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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

夢のまた夢

2013年12月20日 12時23分11秒 | えいこう語る
猪瀬東京都知事がついに辞任した。
作家としては有能だったが、政治家としては無能振りを充分発揮しての辞任だ。
だが、地方交付税不交付団体の東京都が、財政再建団体の北海道夕張市に職員を派遣し、支援したことを忘れてはならない。
地方自治体同士が、地方分権時代の新たな取り組みを展開したからだ。副知事時代の猪瀬氏も、自ら雪かきツワーに参加していたこともだ。
猪瀬氏を抹殺した自民党は、すでに候補者の選定に入ったようだ。
※巨大魚が息をひそめているような、河口風景だ。単調な田舎生活だが、風景が違う顔を見せて楽しませてくれる。


私がアベ総理に成り代わった夢だ。
候補者は、腰巾着の下村文科相や、自民一の美人で防衛相も勤めた小池百合ちゃんではない。ましてや、スケートが上手で、政界での滑りもよい聖子ちゃんでもない。
女性票をすべて獲得できる、政界のスーパースター“小泉進次郎”だ。
彼には、2期8年を勤めさせる。
目的は「アベのミックス」という、国の新基本方針を国民に定着させ、全体主義国家に移行させるためだ。
地方自治体のトップ東京都と、自民党が一枚岩となり、行財政改革という地方分権を行い、新たな中央集権国家体制を強固にする。
2期目終盤には、東京オリンピックだ。
国威発揚の五輪、ここで「政・経・軍」の最強の国家であることを、内外に知らしめる。
米国も中国もロシアもなしえないほどの、大イベントを成功させるのだ。文字どおり世界制覇作戦だ。
それが終了した後、進次郎を首相の座につかせる。
そのために純ちゃんが、自民党の様々な難局の際に「脱原発」を絶叫し、カモフラジュー役に徹するのだ。
自民党による自民党のための自民党の日本だ。
日本国憲法が全面改正され、新欽定憲法が公布される。そして、天皇が総元帥閣下に復帰する。
そこで私は最近習得した「夢の変換」を試みた。
今度は私が天皇だ。
新憲法公布日の国会。
私は、国会議事堂建設の総予算の、4分の1を費やしたという、あの特別室に一つしかない椅子に、孤独な背中で座っている。
私の前に、父である昭和天皇が現れた。
「息子よ私の二の舞をしてはならぬ。傀儡になってはならぬ。戦争は二度としてはならない」と、語りかける。
「陛下、時間です」との声が聞こえる。
私は立ち上がり、議長席のさらに上の席に着く。
「朕は、日本国民の総意に基づかない新憲法に、御名御璽を拒否し、本日より天皇を辞退し、日本国民となる」と、声高らかに新人間宣言をした。
議場からは「天皇陛下万歳」の声と共に、すべての議員が立ち上がり、万歳を唱和した。
国会議員の良心が、ついに目を覚ましたのだ。
「美しい心の国」これが日本の真の姿なのだと、感涙で枕を濡らした時、第2幕の夢が終了したのだ。
猪瀬氏に期待したいことがある。
心労が癒されたら「国家と東京」というテーマの本を出してほしい。そろそろ「遷都」ブームを、巻き起こしてほしいからだ。


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