「30対1」最近の私の葬式と結婚式の、出席数の対比である。
昨夜、中学校時代の友人の息子さんの結婚式に出席してきた。
私のテーブルは、私の村の顔なじみのオジサン・オバサンたちである。
宴会に入り若者の歌が続く。3人~4人のグループで歌い、素人なのに抜群のハーモニーだ。私たちの時代は、集まりは喫茶店だったが、今、若者の集まる場所は、カラオケルームなのだろう。実に上手だ。
私たちのテーブルでは「なんだが、わげのわがらない歌ばっかりだな」と、諦め顔である。
そこについに漁師のオジサン登場し「ド演歌」の渋いのどを披露する。まるでバックに北の荒海を背負うが如くの、大迫力である。
「やっぱり演歌だね」と、私たちのテーブルは、生き返る。
新郎の父より、挨拶があった。
私の友人である彼は、中学卒業以来、北洋や南氷洋を渡り歩いた、海の男である
長らく家を空け、子供たちに寂しい思いをさせたことや、新郎が、H自動車会社の中古車販売で、全道一の売り上げ実績をあげた事を誇りに思うと、静かな口調で、男親の心情を語った。
帰りに「今日の挨拶は感動したよ」と伝えると「ずいぶん練習したんだ」と、安堵の顔で微笑んだ。
小・中学校を共にした真面目なお父さんは、60歳になってもなんら変わりなく、
真面目だったのがうれしかった。
昨夜、中学校時代の友人の息子さんの結婚式に出席してきた。
私のテーブルは、私の村の顔なじみのオジサン・オバサンたちである。
宴会に入り若者の歌が続く。3人~4人のグループで歌い、素人なのに抜群のハーモニーだ。私たちの時代は、集まりは喫茶店だったが、今、若者の集まる場所は、カラオケルームなのだろう。実に上手だ。
私たちのテーブルでは「なんだが、わげのわがらない歌ばっかりだな」と、諦め顔である。
そこについに漁師のオジサン登場し「ド演歌」の渋いのどを披露する。まるでバックに北の荒海を背負うが如くの、大迫力である。
「やっぱり演歌だね」と、私たちのテーブルは、生き返る。
新郎の父より、挨拶があった。
私の友人である彼は、中学卒業以来、北洋や南氷洋を渡り歩いた、海の男である
長らく家を空け、子供たちに寂しい思いをさせたことや、新郎が、H自動車会社の中古車販売で、全道一の売り上げ実績をあげた事を誇りに思うと、静かな口調で、男親の心情を語った。
帰りに「今日の挨拶は感動したよ」と伝えると「ずいぶん練習したんだ」と、安堵の顔で微笑んだ。
小・中学校を共にした真面目なお父さんは、60歳になってもなんら変わりなく、
真面目だったのがうれしかった。
30対1、葬式と結婚式の割合、ホンとにそうですね。あたしの場合それもかなり昔のことでして両者とも縁遠くなっております。これも一つは隠居然とした暮らしの故かも知れません。
真面目一直線・・・いいですね~。
結婚式も少なくなりましたよ。不景気風で入籍だけの人も多くなりました。こちらでは2組がそのようでした。