団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★中国外交部、豪、カナダ、NZなどで「反香港デモ」の組織化を急ぐが

2019年09月07日 | 中国

  宮崎さんが取材旅行から帰られたようで、早速記事をアップしてくれていまう。と言いながら、書き為でこれのアップは4日遅れになってしまいます。

  いよいよ危なくなって来た香港デモですが、Chinaの外後部が世界に指令を出しているようです。ところが、思うように集まらないようです。やはり、 Chineseにも良心はあるのでしょうか。
  こうなると、国家総動員法もいざとなったら完全には働かないのじゃないでしょうか。と言うよりそうあって欲しいものです。

  宮崎正弘の国際 ニュース・ 早読みより  令和元年(2019)9月3日(火曜日) 通算第6182号  

 「西側メディアの香港報道は偏向している。中国の内政に干渉するな」
   中国外交部、豪、カナダ、NZなどで「反香港デモ」の組織化を急ぐが。。。

 香港。これほどの政治的影響を持つとは、誰もが想定外だっただろう。とくに北京政府、 中国共産党は深い衝撃に包まれている。世界のメディアが注目し、連日大きく報道しているため、軍による鎮圧に踏み切れないからだ。

 香港の抗議活動はとうとう四ヶ月目に入り、その支持と連帯が世界中に拡大した。
欧米諸国の留学生らは香港の学生支持集会を各地で開催しているが、なかには身銭をきって、香港へ駆けつける若者もいる。台湾でも、香港問題が次期総統選挙の流れを完全に変えた。蔡英文再選の可能性が濃厚になったのだ。

 リトアニアの首都ビリュナスでは、香港の抗議活動に連帯する「人間の鎖」が実施され、多数のリトアニア市民が参加した。同時にリトアニア外務省は中国大使を呼んで、暴力的弾圧、ヒューマニズムの尊重などを訴えたという(サウスチャイナモーニングポスト、2019年9月1日)。

 外国にいる中国人留学生は躊躇いと、北京からの監視、「愛国行動」への参加要請(というより強要)に動揺し、複雑な心理状況に陥っている。
 オーストラリア(豪)には120万人もの中国人が暮らし、このうち44%が中国大陸からの移民、香港からの移民は6・5%(2016年の統計。現在はもっと増えているが、速報統計がまだない)。

 カナダには176万人もの中国移民が暮らすが、このうち753000人が中国大陸から、216000人が香港からの移民である。この移民の間にも香港問題で、コミュニティを二分化させてしまった。

たとえば豪シドニーでは中国領事館の指示によって「北京支持」集会という時代錯誤的なイベントが行われたが、参加者はわずか五百名だった。かれらのプラカードは「愛中国、愛香港。反港独、反暴力」という抽象的なもので、配られた五星紅旗を力なく振って、ともかくアリバイ証明的だったそうな。

 彼らの参加動機、言い分は「香港問題はインドにおけるカシミール問題」とか、北京政府のプロパガンダを鵜呑みにしている。香港の学生の多くは「香港独立」を言っているのだ。

 中国人留学生の多い西側諸国のキャンパスでは「レノン・ウォール」という壁新聞が登場して盛んな書き込みが行われている。
まるで文革終息期の70年代後半、北京の「西単の壁」の如し。

 豪、カナだ、そしてニュージーランドの中国人留学生同士の衝突も各地で伝えられている。「西側のメディアは反中国的であり、じつに偏向している」と北京政府支持の若者らは発言しているが、移民コミュニテイィでの強い支持が見られない。
バンクーバーで行われた北京支持行進には五星紅旗を前面に飾ったフェラーリが登場し、失笑を買った。
 
 またホワイトハウスや、キャンベラの豪国会前、NZウェリントンの国会前などでは日頃の法輪功活動を横目に、チベット、ウィグルからの留学生らが香港と連帯している。
 すでに香港の抗議活動は四ヶ月、香港の八つの大学では授業ボイコットに12000名の学生が参加した。この動きは高校、中学にも拡大している。

  習皇帝も11日が迫っているので焦っていることでしょう。これをアップする7日にはもう勝負がついているかもしれません。と言うか、勝負の日かもしれません。
  果たしてどうなるのか。習皇帝が諦めるとも思えないだけに大変なことになる可能性が高いのかも。どんな姑息な手を使って来るのかが心配ですね。

さて、どうなることやら!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿