朝夕の冷え込みが厳しくなってきた。
道内では気象観測史上2番目に早いという、初雪のニュースも流れている。
今朝も昆布漁が中止となった。
浜の情報では昆布漁も今月10日までだというが、漁から戻ってきても、シャワーを浴びるだけではもう寒いような気がする。
朝が開ける前の水平線のすぐ真上に、杓子の形をした北斗七星が、真っ直ぐ立っている。
星座のことはよくわからないが、北斗七星は子供の頃から好きだ。
あの大きな杓子で海水を汲んで火事の家にかけたら、すぐ消化できるのではと、思っているからだ。
私の子供の頃は村でも火事が多かった。自宅のすぐ近くでも3軒焼失した、村では大火といわれた火災を経験している。
福島第一原発が爆発し消火に戸惑った時「神様・北斗七星の杓子で海水を汲み消火して欲しい」と、心の中で願ったものである。
50歳を向かえ突然亡くなった、中学時代の女性の友達がいた。
その日村の夜空に、ひときわ大きく輝く北斗七星があった。
昨日、また中学の同級生の告別式があった。
寿司職人である彼は、若い時東京で終業したことがある。やがて函館市内で店を構えた。
江戸前仕込みなので、コハダやサバなどの光り物が得意だと話していた。
3ケ月ほど前、彼の自慢の握りをいただいたばかりである。
しめ鯖の作り方など聞いておけばよかったと後悔する。
昨日の朝、移動販売の魚屋さんから鮮度のいい小鯵を購入した。
彼の店が掲載されていた雑誌に、彼がコハダの作り方を紹介していた。
小鯵をコハダに見立て、朝に下ごしらえをし夕方に軽く酢〆し、それを握ってみた。

もう一品は大好きな鯵の叩き。
「叩きは君より私の方が上手だろう」と、ちょっぴり職人に向かい自慢してみる。
妻は、すばらしい鯵(味)だと誉めてくれた。・・・テレビでは「笑点」が放映されていた。
生きているうちに、一日だけ彼に弟子入りをしてみたかった。
彼の名は「博巳君」で、店名は「ひろ寿司」である。
病気を患ってから、水が冷たくて仕事がつらいと話していた彼。
秋が深まる前に、彼は生まれ故郷・椴法華を空から眺め、浄土へと旅立ったに違いない。
道内では気象観測史上2番目に早いという、初雪のニュースも流れている。
今朝も昆布漁が中止となった。
浜の情報では昆布漁も今月10日までだというが、漁から戻ってきても、シャワーを浴びるだけではもう寒いような気がする。
朝が開ける前の水平線のすぐ真上に、杓子の形をした北斗七星が、真っ直ぐ立っている。
星座のことはよくわからないが、北斗七星は子供の頃から好きだ。
あの大きな杓子で海水を汲んで火事の家にかけたら、すぐ消化できるのではと、思っているからだ。
私の子供の頃は村でも火事が多かった。自宅のすぐ近くでも3軒焼失した、村では大火といわれた火災を経験している。
福島第一原発が爆発し消火に戸惑った時「神様・北斗七星の杓子で海水を汲み消火して欲しい」と、心の中で願ったものである。
50歳を向かえ突然亡くなった、中学時代の女性の友達がいた。
その日村の夜空に、ひときわ大きく輝く北斗七星があった。
昨日、また中学の同級生の告別式があった。
寿司職人である彼は、若い時東京で終業したことがある。やがて函館市内で店を構えた。
江戸前仕込みなので、コハダやサバなどの光り物が得意だと話していた。
3ケ月ほど前、彼の自慢の握りをいただいたばかりである。
しめ鯖の作り方など聞いておけばよかったと後悔する。
昨日の朝、移動販売の魚屋さんから鮮度のいい小鯵を購入した。
彼の店が掲載されていた雑誌に、彼がコハダの作り方を紹介していた。
小鯵をコハダに見立て、朝に下ごしらえをし夕方に軽く酢〆し、それを握ってみた。

もう一品は大好きな鯵の叩き。
「叩きは君より私の方が上手だろう」と、ちょっぴり職人に向かい自慢してみる。
妻は、すばらしい鯵(味)だと誉めてくれた。・・・テレビでは「笑点」が放映されていた。
生きているうちに、一日だけ彼に弟子入りをしてみたかった。
彼の名は「博巳君」で、店名は「ひろ寿司」である。
病気を患ってから、水が冷たくて仕事がつらいと話していた彼。
秋が深まる前に、彼は生まれ故郷・椴法華を空から眺め、浄土へと旅立ったに違いない。