DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

コット対カネロ?(色々:11‐20‐13)

2013年11月20日 02時51分30秒 | 世界ボクシング
最近(2013年11月20日ごろ)のニュースです。

1)3月8日に米国内でミゲル コット(プエルトリコ)対サウル アルバレス(メキシコ)戦が行われる可能性があるようです。



2)ほんの一瞬ではありますが、BOXRECで5月にフロイド メイウェザー(米)の保持するWBCウェルター級王座にアミア カーン(英)が挑戦するという情報が掲載されていました。しかし現時点ではその情報は解除されています。

3)WBAフェザー級のスーパー王者に認定されているクリス ジョン(インドネシア)が12月6日、豪州でIBO王座を保持しているシンプウエ ベチェカ(南ア)との防衛戦に臨みます。今回が19度目の防衛戦となるジョンですが、防衛記録更新は固いと見ます。

ちなみにアジア人としての世界王座最多防衛記録は元WBAスーパーフライ級(当時はジュニアバンタム)王者カオサイ ギャラクシー(タイ)か築き上げた19。カオサイは19度の防衛戦に全勝し、その内16のKO(TKO)防衛を果たしています。ジョンはこれまでの18度の防衛戦でKO勝利を収めたのは僅か2つ。そして3つの引き分け(内2つは負傷引き分け)を経験しています。



4)先週末16日、昨年師走以来のリングに登場したホルへ アルセ(メキシコ)。対戦者のホセ カルモナ(コロンビア)に8回KO勝利を収めています。

5)本来なら9月に行われる予定だった英国ヘビー級対決デビット ヘイ対タイソン フューリー。その試合はヘイの負傷により2月に延期。しかし今回、ヘイが肩を負傷したため、延期ではなく中止になっています。

ヘイの負傷は重症らしくこのまま引退の可能性大との事。フューリーは同じく長身の強打者デオンティー ワイルダー(米)との対戦を目指していくようです。

6)日本を離れた元OPBF(東洋太平洋)バンタム級、スーパーバンタム級王者のロリー ルーナス(比)が先週末16日、米国ネバダ州のリングに初登場。これまでにNABO(WBOの北米王座)バンタム級、スーパーバンタム級、WBOインター、NABAスーパーバンタム級王座を獲得してきた世界トップランカー クリス アバロス(米)と対戦し3回KO負けを喫しています。
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ロマゴン、リナレス、粟生

2013年11月19日 03時46分00秒 | 世界ボクシング
今月10日、両国国技館で行われた試合結果です。
フライ級10回戦:
ローマン ゴンサレス(帝拳/ニカラグア)対 オスカル ブランケット(メキシコ)

*夏にWBCフライ級王者八重樫 東(大橋)に善戦したメキシカン。しかしこの日はロマゴンの左フックの餌食となっています。現役フライ級世界ランカーを子供相手にするとは...。フライ級でも驚異的な選手ですね。



ライト級10回戦:
ホルヘ リナレス(帝拳/ベネズエラ)KO初回3分8秒 フランシスコ コントレラス(ドミニカ)

*本来ならこの日、WBAライト級王座に挑戦する予定だったリナレス。無冠戦への変更もいいコンディションでリングに上がり最後は右一発。3階級制覇へ向けいい調整試合だったのではないでしょうか?



ライト級10回戦:
粟生 隆寛(帝拳)KO初回3分3秒 エドガー ロメリ(メキシコ)

*粟生のコンディションは良かったものの、ロメリとの実力差が少々あったように感じます。



来年、3人早々ラスベガスで世界挑戦という話でも出ませんかね?
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山中、磐石のV5

2013年11月18日 23時44分37秒 | 世界ボクシング
今月10日、両国国技館で行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦:
王者山中 慎介(帝拳)KO9回25秒 挑戦者アルベルト ゲバラ(メキシコ)

*「全ラウンドを見てから」と思っていたのですが、今日現在まで8回、9回のみ映像を見ることが出来ました。その最終2回では圧倒的な強打で挑戦者を圧勝。しかし7回まではポイントは山中のワンサイドながらもゲバラもそれなりに対抗していたようですね。

次期防衛戦を春先にも予定している山中。さらなる強豪との対戦を臨んでいるようです。

   

個人的に2013年の年間最高選手候補には、この山中とWBCフライ級王者の八重樫 東(大橋)を推薦します。
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ツア、引退

2013年11月17日 10時41分32秒 | 世界ボクシング
現地時間の先ほど、ニュージーランドで行われた試合結果です。
WBAパン・アフリカ ヘビー級王座決定戦:
アレクサンデル ウスティノフ(露)判定3対0(119-109、119-110、119-108)デビット ツア(ニュージーランド)

*2年3ヶ月ぶりにリングに登場したツアですが、現役の世界ランカーに歯が立たず。大差判定負けを喫しています。ツアは敗戦直後に現役からの引退を発表しています。

ツアは1992年のバルセロナ五輪でニュージーランド代表として出場。ヘビー級で銅メダルを獲得しています。

その強打を売り物のにデビューから注目を集めたツア。1996年には後のWBAヘビー級王者ジョン ルイス(米)をわずか19秒で沈めWBCインターナショナル王座を奪取。1998年にはこちらも後のヘビー級王者(WBC)であるハシム ラクマン(米)を10回で破りUSBAとIBFインターコンチネンタル王座を獲得。

迎えた2000年、満を持して世界王座に初挑戦。相手はあのレノックス ルイス(英)。前哨戦となった試合前の睨み合いでは圧勝するも、肝心の本番では大差判定負け。その敗戦により何かを失った感じがあります。

  

終身戦績は52勝(43KO)5敗2引き分け。今回の試合に勝利すれば、WBC王者ビタリ クリチコ(ウクライナ)への挑戦という話もあっただけに、残念な敗戦、引退宣言に感じられます。実力はあるのに世界王座には手が届かなかったツア。まさに記録に残る戦士でした。長い間お疲れ様。
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今週末の試合予定

2013年11月16日 02時18分01秒 | 世界ボクシング
2013年11月第3週末の試合予定です。

16日 土曜日
米国カリフォルニア州
WBAスーパーミドル級戦(スーパー王座):
王者アンドレ ワード(米)対 挑戦者エドウィン ロドリゲス(ドミニカ)



ニュージーランド
WBAパン・アフリカ ヘビー級王座決定戦:
デビット ツア(ニュージーランド)対 アレクサンデル ウスティノフ(露)


19日 火曜日
韓国
WBAバンタム級戦(レギュラー王座):
王者亀田 興毅(亀田)対 挑戦者孫 正五(韓国)

PABAスーパーウェルター級王座決定戦:
渡部 あきのり(野口)対 郭 京錫(韓国)
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江藤、再びタイへ

2013年11月15日 10時15分37秒 | 世界ボクシング
今月29日、タイで予定される試合です。
WBAフライ級戦(暫定王座):
王者江藤 光喜(白井・具志堅スポーツ)対 挑戦者ヨドモンコン ポーセーンチップ(タイ)

*去る8月に同地で暫定ながらも世界王座を獲得している江藤。今回、2戦続けてのタイでの世界戦出場となります。



現在の日本ではWBAの暫定王座は世界王者として認定されません。しかし今回の一戦に勝利し、来年中にも「暫定」の二文字を取り払ってもらいたいですね。
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マイキー、アンドラーデ、ウォータース

2013年11月14日 02時46分35秒 | 世界ボクシング
先週末9日土曜日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
WBOスーパーフェザー級戦:
挑戦者ミゲル アンヘル ガルシア(米)KO8回56秒王者ローマン マルティネス(プエルトリコ)

*減量苦のために同級に転向してきたガルシア。元々挑戦者有利が言われていた一戦だっただけにノーマークだったこの戦い。しかしマルティネスは2回にダウンを奪い意地を見せています。



現在のスーパーフェザー級はWBAスーパー王者内山 高志(ワタナベ)が圧倒的な力量差で他の王者たち、世界ランカー軍を圧倒しています。実力者マイキー・ガルシアの同級転向は、内山にとっても大きな刺激となることでしょう。


WBOスーパーウェルター級王座決定戦:
デメトリアス アンドラーデ(米)判定2対1(114-113、117-110、112-115)バネス マーティロスヤン(アルメニア)

*初回にダウンを喫したアンドラーデですが、その後試合を立て直し判定勝利。空位の王座獲得に成功しています。


WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
王者ニコライ ウォータース(ジャマイカ)TKO4回1分57秒 挑戦者アルベルト ガルサ(メキシコ)

*王座獲得後11ヶ月目にして初防衛戦を迎えたウォータース。圧倒的な体力を見せつけガルサを一発でKOしています。23戦全勝(19KO)という数字通りの選手だとは思いますが、一度はずされるとそのままズルズルと行かれそうな選手。スーパー王者クリス ジョン(インドネシア)と対戦すると、意外なワンサイドで判定負けしそうな選手です。

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宮崎の後継者?ブドラーが暫定王座獲得

2013年11月13日 23時25分14秒 | 世界ボクシング
先週末9日、南アフリカで行われた試合結果です。
WBAミニマム級暫定王座決定戦:
IBO王者ヘッキー ブドラー(南ア)KO4回 ウーゴ ベルチェリ(亜)

*ご存知のように現在、WBA最軽量級王座には宮崎 亮(井岡)が君臨。9月には当時暫定王座を保持していたヘスス シルベストレ(メキシコ)を退け王座統一に成功。しかし減量苦を理由に今後は階級を上げる事を明言しています。

その宮崎の後継者決定戦が地球の判定側で行われ、ブドラーが4回に3度のダウンを奪い自動的にKO勝利。空位だった暫定王座の獲得に成功しています。ブドラーは現在、マイナー団体IBO王座も保持しており、この勝利によりIBO王座の4度目の防衛にも成功。年内にも宮崎が王座を返上することが予想されるだけに、このまま正規王者に昇格する可能性がありそうです。

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ダルチニアン、逆転TKO負け

2013年11月12日 04時32分44秒 | 世界ボクシング
先週末9日土曜日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
フェザー級10回戦:
ノニト ドネア(比)TKO9回2分16秒 ビック ダルチニアン(豪)

*6年3ヶ月ぶりに行われた両者の対戦。2007年7月の第一戦では、ドネアが5回TKOでダルチニアンを沈めIBFフライ級王座を獲得。その後ドネアはスーパースター路線を驀進。スーパーバンタム級まで(スーパーフライは暫定王座)の4階級で世界王座を獲得しています。対するダルチニアンはその後、スーパーフライ級で3団体王座を獲得し、安定政権も築きました。しかし階級をあげるに従い体重の壁に直面し、バンタム級時代には大一番で3敗(0KO負け)を喫しています。

今回の再戦では、復讐に燃えるダルチニアンの気持ちが十二分に伝わりました。試合が終わるまで、常に凄まじい緊迫感の連続。スピードでは劣るも、ダルチニアンが後手に回る場面は稀。逆にドネアには珍しく、顔が腫れ鼻血を出すシーンすら見られました。



8回終了時までの公式採点は2対0(78-74x2、76-76)でダルチニアン。私(Corleone)は79対73でダルチニアンのリードと見ました。ドネアは嫌いではありませんが、この試合に関してはダルチニアンに勝ってほしかった...。

最後に強打(左フック)を当て勝利を得たドネア。完全復活アピールまでには行かなかった感を受けます。偉大なる敗者ダルチニアン。この試合では絶好のコンディションで戦いに臨めただけに、スーパーバンタム、またはバンタムでの世界王座獲得を目指してほしいです。
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和毅も参戦

2013年11月11日 00時01分24秒 | 世界ボクシング
12月3日、大阪ボディメーカーコロシアムで予定される試合です。
IBFミニマム級戦:
王者高山 勝成(仲里)対 挑戦者ビルヒリオ シルバノ(比)

WBA/IBFスーパーフライ級王座統一戦:
WBA王者リボリオ ソリス(ベネズエラ)対 IBF王者亀田 大毅(亀田)

*上記の2試合は既に決まっていました。これらの試合に加え、下記の世界戦も同じ興行で行われることが発表されています。

WBOバンタム級戦:
王者亀田 和毅(亀田)対 挑戦者イスマエル ナイジャラ(ナミビア)


初防衛戦を迎える亀田家の末弟

*世間はどれだけこの興行に注目を集めるのでしょうか?試合内容、結果もそうですが、そのへんにも興味が集まりますね。
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