団塊の世代のつぶやき

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★米中貿易戦争はアメリカにも甚大な損失をもたらした

2019年07月13日 | 中国

  トランプさんのChina叩き潰し作戦は、貿易ではアメリカにも大きな打撃を与えているようです。ところが、噂通りベトナムなどはChina企業が脱出してきてアメリカへの輸出で儲けているようです。
  他にも、カナダやブラジル等は儲け組。日韓台などは大怪我なのだそうです。何時もの宮崎さんが詳しく書いてっくれています。
  どうやらアメリカも大きな損失をしているようですが、China叩きを辞めることは無いようです。それを聞いて、一安心です。やはり、こちらも怪我が大きくてもここでChinaを叩き潰しておかなければ世界は大変なことになります。ここが辛抱のしどころでしょう。

 宮崎正弘 の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)7月7日(日曜日) 通巻第6132号  

 米中貿易戦争はアメリカにも甚大な損失をもたらしたことは明白だが。。。
  余波は日韓台を襲い、漁夫の利で笑うベトナム、カナダ、ブラジル、カンボジア

 高関税を掛け合って、報復合戦に突入してから一年が経った。
米中貿易戦争では、中国の損害も目立つが、アメリカ側も甚大な損失を伴った。

 米国からの大豆、自動車、液化ガス、鉄くず、木材、パルプなど30%から80%の輸出減となり、ロスは2兆円前後と見 積もられている。全体で38%減少した。
 中国からの対米輸出も集積回路、電気機械、部品など14%の減少を示した。現時点でみる限り、おあいこである(度合い は中国が低いように見えるが全体量比較ではなく、金額ベースでそれぞれが2兆円前後のロスとなっている)。

 米中貿易戦争の余波は北東アジア、とりわけ日本、韓国、台湾の経済を襲い、サムソンはじつに56%の収益減。スマホ輸 出は事実上とまった。対中半導体輸出が激減したからだ。そのうえで日本からの規制強化に遭遇し、売り上げ予測は大幅な下 方修正が迫られる。

 漁夫の利で笑うのは木材と穀物の対中輸出が激増したカナダ、そして大豆を中心とした穀物輸出が急伸のブラジルである。
また迂回貿易で沸き立つベトナム、カンボジアでは、中国企業の進出が顕著なばかりか、両国の港では中国製品を一度陸揚げ し「MADE IN CHINA」のラベルの張り替えが行われている。原産地偽装でアメリカへ船積みをし直すのだ。

 米国のインテル、クアルコム、アップルは業績の大幅下方修正、中国のファーウェイも、三兆円の売り上げ減を予測してい るうえ、韓国のSKハイニクッックスは株価が22%も落ち込んだ。

 以上をみる限りにおいて米中は大けが、日韓台は重傷となり、商業主義的な見地から言えば、「ろくなことはない」のであ る。

 しかし米国は「目先の利益より国家安全保障が重要だ」と息巻き、トランプ政権より議会が強硬である。

  この考えが変わらないことを願いたいものです。とは言え、アメリカも打撃が大きくなると腰が引けて来る恐れもありそうです。
  やはり、如何にChinaを早く叩き潰せるかが問題になりそうです。ここは習皇帝が自暴自棄で外に撃って出るか、失脚して中共がアメリカの突きつけた要求に従うしか決着は着かないのじゃないでしょうか。
  兎に角、少々傷を負っても、Chinaを徹底的に叩き潰すことが待たれます。

何時のことでしょう!


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