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★キーシュ島(イラン)を中国が25年のリース契約説、飛び交う?

2020年07月16日 | 中国

 イランの沖にキーシュ島なんて島があることも知りませんでしたが、何とChinaが25年のリース契約をしたとの噂が飛びかっているのだそうです。
  何ともいやな位置です。何を考えているのでしょうか。それにしても、まだ金があるのでしょうか。

  宮崎さんが報告してくれています。それにしても、嘘か本当か。いずれにしても人騒がせな国です。
  そんなところに軍港を作って、日本に石油を回さないつもりでしょうか。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より     令和2年(2020)7月13日(月曜日)弐 通巻第6585号 

 キーシュ島(イラン)を中国が25年のリース契約説、飛び交う?
  アーマドネジャット元大統領らが反対。「外国軍の駐留は許せない」

 突然、浮上してきたミステリアスな観測情報がある。
 中国が、イランの南の海上(陸地から15キロ)に浮かぶキーシュ島を租借し、軍事基地化する。その条件として、中国は 400億ドルの投資をイラン政府と約束し、25年間のリースとする内容だという。

 現実の話かと思われるのは、強硬派で知られるアーマドネジャット元大統領らが反対の声をあげ「史上最悪の合意」「外国の軍 隊が駐留するなどと、イランの威信にかけても許容できない」と騒ぎ出したからだ。密約が存在するというのである。ましてや、 中国の過去の「実績」(ハンバントタ、ジブチ、グアダール)をみれば、あり得ない話でもなさそうだが???

 この島はアレキサンダー大王の昔から、ペルシア湾の航路の要衝として知られ、マルコポーロの『東方見聞録』でも「キシ島」 として登場する。交易で栄え、アラブとインド商人らが貿易の中継地として活用していた。
 現況はどうか、といえば、ここは「ペルシアのハワイ」「ホルムズ海峡のドバイ」である。見違えるような豪華ホテルは、ドバ イを連想し、豪華別荘はハワイを思わせ、海上バンガローの群れはタヒチのようである。つまり完全なリゾート地である。

 たしかにハワイも、海南島も豪華絢爛たるいリゾートだが、巨大な軍事基地があり、享楽と軍事が共存しているところが多い。 だからリゾートの軍港化は考えられないシナリオではないものの、宗教的狂信者の国家が、無神論の全体主義国家の海洋戦略のた めに、主権を放棄するような行為を取るだろうか?
 それが、唐突にでたキーシュ島を租借説への初歩的な疑問である。

  島を租借するまで国が存在する積もりなのでしょうか。どう考えてもそんな余裕も時間も無いと思うのですが。


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