団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

海外重視

2008年05月21日 | 太陽光発電

  第3162回でも取り上げたように日本の太陽電池メーカーは完全に日本を見放したのでしょうか。

  NIKKEI NETより

  シャープ、伊で最大級の太陽光発電・電池パネル工場検討

 シャープは欧州エネルギー2位のエネルと太陽光発電で提携する。2011年末までにイタリアに世界最大級の太陽光発電所を共同設置し、太陽電池パネル工場の建設も検討する。助成策が充実している欧州のエネルギー大手と組み、クリーンエネルギーの代表格である太陽光発電の普及を加速。発電コスト引き下げにつなげる。

 イタリア各地に太陽光発電所を設け、11年末までに計160メガ(メガは100万)ワット強の発電能力を持たせることで合意した。日本の一般家庭換算で約4万世帯の電力を賄う。今後運営形態を詰めるが、太陽光発電では世界最大級となる見通し。 (07:00)

  シャープは完全に日本の市場を見放したと言ったら言い過ぎでしょうか。と言ってメーカーを責める訳ではありませんが、やはり寂しいと思うのは私だけでしょうか。
  日本企業が世界で活躍することは嬉しいものですが、どうもこの太陽光発電では素直に喜べないものがあります。というのも太陽電池は他の商品と違って生産物です。それも有り余っているのならともかく日本に一番不足しているエネルギーを生産する製品なのですから海外に輸出するのは余りにも勿体無い。まずは日本で設置して余裕があれば海外へ輸出するのが妥当でしょう。
  しかし、そうは言いながらも余りに無策な日本政府のするがままにしているとメーカーとしてはジリ貧になるしかないですからこうして海外に軸足を移すのは企業経営としては当然のことです。

やはり政治が悪い!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿