とうとう胡散臭い地球温暖化を真っ向から否定する本が出たようです。真実はどこにあるのか。とは言え、ここまで現状を見せつけられるとやはり、温暖化は誰かが金儲けの為に仕掛けたと考えるのが打倒なのかも。
それにしても、そうまでして金儲けがしたいのかとその腹黒さに唖然とします。
宮崎さんが書評で紹介してくれています。それにしても、北極熊が4倍に増えていたやキリマンジェロの雪が残っていたには笑うしかないですね。
真実は何時明らかになるのでしょうか。楽しみでもあります。尤も、目にすることはないでしょう。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)1月24日(月曜日)
通巻7195号
書評
北極熊は「地球温暖化」で絶滅どころか、四倍にふえていた
キリマンジャロの雪はヘミングウェイが描いたように残雪に輝いている
杉山大志『15歳からの地球温暖化』(育鵬社)
地球温暖化の嘘がまかり通る世界。
異常気象、台風頻発、洪水多発。そして凶作、飢餓。すべては地球温暖化の所為だという面妖な言説が世界を覆い、カーボン ニュートラル(脱炭素)、EVが合い言葉となって、不思議なことに効率悪く、コスト高の太陽光パネル、風力発電に傾斜す る。ひょっとして、これは『彼ら』の利権?
著者の杉山氏はキヤノングローバル戦略研究所研究主幹。一貫してEV、脱炭素の行き過ぎを警告してきた稀有の論客であ る。
北極熊は減少すると言われた。えっ? 一万頭から四万頭に増えていた。
キリマンジャロの雪は消えていなかった。ゴア元副大統領等の『不都合な真実』は、2020年にキリマンジャロから雪は なくなると予測していたっけナ。
珊瑚礁の島嶼国家は海に沈んだか? どっこい、ツバルもモルディブも沈んでおらず、タヒチでは大珊瑚礁があらたに見つ かった。
日本の砂浜の90%がなくなると言われた。実際にはダム工事、護岸工事で砂が大量に転用されたからで地球温暖化とは無 関係である。
日本の猛暑は東日本で起こったが、地球温暖化ではなく自然変動が原因だった。
山火事と地球温暖化の因果関係はなく、第一に山火事は自然発生であり、第二に森林管理が杜撰若しくはマネジメントが悪 い。焼失面積は逆に減っている。
熊が出没する。猪、鹿も。
典型例が蝦夷鹿の獸害だろう。これは地球温暖化ではない。猟師不足、強い禁猟規制、そして狼の絶滅が原因である。
なぜ炭素が敵視され、原発も問題と酷評され、地球全体が熱病のように「地球温暖化」なものを問題としているのか。
起源をしらべると国連の委員会報告にいきつくが、誰が深刻な問題だと火をつけ、誰が、それによって裨益したかを考える視 点が必要だろう。
EVが究極的にトヨタ潰しの中国とドイツの仕掛けた宣伝工作から始まり、中国が世界産業の主導権確保を狙っていること は周知の事実となった。
グレタとかの活動家をメディアはヒロインに育てあげ、先進国では高校生がデモを展開するのも、背後に見えない組織が蠢 動しているようだ。
嘘だらけ、間違いだらけの地球温暖化議論に根本から図解を多用して、平明に説いた啓蒙書である。
今回のChina肺炎が人口削減の仕掛けと言うのと同じで、何とも恐ろしいはなしです。一体、人間はどこまで欲をかけば満足するのでしょうか。
さて、真実は何時分かるのか!
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