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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

閑話休題

2011年12月28日 15時19分06秒 | えいこう語る
外出したくない寒さが続いている。
外気の寒さばかりでない。政治が国民に対しあたたかな政策を採っていないのが、大きな原因だ。
我が国は水を浴びせられ「冷温停止状態」になってしまったのではないだろうか。自然災害ならすでに瓦礫の処理は終わり、復興への目途は立っていたに違いない。
「福島原発廃炉は40年」。この発表で、日本経済が「氷河期」に入ったことを印象付けたのではないだろうか。
出迎えるフアンに、振り向きもせず通り抜けるスターがいるとする。フアンあってのスターではないかと思うだろう。
総理とは我が国の大スターなのである。記者たちのぶら下がりを無視するのをテレビで見せ付けられては、普段スタ-を観ることができない、大勢のフアンをも無視することになりはしないだろうか。
いくらアニメの国といわれても、ドジョウが総理では、世界中からの渡り鳥の餌になりはしないだろうか。TPP参加や武器輸出三原則緩和なども、そんな心配の内であるが。
閑話休題。
※昔は水平線に、所狭しとイカ釣り船が並んでいた。村にも漁火銀座と呼ばれる場所があったのだ。


我が母校、椴法華中学校からの学校便りが届いた。全校児童は50名弱である。私が在籍していた時は、300名を越えていた。
後輩たちの俳句である。
「いさり火が 小さな町を 照らしてる」
※人口1,000人。村の灯りも寂しい。イカ漁の漁船の灯りが煌々と小さな村を照らしていた。子供たちには、いさり火が都会のイルミネーションに思えたのかもしれない。
「新緑の 匂いに誘われ 山へ行く」
※ゲーム機で遊ぶ子供たち。春の匂いを感じようと、機械を置き山に向かう。村の子供たちの感性が生き生きしている。
「虫たちの 鳴く声聞いて ねむりゆく」
※過疎の村も、子供たちの情操教育に役立っているのだろう。
こんな句も思い出した。
「朝早く 00のラッパ 鳴りひびく」
※00は村に昔しあった豆腐屋さんの名前である。この句は私が小学校時代(昭和30年代)の同級生の誰かの作である。
当時の村の情景と共にラッパの鳴りひびく音が今でも浮かんでくる。
私にとっては「降る雪や 明治は遠く なりにけり」と同質の、一句である。
野田総理、今の日本の風景、なんと読むのだろうか。


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