ねずさんがイスラエルを訪問されたというの で、珍し い、何があったのだろうと思ってましたら、訪問記を書いてくれました。これが又、目から鱗の話が一杯で、何時もにまして長文で す。
是非、リンク元で全部を読んでください。日本人の素晴らしさに感動させられます。
その中で、私が一番興味深かったのは、一人の女性市長さんの都市造りの素晴らしさです。これは、戦後の日本が間違っ て進めて きた政策を見事に指摘してくれていると言っても良いでしょう。
もう一度、このやり方を参考にして、日本を再生したいものです。
小名木善行 ねずさんの ひとりごとよ り 2016年06月17日
ね ずさんのイスラエル訪問記(1)
6月4日から10日まで、イスラエルに行ってきました。
要件は、
1 イスラエル・ネタニア市の日本の斑目先生の寄贈プラネタリウム竣工式出席
2 イスラエル・ネタニア市のスギハラ・ストリートの命名式出席とご挨拶
3 エルサレムの仏教施設「平和の梵鐘」見学
4 エルサレム・聖墳墓教会での動画収録
5 イスラエル・マサダ砦での動画収録
6 イスラエル・トランペルトールゆかりの地での動画収録
の5つです。
…中略
斑 目力曠
…略
ひとつ例をあげます。
道路です。
ネタニアの道路は、要所要所に広い路側帯があります。
そこは市民のための無料駐車スペースです。
駐車違反なんて必要ない。
ちゃんと、広々とした駐車スペースがそこここにあるのです。
最初から、車は単に道路を走るだけでなく、駐車するものだという前提で道路が作られているのです。
日本ではどうでしょう。
高度成長時代に、マイカーブームが起き、いまでは車は(特に地方都市では)一家に一台から、ひとり一台の状況になってい ます。
ところがその高度成長期に、日本では主として左翼が、道路を作るといえば反対。
クルマ社会になるこにも反対。
路上に駐停車スペースをつくるなど、ただでさえ道路つくりにそもそも反対なのです。もってのほかとされました。
そして左翼の圧力に屈した行政は、全国の道路のほとんどを駐停車禁止にしています。
道路つくりの計画だけで反対反対。
地価も釣り上がり、気がつけば市道の多くは、ようやく片側一車線、悪くすると1.5車線で車が離合するにも不便を感じる ような道 路ばかりになってしまいました。
なるほど路上駐車はあぶないです。
だからこそ、安全に停めれる駐車帯をたくさんつくる。
ネタニアの行政は、実に合理的な発想だと思います。
いまの日本では、そのようなことをしたら、100円パーキングの会社から猛烈なクレームがつき、反対運動が展開されるこ とでしょ う。
しかし、それがそもそも「公益よりも、自分の利益を優先する」という欲得まみれの社会に、いまの日本が陥っている証拠な のだろう と思います。
ではネタニア市の商業はどうでしょう。
日本では、中山成彬先生らが猛反対をした大店法の規制が取り払われ、全国いたるところに大型ショッピングセンターができ ました。
その結果、地域社会の結合が失われ、商店街はシャッター通りとなりました。
ところがネタニアでは、その大型店の建設を、市の条例が禁止しています。
また商店は、1店舗1品目に限り、一定範囲内には競合する同業店舗の出店はできないこととされています。
つまり、ヤングカジュアルのお店なら、ヤングカジュアルしか扱ってはならないし、フォーマルの婦人服店なら、フォーマル のみで、 Tシャツなんて売ってはならない。
食堂も、洋食屋さんなら洋食のみ、お菓子屋さんなら、お菓子だけしか売ってはならない。
しかも一定距離以内に、同種の小売店舗や飲食店舗を設けてはならない。
こうすることで、誰もが、小資本で商店を開業でき、誰でもお店を持って起業することで、誰もが安心して食べていくことが できるよ うにしています。
そして大型SCは、多くの場合、他の市町村に本社があり、大型SCの売上から生まれる利益からの税収は、その市に落ちず に、その 会社の本店所在地の税収となります。
ところが、零細店舗が立ち並ぶネタニアでは、商店の売り上げから生まれる利益からの税収は、そのまま市の税収となるので す。
そして市の財政が豊かになることで、新しい道路や、公園や緑地の整備などの行政サービスが充実しています。
もちろん大型SCがないことで、消費者は多品種の商品選択の機会を奪われるかもしれません。
けれどそれ以上に、誰もが安心して生活できるのです。
その土地だけの美味しさを満喫することができる。
市民生活が活性化する。
市の財政が潤い、道路他、公共インフラが整備され、市民が清潔で美しい街に住むことができる。
さて、市民にとって、どちらが幸せな姿といえるのでしょうか。
いまの日本では、大店法廃止後、トップが国会議員になるような、大企業のトップだけが豊かな生活ができ、全国の特に地方 における 市民経済は、ずっと沈んだままです。
こんな日本に誰がした、と言いたくなります。…以下略
道路を駐車場と言うのも素晴らしいですね。これに自転車道の整備を組み合わせると、素晴らしい都市ができそうです。
それ以上に、イオンなどの反日売国企業によって破壊された日本経済の復活に、この昔ながらの商店街を取り戻す方法は 素晴らし いですね。
この道路も、商店街も、政治が強い決意でもって取り組まないと、そう簡単には出来ないでしょうが、どうあっても、国 を上げて 取り組むべきことじゃないでしょうか。
これこそが、日本が目指すべき方向だと思います。そうすれば、中韓の汚染された食品を廃止して地産地消で、健康な食 生活を取 り戻すことも出きるでしょう。
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