一帯一路で、又Chinaに対して反乱が起きているようです。キルギスの首都ビシュケクだそうです。
もう一帯一路にのめり込んでいるのは平和ボケ経営者が大半の日本だけじゃないでしょうか。どこまで恥を晒せば気が済むのでしょうか。恥を晒す位で終われば良いのですが、トランプさんの逆鱗に触れることになると企業生命も怪しくなりそうです。
何時もの宮崎さんが報告してくれています。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成31年(2019年)1月19日(土曜日) 通巻第5959号
キルギス 首都のビシュケクでまた「反中暴動」が発生
チャイナマネーの経済侵略を許すな、キルギスは植民地ではない
1月18日、中央アジアの小国キルギスの首都ビシュケクで数百人が抗議集会とデモ、口々に「チャイナマネーの経済侵略を許 すな」、「キルギスは植民地ではない」と叫んだ。すぐに暴徒化して警官隊と衝突したため多数の負傷者がでた。デモ指導者数名 が拘束された。
キルギスは独立後、旧ソ連の軛が解けたものの経済的苦境に変わりはなく、ロシア人が去ったあとに、チャイナマネーが入り込 んで、町でも中国人労働者が目立つようになった。
失業が最大の問題であり、若者達は主としてロシアへ出稼ぎに行く。
景勝地イシクル湖はソ連時代の保養地でもあったが、近年湖畔のリゾートホテルは中国人ツアーであふれ出し、爆買いに爆食、そ の傍若無人の振る舞いに立腹するキルギス人が多くなった。
日本は技術協力、ODAなどでJICAを中心に百名近くが滞在しているが、中国人と間違えられないように「日の丸」ワッペ ンをつけて歩くという。市内には日本料理店も存在している。
キルギスはイスラム教を奉じる敬虔な牧畜の民、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタンと並んでトルコ系民族であ り、首都ビシュケクは砂漠のオアシスとして開けた美しい町である。ムスリムは当然だが宗教弾圧をくわえる中国共産党に反感を 抱いている。となりのカザフスタンからウズベキスタンにかけては、シリア内戦に加わっていたウィグル系のIS体験者らが潜入 しているため、中国は「上海協力機構」の参加を呼びかけテロ対策を強化してきた。
2010年にはバキエフ大統領退陣を求める大規模な集会とデモが続き、一時期は無政府状態となった。デモ隊は暴徒化し、中 国人経営の商店などを放火した。このとき、中国は四機のチャーター機を飛ばして在留中国人五百名を退避させた。
2016年8月にはビシュケクの中国大使館にイスラム過激派が車ごと突っ込んで自爆テロ、炎が高く上がった。日頃から中国 人が恨まれていた事実を物語る。
アフガニスタン戦争中、ビシュケクのマナス飛行場には兵站基地として米軍が借用し、海兵隊など二千名が駐屯した。筆者は、 その取材のため、ビシュケクを訪れたことがある。
「おとなしい羊のようだ」と地元の人はキルギス人を自虐したが、ときに怒りを爆発させることがあるのだ。
このトルコや中央アジアの人達がウィグル問題で騒がないのもChinaマネーに押さえつけられているからでしょうか。もっと、声を挙げて貰いたいものです。
マリアナ諸島でもChinaが跋扈しているようです。しかし、ここまで世界に戦線を広げたら流石のChinaも大変でしょうね。
宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより 平成31年(2019年)1月21日(月曜日) 通巻第5960号 <前日発行>
マリアナ 諸島(グアム、サイパン)をめぐる米中の軍事的確執も
中国の深海探査船「探索一号」はマリアナ海溝で何をしているのか
ミクロネシアの北西部に拡がるマリアナ諸島は北から南へ800キロの海域に15の島々からなる。グアム、サイパン、テニヤ ンが含まれ、南西端がヤップ島。そう、あの石貨で有名な島である。
グアムの四分の一は米軍基地、ここには戦略爆撃機、核兵器搭載の戦闘機などが配備されており、また韓国配備でもめた THAADミサイル基地もある。ヤップ島にも嘗ては米軍の無銭連絡所が置かれていた。
ワシントンからは12529キロ、13時間の飛行だが、北京からは3953キロ、わずか五時間の飛行で到達できる。
東には世界一深いとされるマリアナ海溝(11902メートルが日本の測量結果)、もともとは英国、米国が競って探査してき た。マゼランが発見する前までは原住民チェモロ族が住んでいた。
中国は深海探査を目的として「探索一号」という深海探査観測船を投入し、ヤップに基地を置いている。
米国のシンクタンクCSISはさきごろ「ミクロネシア海域にも中国の軍関連スパイ船が頻繁に出没している。海洋探査は名目 に過ぎず、目的は潜水艦の航路調査、海中発射ミサイルの可能性調査などを展開している可能性が高い」とする警告を出した。
軍事専門家のなかには南シナ海に造成した軍事基地との連携でマリアナ海溝に潜行する潜水艦が台湾攻撃の際に使用されるだろ うとも分析している。
工やって見ると、Chinaの世界制覇は本気ですね。世界中の金を集めて制覇するつもりだったが、アメリカを怒らせたことが大失敗だったようです。
とは言え、最近のトランプさんもおかしな動きをしているようなので油断はできません。
トランプさんと雖も流石に選挙が気になるようです。ここで、下手に折れてもらっては、世界は大変なことになりそうです。
トランプさんが心変わりしないことを願います!
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