覚悟をもって戦う。
そのために胆力を鍛え、日々の激しい修練を行う。

 いまの日本を変えるのも同じです。
参政党の街頭演説には、都度、何百人もの人々が集まります。
彼らは、刺し違える覚悟をもって立ち上がっています。
その姿は、まさに日本の武人の姿そのものです。

 政治を変える、国を変える。
そのためには、あれがダメ、これがダメと言っているだけでは、実は何も変わりません。
心胆から変えていく。
そのために学び、自分の頭で考え、効果のある行動をする。

 『日本武人史』は、あらためて読み直してみて、下手な小説を読むよりもはるかに読みやすく、また面白かったです。
面白いという意味においては、これまでの著書の中でNo.1かもしれないと思いました。

 そしてこの本を読むと、我々が日本人として大切にしなければならないことの本質が、あらためて腑に落ちることになります。
そしてそのことは、日常のあらゆる活動や行動に勇気と覇気を与えてくれます。

  乞うご期待です。

 

  どんな人が取り上げられるのでしょうか。楽しみです。