ダボス会議で、トランプさんが王岐山と会談するということを、10日、第 6739回の「『ダ ボス会議』で王岐山がトランプと会談へ」で、宮崎さんが教えてくれて、何となく嫌な予感がしていました。
まさかこの期に及んでトランプさんが説得されるとは思えないですが、やはり、何があるか分からないという不安は残ります。
ところが、これもトランプさんの作戦か、それとも実際にそうせざるを得なくなったのか、国境問題で欠席を決めたようです。
もし、これを口実として欠席を決めたのならやはりトランプさんは策士ですが、多分、これは必然だったのでしょう。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成31年(2019年)1月12日(土曜日) 通巻第5951号
H−1B ヴィザは発行を簡素化、高度技術者の移民は逆に円滑化する
トランプ、ダボス会議は欠席、国境の壁建設に集中
ダボス会議直前となって、トランプ大統領はダボス会議に欠席すると発表した。(それどころじゃないって)。中国からの王岐 山との会談は当然ながら「お流れ」となる。
ダボス会議はお祭りに過ぎないというわけだ。
他方、政府機関の一部の業務閉鎖がつづき、民主党の議事妨害によるメキシコとの壁建設費用56億ドルをめぐって、ホワイト ハウスと議会の熾烈な攻防戦は長引きそうな空気である。
トランプは「民主党が予算案を認めるまで、この措置(政府機関一部閉鎖)は続く」と野党との対決姿勢をあからさまにしてい るが、その一方で「H−1Bヴィザの円滑化」と提言した。
H−1Bヴィザは、高度訓練者、熟練工のみならずphD取得者など学問の高い水準を誇る人たちに給付され、アメリカ市民権 が取得しやすいという有利な条件が付帯する。
コンピュータ、AI、医学、宇宙工学などの分野にH−1Bヴィザの対象者が多く、2017年度統計では75%がインド人、 9%が中国人に対して発行された。
同じ日、地球の裏側のポーランドではファーウェイ(華為技術)にガサ入れが行われ、中国人ひとりとポーランド人二人を逮捕 した。「スパイ容疑」とされるが、ポーランド人は元情報部員、囮捜査の可能性も言われている。
トランプさんは、軍の予算をフェンスに使えるようにしたので、民主党がどんなに反対しようともう関係ないでしょう。ということで、民主党が如何に反対の為に予算の成立の邪魔をしようともトランプさんにとっては何の痛みもないということになりそうです。
つまりは、民主党は折れざるを得ないということになり、トランプさんはそれを待ってれば良いだけです。さて、民主党は何時まで反対できるのでしょうか。国民からの突き上げに耐えられるでしょうか。
それにしても、やはり、トランプさんはしたたかです。この調子でChinaの撲滅に邁進して貰いたいものです。
この腹の据わり方は並大抵じゃないですね。この一部で謂から安倍さんに見習って貰いたいものです。
やはり、世界はトランプさんの肩に掛っている!
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