団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

バイオマス由来PET

2011年11月27日 | エネルギー 環境

  第 3708回第3810回で 取り上げたバイオプラスチックがいよいよ実現されそうです。

  TORAYよ り

  世 界初「完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維」の試作に成功

  東レ株式会社(本社:東京都中央 区、社長:、以下「東レ」)は、この度、再生可能化学品および先端バイオ燃料のリーディング企業であるGevo社(本社:米国コロラド州イン グルウッド市、CEO:Patrick Gruber)が合成した完全バイオパラキシレンを原料として、世界で初めて「完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維」の試作 に成功しました。

 Gevo社は、バイオマスを原料とし、同社が独自の先端遺伝子技術で改 良した微生物を用いた高効率製造プロセスにより製造したバイオイソブタノールから、商業生産に使用されている化 学変換反応によるパラキシレンの合成に成功しました。

 東レは、本年6月にこの再生可能なバイオマス原料由来のパラキシレンか ら自社技術により誘導されたテレフタル酸と、市販のバイオエタノール由来のエチレングリコールを原料とした完全 バイオPETの重合に成功しています。また、これにより得られたバイオマス由来PETは、石油由来PETと同等 の特性を有していることも確認しています。

 東レは新規技術を更に深化させ、このたび世界で初めて、完全バイオマス原料由来PETの繊維化にも成功しました。…以下略

  いよいよ100%の製品が実現されたんですね。これで大量生産とコストダウンが達成されれば、いよいよ脱石油 の時代の到来です。こうなると、油を炊いて走る車なんて、いよいよつまはじき者になりそうです。
  エネルギーは太陽電池主体の再生エネルギーで賄えば環境問題なんてなくなりそうです。実際にそれが実現する のは遠い未来なのでしょうが、その可能性が生まれてきたことは素晴らしい。人類は意外としぶといのかも。

期待しましょう