▼我が国の憲法は、米国から押し付けられたので、改正しなければならないというのが、今の政権の最大目標だ。
▼しかし、戦後一字一句も変えないで今にあるというのは、実は日本に適した憲法だったのではないかと考える。
▼憲法が制定された時、「9条」の「戦争放棄」という文言をみて、国民の多くが“万歳”を叫んで、心から喜んだに違いないと、想像できる。
▼戦争で国民が310万人も犠牲になったからだ。さらに侵略した他国民の犠牲を考えれば、日本人は“悪魔”だと思われても、仕方がなかったのではないかと思う。
▼ここまでは何度も書いてきた。なぜ繰り返すかというと、日本国民として永久に忘れてはならないことだからだ。
▼戦争は国家による「大量虐殺」だ。一般国民を殺人者に変える行為だ。だから勝った国はその土地を収奪し、植民地化してしまうのだ。
▼反乱がおこらないよう統治するには、秩序を保つための憲法が必要になる。【戦争は国家と国家の関係において、主権や社会契約に対する攻撃、つまり敵対する国家の“憲法”に対する攻撃、というかたちをとる】。
▼なるほど、戦争に負ければこういう結果になるというのを、今まで考えもしなかった。押し付けられたのではなく、我が国が侵略して負けたからなのだ。
▼そんな強暴な国家や国民を秩序正しく統治するためには、新たな憲法が必要だったからだ。そう考えたのは「社会契約論」で有名な、ジャン・ジャック・ルソーだ。
▼大日本帝国憲法下で、我が国は侵略戦争を起こした。そこでこの憲法を変えなければならなかったのだ。押し付けられたのではない。
▼新憲法をつくらなければ、再び戦争という惨禍を我が国は犯すからだ。この憲法により78年間、我が国は戦争をしない国でいれたのを、私たちは知っている。
▼だが、戦後78歳の高齢になれば、戦争の悲惨さを忘れてしまうし、悲惨ささえも理解できない若者も増えてきた。
▼そこで、米国に押し付けられたといいふらし『憲法改正』などという、スローガンを立てる政府は、「平和憲法」にクーデターを起こすようなものではないか。
▼『9条』を破棄し、戦争できる国にしようというのは、戦争ができる時代の憲法、すなわち大日本帝国憲法復活のような、悪夢の再来ではないか。
▼米国に押し付けられた憲法というけれど、ルソーの社会契約論から言えば、国民と国家の契約は「戦争放棄」が一番の契約だったのではないか。
▼立憲主義とは、為政者の横暴を抑えることからできた考えだ。その為政者の横暴を支持する国民は、主権者としての立場を忘れた、いや理解さえしていない国民を言う。
▼ここに民主主義の劣化の、根本的な原因があるのではないかと思う。北朝鮮のミサイル発射で、北朝鮮を悪とする仕組みを強化しようとする。
▼かつて大日本帝国は、朝鮮半島を35年間も植民地化していた。この事実、どれほどの国民が覚えているだろうか。
▼【災害は忘れた頃にやってくる】。「地震列島日本」・「原発大国日本」。そして「軍事大国日本」。これだけ大災害の日本列島だ。
▼しかし、戦後一字一句も変えないで今にあるというのは、実は日本に適した憲法だったのではないかと考える。
▼憲法が制定された時、「9条」の「戦争放棄」という文言をみて、国民の多くが“万歳”を叫んで、心から喜んだに違いないと、想像できる。
▼戦争で国民が310万人も犠牲になったからだ。さらに侵略した他国民の犠牲を考えれば、日本人は“悪魔”だと思われても、仕方がなかったのではないかと思う。
▼ここまでは何度も書いてきた。なぜ繰り返すかというと、日本国民として永久に忘れてはならないことだからだ。
▼戦争は国家による「大量虐殺」だ。一般国民を殺人者に変える行為だ。だから勝った国はその土地を収奪し、植民地化してしまうのだ。
▼反乱がおこらないよう統治するには、秩序を保つための憲法が必要になる。【戦争は国家と国家の関係において、主権や社会契約に対する攻撃、つまり敵対する国家の“憲法”に対する攻撃、というかたちをとる】。
▼なるほど、戦争に負ければこういう結果になるというのを、今まで考えもしなかった。押し付けられたのではなく、我が国が侵略して負けたからなのだ。
▼そんな強暴な国家や国民を秩序正しく統治するためには、新たな憲法が必要だったからだ。そう考えたのは「社会契約論」で有名な、ジャン・ジャック・ルソーだ。
▼大日本帝国憲法下で、我が国は侵略戦争を起こした。そこでこの憲法を変えなければならなかったのだ。押し付けられたのではない。
▼新憲法をつくらなければ、再び戦争という惨禍を我が国は犯すからだ。この憲法により78年間、我が国は戦争をしない国でいれたのを、私たちは知っている。
▼だが、戦後78歳の高齢になれば、戦争の悲惨さを忘れてしまうし、悲惨ささえも理解できない若者も増えてきた。
▼そこで、米国に押し付けられたといいふらし『憲法改正』などという、スローガンを立てる政府は、「平和憲法」にクーデターを起こすようなものではないか。
▼『9条』を破棄し、戦争できる国にしようというのは、戦争ができる時代の憲法、すなわち大日本帝国憲法復活のような、悪夢の再来ではないか。
▼米国に押し付けられた憲法というけれど、ルソーの社会契約論から言えば、国民と国家の契約は「戦争放棄」が一番の契約だったのではないか。
▼立憲主義とは、為政者の横暴を抑えることからできた考えだ。その為政者の横暴を支持する国民は、主権者としての立場を忘れた、いや理解さえしていない国民を言う。
▼ここに民主主義の劣化の、根本的な原因があるのではないかと思う。北朝鮮のミサイル発射で、北朝鮮を悪とする仕組みを強化しようとする。
▼かつて大日本帝国は、朝鮮半島を35年間も植民地化していた。この事実、どれほどの国民が覚えているだろうか。
▼【災害は忘れた頃にやってくる】。「地震列島日本」・「原発大国日本」。そして「軍事大国日本」。これだけ大災害の日本列島だ。
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