ロシアの外相ラブロフが生き残りを掛けてChinaやインドに飛んでいるようです。Chinaはともかくインドの動きが残念です。
やはり、青山さん曰く、アメリカが原潜を提供し無かったことが影響しているのでしょうか。アメリカの決断を願いたいものです。
宮崎さんがそんなロシアの動きを取り上げてくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)4月1日(金曜日)
通巻第7281号
ラブロフ(ロシア外相)、中国からインドへ飛んだ
モディ首相と会見し、クアッド参加への不満と圧力か
3月30~31日の二日間に亘って中国安徽省屯渓で開催されたアフガニスタン支援周辺国外相会議に、ロシアのラブロフ外相 が飛び入りで参加した。
アフガニスタンから米軍が撤退して以来、まだタリバン政権を外交承認した国はないが、中国主導の同会議にはパキスタン、イラ ン、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、イランなど直接国境を接する国々から外相が集まった。カザフスタンと キルギスは代表を送らなかったようだ。
そのことより、アフガニスタンの荒廃は、1979年のソ連の侵略からはじまったのであり、ロシアをゲストで迎えたことを他の 参加国はいかに感じたのだろうか、気になるところである。
会場となったホテルは安徽省屯渓のリゾート地。屯渓は黄山市に属し、中国有数の観光地として、また漢方薬の評判も高い。黄 山自然公園から横江を亘ると黄山国際空港があって、外国人ツアーもよく訪れていた。
さてラブロフは、王毅外相とはアフガニスタン支援で話し合ったとは考えられず、ウクライナ戦争に関してロシアへの支援が主 な議題となったはずである。そのうえ、ラブロフはそそくさと参加国代表らと握手をかわすや、すぐに飛行場へ移動し、ニューデ リーへ向かった。
4月1日はエプリル・フール。インドのモディ首相との会談でも、インドのロシア支援を議題とする予定らしい。クアッドの加 盟国であるインドもロシアとは仲良しという微妙かつ複雑な立場である。
ロシアへの制裁が効いてないということが本当で、ロシアの崩壊しないとなると、Chinaの生き残りも有り得るのかもしれません。
そこに、インドまで加わるなんてまさかとは思いますが、腹黒い世界だけに何が起きるのかは予測不能です。最悪の場合もあるかも。
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