ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

ハル

2005年09月12日 | Thanks☆
彼の名前はハル。平成14年生まれの3歳。
3歳の子に跨っちゃっていいの???
ハルは今年、私の愛馬と入れ替わりでやってきた。
悲しくて泣いてた私がハルの可愛さに少し癒された。
ちょっと不安気な目、まったく人見知りしない子で厩舎に行くと
「ここどこ?」って感じでよってくる。
まだまだ遊びたい盛りなのに3歳にして人でいうところの社会人になっていく。

ハルに跨るには2回目。1ヶ月ほど前の日曜日、初めて跨った。
3歳にして非常に大きな馬体で動きも大きい。
新馬独特の腰のふらつきがあり、それは結構すごい。
1鞍目はとりあえずハルの様子を見ることに徹した。
何も問題はなかったし、3種の歩様、扶助に対する反応も良かった。
直線での駆足発進も完璧だった。正手前も反対も。
全くいうことなし。

2鞍目、ハルは前回よりも元気だった。
ハルと会話をしようと試みるのだけど、ハルはまだそれもできないような
子供だと感じた。今は私がハルの様子を感じて、私がリードするしかないのだと
実感し、その責任も感じた。
教えるってまだ私にはできない。だからハルにはもちろん、私に対するハードル
もかなり低いものに設定しなければならない。
それでいいんです。
ハルが元気で、お仕事がイヤなものにならなければ、今はそれでいいんです。
ハルの課題はまっすぐ動くこと、扶助に対する反応。それだけでいい。
今は我慢をすることもしなくていい。
今は心と体を作る時期。のびのびと大きく体全体を使って動くだけでいい。

しばらくは座らずに軽速足と長めの手綱でハルが苦痛なく大きく動ける
体勢をつくろう。隅角だけは歪んでなだれ込まないように馬体を起こす。
だけどあとはハルの自然な体勢でいい。

ハルの乗馬人生は今始まったばかり。とにかく元気で気のいい子でいられる
ように。時間はたくさんあるんだからゆっくりいこう。
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