日曜に続いて2000年君でした。
前回は期待せずに乗ってとても良かったので、今回は少し期待しすぎて…って
パターンにならないよう。
前回は最初から丁寧に横にほぐす運動をしたので固さも感じず乗りやすく仕上がりましたが
今日は普通の部班運動でした。
馬に1本通ってた鋼鉄の芯がとれ、しなり具合の良い金属に変わったような感覚です。
まだまだ体全体がほぐれているわけではないので、人間が助けてやるところもあり、
少しずつ動けるようになっていく感じ。
人間の言うことを無視することなく、聞こうと興味をもってくれる姿勢が良い。
左手前の運動はしっかり動けるのですが、右手前は自分でバランスがとれずに、崩れながら速くなる
パターンです。
日曜、時間をかけてほぐした後もそんな感じだったので、少しずつ改善できればいいな…そんな
段階なのでしょうか。
ふと、担当さんはこの馬に乗ってどう思ったんだろうって思いました。
なんとかしてあげたい、そう言う強い思いがないと、ハズレをひいたような気持ちになったんじゃないかと。
だって本当に大変だと思うし、根気も体力もいる。
でも乗ってみて思った。
担当さんはきっともっと乗りやすい馬にするって決めたんだって。
いつまでも健康で長生きできるといいなって思ったんだって。
そういう人に出会った2000年君はラッキーだ。
固いまま動けなくて鞭打たれて蹴られて、どんどん心も折れていって、楽しみは餌だけ。
そのうち固いが故に怪我したりして。
重いし、怪我してるし、クラブには不要になったりして。
でも今は違う。
良かった、良い人に出会って。
きっとどんどん良くなる。
なんだか自信に満ちあふれてきたように思えて、表情も少し偉そうに見えました。
いいね、その感じ。