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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

選挙と寒気

2014年12月03日 10時41分01秒 | えいこう語る

▼ 12月に入り、本格的な寒気が村を襲う。11月の下旬あたりから、早朝や深夜に廊下を歩くと吐く息が白くなっていた。ゴジラのような気分になるそんな我が家の真冬の到来を“怪獣冬ゴンの出現”と、私は楽しんでいる。

▼ 起床してすぐにブログを書き始めるが、数日前までは少し着込むと、ストーブを点火しなくてもよかったが、寒さが厳しくなり起床と同時にストーブを点火しなければならなくなった。燃料のレベルも微少で済んだのもつかの間、すでに微少だけでは身体があたたまらない寒さになってしまった。

▼ この急激な寒さは、単に気象状況によるものではない。原因は、意味不明の衆議院解散選挙にある。アベノミクスなど地方にはまったく影響を及ぼさないばかりか、ガソリンや灯油の値段が高すぎるからだ。越冬のため命をつなぐ灯油は、外に設置しているタンクから抜き取られるぐらい、生活に影響を及ぼしている。

▼ にもかかわらず、大義なき解散で“700億円”もの選挙費用を無駄遣いするのは、アホノミクスここに極まるという感じだ。

▼ 寒風吹きすさむ中、有権者数百名の我が村にも、選挙カーがやってきた。私が投票を決めている候補のようなので外に出てみる。ところが私の家の方向に来ず反対方向に行ってしまった。短期決戦で寒さも厳しいのでスルーしたのだろう。連呼の声は候補者の声ではなく、同じ政党に属する別の議員の声だった。

▼ 限界集落に近い我が村。近未来は、消滅都市と名指しされた函館市、その8区の立候補者は3人だ。自民党前職は公明党の協力を得、大間原発は党本部が賛成といっても、自分は反対と豪語する。福島第一原発事故以降、建設をストップしていた大間原発を再開させたのは与党民主党だった。そこで民主党候補は、原発訴訟を国に起こし、今や市民の支持も大きい函館市長に倣い「大間原発建設凍結」という、やがて溶解しそうな言葉を使用している。「即・原発ゼロ」は、他党との協力を拒絶し、戦いには特攻隊の精神で臨む、一匹狼の共産党だ。

▼候補者は短期決戦で、心身ともに燃えに燃えているのだろうが、有権者には世の中の全ての寒気が身に沁みる。これが2年間のアベノミクスの実態なのだろう。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (花てぼ)
2014-12-06 19:26:37
今、思いついた!
アベノコミックスだ!
ただし、漫画なら上等だが、俗悪最低のマンガだ。ガマンならん。
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Unknown (花てぼ)
2014-12-06 19:28:32
あ、先に北国の方に寒気見舞いを申し上げたかったのでした。こちらはぬくぬくと申し訳ないくらいです。
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Unknown (かわぐちえいこう)
2014-12-13 12:58:08
返事が遅くなりました。低俗最低のマンガです。私は“ガマンガ”がならん。選挙のおかげでなおさら寒くなっています。選挙が終わり15日から「大間原発反対」の、市民大署名運動をはじめます。
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