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まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

終末のフール / 伊坂幸太郎

2009-11-22 22:54:54 | 小説・その他本

     

限りある生を、人はどう生きるのか。
「8年後に地球が滅亡する」と発表されてから5年。
世界中が大混乱に陥る中で、人々はどう生きるのか?
仙台の団地に住む人々を主人公に、愛や家族、
人間の本質を見つめる傑作連作集。






「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」



「あなたの今の生き方は、

どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」



地球滅亡まであと3年。

死の宣告をされたと言ってもいい中、

残った人々はどう生きて行くのか。



色々考えながら日々過ごしている登場人物たち。

それぞれ答えを出し生きている。


終末が来ようとも、

命ある限りそれでも人は生きて行かねばならない。



そこで苗場さんの言葉(↑ にある台詞)を考える。

考えるが、なかなか難しい。

苗場さんみたいに思えたらいいなぁと思った。




伊坂作品はやはり人物が魅力的。

苗場さん然り、土屋や美咲、小松崎や二ノ宮、

そして渡部さんのお父さん。

みんないい味出してます。



「冬眠のガール」が1番好きかな。

美智の相手が気になりますね。



「演劇のオール」で、

最後の方に登場人物が勢揃いするとこが、

なんか良かったです。

人ってどこかで繋がってるんだなぁ~と。



作品全体で人物がリンクしてるとこも、

伊坂作品っぽくて好きです。

短編だったので長編で読みたかった。


もし終末を迎える時が来たら・・・

草サッカーしてた人たちみたいに、

あたしも楽しいことして過ごしたいなぁ。

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サムライ・ハイスクール 其の六

2009-11-22 20:53:49 | ドラマ

其の六

『父子対決かかってこいや』





父のことを担任に話す小太郎。

働いて夜学もあると先生たちは言ってくれたが、

校長はさっさと決めなさいと言った。

大した受験勉強もしていなかった小太郎は、

受験を諦め就職すると言った。



中村は母親が入院し、父はいないからお金は無い。

けど奨学金申請して大学へ行くと小太郎を励ますが、

働く方がラクだと中村のバイト先を世話してもらった。



ファミレスでバイトを始める小太郎。

しかし客に怒られ、ちっともラクではないと思い知った。


駐車場を掃除してと言われ掃除してた小太郎。

不良高校生が飲み食いして、ゴミを捨てる。

小太郎が注意しようとすると、


「なんだよ、バ~カ、死ね。」と言われ、

侍小太郎が降臨。


「待たれよ、忘れ物じゃ。」


不良たちと乱闘になり、やっつける侍小太郎だったが、

店長にクビと言われてしまう。

しかしクビの意味が分からず、あいに聞く。

「父上殿までがクビ。」



家に帰り、父にクビになった理由を聞く侍小太郎。

お前にだけは話すと、父も本当のことを教えた。

上司の不正を注意したら、罪を擦り付けられクビにされたと。

侍小太郎は父にモップを渡し、勝負を挑む。

自分が勝ったら、上司の過ちを正し筋を通すよう言う。


「親子で棒を振り回して怪我をしても仕方ない。」


父は帰って行ってしまう。



翌日、家を出る父を追う小太郎。

今日は4時に帰って来いと言われる。

昨日の続きをすると。



あいは、小太郎が変わるのは

多重人格ではないかと心配していた。

あいは中村に相談。

そこに小太郎がやって来る。

全然心配なんかしてないと誤魔化し、

あいは立ち去ってしまう。


「殿は多重人格じゃないよね?

だれか別の人格が乗り移ってるだけだよね?」


中村に言い当てられ、小太郎は焦る。



小太郎が家に帰ると、父が竹刀を買って来ていた。

小太郎に竹刀を渡し、どっちか1本取った方が勝ちと。

逃げようとする小太郎だったが、父はしつこかった。

上司に俺は間違ってないと、

ちゃんと言って来たと小太郎に言う。


「大学へ行け。

お父さんの失業を言い訳にするな。」


小太郎は覚悟を決め勝負に挑む。

結局勝負はつかなかった。


「小太郎、お父さんもやりたいこと探すからお前も探せ。」


対決を見ていた優奈が2人にタオルを渡す。



翌日、小太郎はサヤカに進学すると伝えた。

サヤカは呆れながらも資料を渡し、

頑張れと小太郎に言う。



帰宅途中で、突然侍小太郎が光臨。

そして黒い刺客に襲われた。





なんだい、あの黒い刺客は。

今回はあまり侍の出番がなくてちょっとガッカリ。



まさか中村が侍に気づいてるとはね・・・(‐∀‐;)

ちょっとビックリでした。



それより、ひみこが出て来なくて寂しかったよ~。

楽しみにしてたのになぁ。



其の壱 其の弐 其の参 其の四 其の伍

コメント (4)
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