団塊の世代のつぶやき

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★中国の就職戦線に異状あり。あの好景気はどこへ消えた?

2024年07月13日 | 中国

 

日本のバブル崩壊後の大卒の就職難はひさんでした。その状況より酷いのが今のChinaじゃないでしょうか。
  いよいよ、Chinaの終わりは近いのか。そうであって欲しいものです。

  宮崎さんが報告してくれています。それにしても、Chinaはどうなるのでしょうか。この危機を乗り越えれるとは思えない抱けに習皇帝が自棄糞の台湾侵攻を実行するのかも。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和六年(2024年)7月11日(木曜日)
     通巻第8325号   

 中国の就職戦線に異状あり。あの好景気はどこへ消えた?
  35歳以上はお断り、新卒内定率は四割を切った

 中国の大學は卒業シーズン。じつに1158万人の新卒が社会に巣立つ。
ところが大卒ほど就職難、内定率は四割を切った。深刻な状況というより「史上かつてない悲惨な状況」である。内定の取り消しも続出しているが、たとえ就職 できても、希望する給与は昔話、IT関連のビッグテックですらエンジニアの給与は60~75%カット。引く手あまたですぐに他社へ転職できた状況もなく なった。

 AI、半導体など技術を持つ学生なら大丈夫と言われたのも過去の話、花形だったアリババ、テンセントも大幅なレイオフを敢行した。
或る統計では「2022年時点で文系学生の就職率は12.4%だった。理工学系でさえ、理学系が29.5%、エンジニア系が17.3%だった」という。

なぜこうなったのかは説明不要だろう。
不動産バブル破裂である。たしかにコロナ禍でサプライチェーンが途絶えた結果、不況に陥った側面もあるけれども、それは当局の言い訳に過ぎない。

 過剰在庫、不動産バブル破裂はローンの不払い、クレジットカード破産に連鎖し、銀行ビジネスを襲い、経済の血脈たるカネの流れが逆流している。中国共産党の政策は庶民を救うことではなく国有銀行を救う目的が第一義だからだ。

 就職戦線、ついに「35歳以上お断り」となった。35歳を過ぎると職場がないので、ならば建設現場へ行こうにもマンション、ビル建設現場はクレーンが停 まっている。屋台は競争が激しく、こうなると貧困家庭が急増し、治安が悪化する。社会学的にいえば若者の心理に悪影響が出ている。鬱病、トラウマ、精神疾 患の急増。社会は活気を喪う反面、金融詐欺が横行する。

 げんに「オレオレ詐欺」「なりすまし」「儲かりますよ」の詐欺は激増し、その拠点がフィリピン、ラオス、カンボジアから昨今はミャンマーの山岳地帯にまで及んでいた。

 頭脳の海外流失も顕著な勢いである。それも従来のアメリカ移住は激減しており、昨今の中国人の海外転職はフィリピン、ロシアだという。
 標語は「GO GLOBAL」。
様変わりの中国、若者のエネルギーはいかなるかたちで爆発するか?

  日本のバブル崩壊時の新卒の人たちは気のどくでしたが、Chinaはそんなものではすまなさそうです。国の消滅まで言ってくれる方が世界の為にはなりそうですが、流石にそれはないでしょう。
  さて、どうなることやら。


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