これからは紬と想の交流が中心となっていくのかな?
などと前回の感想に書いたのだが、、
なるほど〜
今度は奈々(夏帆)にガッツリ焦点を当ててくるのか〜。
メイン二人の恋路を邪魔する女という単なる脇役ではないのね。
じっくり描いて魅せてくれるのね。
3話の湊斗回、そして今回の奈々回と、
脇の人物も丹念に描くストーリーなのね。
「プレゼントを使いまわされた感じ」
「好きな人にあげたプレゼントを包み直して他人に渡された感じ」
この奈々の表現が強く心に残る。
表現しづらい心のモヤモヤを、
嫌らしい感情を、
印象的に表現する言葉に感嘆。
その後に描かれる図書館の思い出も良くってねぇ、、
あのような強烈な嫌味を紬(川口春奈)に言ってしまう
奈々の気持ちもわかるような気にさせるのよ。
想(目黒蓮)との出会い、、
想との交流、、
ろう者として抱く想い、、
憧れの夢、、
細やかな描写を重ねていくストーリーの最後に描かれる奈々。
切ない。
奈々に焦点を当てつつも、
奈々と出会った当初の想の様子も
しっかり描かれているところも好き。
耳が聞こえなくなっていく悲しみや不安、、
その状況を受け止めきれない様子、、
心を閉ざしていく様、、
無意識に発せられる差別意識、、などなど、
奈々のパートだけでなく、
想のパートから考えさせられるものも多かった。