団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

中国の宇宙制覇に手を貸すドイツ

2017年07月31日 | 中国

 ドイツの中国傾斜は、今に始まったことじゃないことを、25日、第6505回の「支那におけるドイツ人気と日本不人気の違いとは」で、取り上げました。

  そのドイツの中国傾斜が、想像以上に酷いようです。産経の野口裕之さんが、詳しく書いてくれています。かなり長いので、是非、全文はリンク元で読んでください。

  アメリカの戦前からの中国傾斜と同じですね。結局、欧米は中国の本質が未だに理解出来ていないようです。残念ながら、日本も経済界を筆頭に同じようなもののようです。
  世界は、好い加減に目を覚まさないと大変なことになりそうです。  

  産経ニュースより     2017.7.17

 【野口裕之の軍事情勢】中 国の宇宙制覇に手を貸すドイツ 独の悪癖「チャイナ愛」で自衛隊保有の米軍最新鋭戦闘機の技術が流出か

 ドイツの「親中国病」がまたぞろ発症した。というより、慢性化しており、病状は改善の兆しどころか悪化の一途をたどってい る。実際、G20(20カ国・地域)首脳会議2日前の5日、中国の習近平・国家主席が議長国ドイツのアンゲラ・メルケル首相 に首脳会談で告げた「診断結果」は深刻であった。

 「(ドイツとの関係は)新たな段階に入ろうとしている」 

 独中首脳会談では、全面的な自由貿易協定へと道を開く投資協定の早期締結や、人民解放軍海軍の拠点と化したアンゴラでの水 力発電所建設で合意した。もちろん、中国側の利益捻出しか眼中にない独善的な中華方式に、いずれ泣くことになってもドイツの 自由。メルケル首相は、中国が主導する広域経済圏構想「《一帯一路》の枠組みのもとで中国と経済・貿易協力を深めたい」と申 し出たが、それもドイツの勝手だ。

 こうした独中蜜月を、多くのメディアは、地球温暖化対策や自由貿易をめぐり、ドイツなど欧州が対立する「米トランプ政権へ の牽制」と報じるが、的を外している。米トランプ政権が誕生するはるか以前、独中蜜月は危険水域に達していた。

 今回の独中首脳会談でも、人権問題を重大視してきたメルケル首相は、独中人権問題対話につき「継続し、留意していきたい」 と述べるのが精いっぱい。ノーベル平和賞受賞の民主活動家・劉暁波氏の治療に協力してはいたが、首脳会談時に存命だった劉氏 の問題には直接触れなかった。

 もはや正気の沙汰ではない、と確信したのが《航空宇宙》分野での協力合意だ。ドイツは、宇宙にまで版図を拡大する中国の野 望に目をつぶったのである。

 中国人民解放軍は2015年、《戦略支援部隊》を新編した。統合作戦完遂に向け、陸海空軍に加え、サイバー・電子戦空間と 宇宙における軍事的優位確立をもくろんでいるが、既に2007年以来、宇宙占領のたくらみを隠さなくなっている。

 というか、誇示さえし始めた。この年、地上発射の衛星攻撃ミサイルで高度860キロにあった自国の古い気象衛星を破壊し た。緒戦で、米軍など敵の軍事衛星を吹き飛ばし、「視力と聴力」を無力化するハラだ。

 世界に先駆けて《量子科学実験衛星》も打ち上げた。《量子通信》は盗聴や暗号解読が困難な防御力の優れて高い通信手段で、 理論的にハッキングはまず不可能とされる。米国でさえ、中国の暗号通信を傍受できなくなる。言い換えれば、違法なハッキング で世界中の技術を盗みまくってきた中国が、自らはハッキングされない「独裁体制」を世界に強要するに等しい。

 近い将来、宇宙ステーションや月面基地も完成の見通しだが、特に月面基地は、核融合に使う物質の採掘が狙いと観測されてい る。・・・中略

  G20に象徴される米欧の神経戦を「戦機」に、日米同盟は狡猾で獰猛な「中独協商」を相手に、今まで以上の情報戦を強いられる。果たして、わが国に闘う覚悟&力ありや…。

  最後の、「わが国に闘う覚悟&力ありや…。」が、全てですね。安倍さんの本音がどこにあるのかが分からないだけに不安です。
  安倍さんが、起死回生の手段を持っていることにより、匍匐前進しているのなら有り難いのですが、最近の尖閣などでの弱気な対応などを見ていると、本当に奥の手があるのだろうかと疑いたくなります。
  もし、安倍さんに何の手も無く、このまま中国のやりたい放題を許すのであれば、日本の消滅は近いでしょう。
  その前に、安倍さんを引き摺り下ろそうとする反日売国左翼・在日共に負けないことを願います。それは、日本人の目覚めに懸かっていることは間違い無いでしょう。

日本人よ目覚めよ!

 



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