アンディ・チャンさんが衝撃の報告を、11日、第3011回の「★マイケル・フリンの告訴取下げ」で取上げたように宮崎さんのメルマガに投稿してくれました。
その衝撃の続編を宮崎さんのところへ投稿してくれています。なんと、オバマがDeep Stateの首魁だったのだそうです。これは、大変なことになりそうです。
トランプさんの再選もこれが大問題になれば間違いないでしょう。それとも、Deep Stateの巻き返しがあるのか。何とも不気味です。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)5月13日(水曜日) 通巻第6497号 <前日発行>
アンディ・チャンのアメリカ通信
オバマがDeep Stateの首魁だった
司法部がマイケル・フリン中将の訴訟案’を取下げてDeep State は大いに慌てているが、最も慌てているのがオバマである。
司法部がフリン訴訟案を取り下げた翌日(8日)にオバマはBarr司法部長の決定は「法の支配(Rule of Law)に反する」と批判して囂々たる批判に晒された。Deep State の連中はいつも言葉に詰まったときにRule of Law、違法であると言う。だが違法行為をしたのはいつも彼らである。
オバマの批判について聞かれたBarr司法長官は「私は法の支配を取り戻したのだ」と答えた。
オバマの発言の翌日(9日)、フリンの弁護士Sidney PowellはDOJ/FBIが提出した6000件の資料からSally Yates元司法部副長官のメモを公開したのでオバマ大統領がフリンを罪に陥れる策謀の首謀者だったことがわかった。
つまりDeep State の首魁はオバマである。しかも後述するようにオバマは表に出ない黒幕になる努力をしていたのである。
反トランプ陰謀は2016年8月に彼が共和党の大統領候補に決まった時点から始まる。
FBIのPeter StrzokとLisa Page は2016年8月15日に「ヒラリーが絶対に勝つけれども念には念を入れて「保険(Insurance)」を作る」ことを相談し、ご丁寧にもFBIの計略 としてCrossfire Harricaneを立ち上げた。
その翌日にはトランプの部下のマイケル・フリンに調査の的を絞り、翌8月16日にDrossfire Razorを立ち上げ、その翌日17日にはフリンの日常言動や態度について調べることを開始したという。
トランプが当選してまもなくトランプはマイケル・フリンをホワイトハウスの国家安全顧問に任命すると発表した。そして12 月某日フリンとキスリアック駐米ロシア大使と電話で会談した。
会談は盗聴されていたのでフリンがロシアと癒着した証拠はないことがわかり、1月4日にFBIはフリンの調査を中止したが Strzokeはこの決定に不満で調査を続けるようとしていた。
フリン調査の中止を決定した翌日の1月5日にオバマはSally Yate司法部副部長、James ComeyFBI長官、James ClapperDNI長官、John BrennanCIA長官、ほかにJoe Biden副大統領、Susan Rice国家安全顧問をホワイトハウスのオーバルオフイスに召喚してフリン/キスリアックの電話会談について会議を開いた。
フリン/キスリアック会談はFBIに盗聴されたあと、DNIのクラッパー長官が会談記録をオバマに渡したのでオバマはフリン の会談の内容を知っていた。
しかし司法部のサリー・イェーツは電話会談のことを知らなかったのですっかり驚いたという。
以上はイェーツの陳述によるものだがイェーツの陳述が自筆メモかまたは尋問記録なのかは明らかでない。イェーツの陳述は自己 保身のためオバマ大統領がフリンの調査を要求していたことを明確にしたかったのかもしれない。
オバマはこの会議でフリンがキスリアック大使と会談したことは違法でないかと何度も尋ねたので、イェーツはようやくオバマ の「示唆」はフリンが「ローガン法」違反に言及しているのだとわかったという。
ローガン法(Logan Act)とは1799年1月30日に成立した法律で「権限のない国民が外国の官僚と相談するのは 違法」とした法律だがこれまで誰もこの法律で起訴されたことはない。
但し、レーガン、老ブッシュなどが当選した際に民主党が疑問提起したことはあるという。Deep Stateのやることは30年前から変わっていないらしい。
オバマが何度も示唆したので会議はフリン調査をローガン法違反で進めることになったとイェーツは言う。
しかも会議が解散した時、オバマはイェーツとコーメイを残るように指示し、「私はフリン調査について今後は一切関知しない。 しかしホワイトハスがの決定がどんなものか知りたい」と言った。つまりオバマは陰謀の首魁だけども’表に出ない黒幕だと念を 押したのだ。そしてイェーツは自己保身のためこの点を明確にする必要があった。
12月の時点でフリンはまだ正式な国家安全顧問ではない。だから彼がロシア大使と会談したのはローガン法違反だとオバマが 言った。
だが12月の時点でフリンは既にトランプの国家安全顧問に内定していたから準備工作としてロシア大使と電話で挨拶を交わした のは違法ではない。これはオバマも会議に参加した全員も知っている。
オバマはなぜ執念深くフリンを敵視するのかと言うと、フリン中将は民主党員でペンタゴンの国防情報局の主任 (Director of US Defense Intelligence)だったが、2014年にオバマの中東政策、ことにISISの対応を厳しく批判したので、オバマに解任された。解任されて退職し たフリンは息子と共にFlynn Intelligence Group というオフイスを立ち上げた。
その後の調査で2017年12月になってマラー特別検察官の部下が、彼の息子を違法なロビー活動で起訴すると脅し、フリン はやむなく「ペンス副大統領に嘘をついた罪」を認めたのである。
オバマは「フリンが罪を認めたのにBarr司法長官は告訴を取り下げたのは法の支配に反する」と言ったのだ。脅迫した方が悪 い。
2017年1月6日のオバマ会議を知ったPeter Strzokはトランプが20日に大統領に就任したあと、24日にホワイトハウス国家安全保障顧問のフリンを「訪問」した。
この際Strzok とFBI調査員Joe Pietraはフリンが調査尋問されているのを明確にせず、フリンに弁護士同伴も必要ないと言ったのは明らかに違法である。この尋問ではStrzokが質 問し、Pietraは記録係だった。
Strzokのフリン尋問のあと、FBIの規定により調査報告書FD-302を提出したが、この
FD-302の上部に「原稿」と書いたタイトルを付けていた。そのあとでFD-302につい
てStrzokと(尋問に関係のない)Lisa Pageが二人でいろいろ内容を改竄し、最終的に
2月14日にマッケイブFBI副長官に提出した。その後マラー特別検察官がフリンの調査
を立ち上げた際に第一の報告書にあった「原稿」の文字を消してから二つの違ったFD-302を提出したという。Strzok とPageが共同でフリンに不利なように報告書を改竄したのは明らかに違法である。
イェーツとDNIのクラッパー長官とスーザン・ライスの三人は最近の真相調査でフリン/キスリアック会談にはフリンに違法 な箇所はなかったと証言している。今となってはみんな自己保身のため懸命に弁解するようになったのである。
Barr司法長官がフリンの告訴を取下げたことが「法の支配に反する」とオバマが言ったと聞いたトランプは「引退した大統 領で唯一の後継者に反対策謀をした男だ。証拠が出た。これはオバマゲートだ」とツイートした。 (アンディ・チャン氏は在米評論家)
まさに「オバマゲート」ですね。反トランプ左翼マスメディアは報道しない自由を行使するのでしょうが、ネットの時代これだけの大事件を隠すことは出来ないのじゃないでしょうか。
それにしても、オバマはとんでもない奴だったんですね。アメリカ人は良くヒラリーを選ばなかったものです。
やはり、トランプさんは救世主かも。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます