Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

新春ドラマ特別企画 花嫁の父 *感想*

2012-01-09 | スペシャルドラマ 感想
番組HP

貫地谷しほりさん演じる美音が魅力的。
「もう誘拐なんてしない」でも ひと際強い存在感を見せていた貫地谷さんは
このドラマでも 家族思いの心優しい女性を透明感たっぷりに演じて見せてくれた感じ。
加えて 向井理さん演じる丸が これまた真っ直ぐで魅力的で
(「親父と呼べる人が二人もできた」と泣く丸の なんと可愛らしいことか・・。)
二人が親しくなるきっかけには少々強引さを感じるものの 
二人が惹かれあっていく過程を 微笑ましく思いながら観ることができた。

どうして美音と里志(柳葉敏郎)は手話を使わないのだろう・・という疑問は 初っ端からずっと浮かんでいて
美音と丸が手話で見事に会話をするようになると 私が抱いていた疑問は 
ひょっとして イロイロとお忙しい柳葉さんが手話を覚えなくっても済むような設定にしてあるんじゃ・・
などという 非常に失礼極まりない考えに変化していったワケだけど(すみませんっ!!)
後半になって そんな私の疑問が 美音の台詞となって飛び出してきて 
そこに 予想もしてなかった親の想いが隠されていることを知ったときには とても驚かされた。
恐れ入りました~っ!と ひれ伏したくなっちゃったわぁ。

結婚して一年目はいびきをかかないが 結婚10年もたつと口を開けて寝るようになるという鋭い女性観や 
結婚に対して綺麗な夢を見すぎるなという結婚観
生きることのむごさ 悲しみを味わい尽くして 人生を笑えという人生観などなど
きっと脚本家さんが視聴者に伝えたいのであろう想いが 里志や祖父の言葉となって表現されていて
その(押し付けがましさを感じさせない)想いが 観ている私の心にもストンと伝わってくるのも気持ちが良かったし
美音と丸の雰囲気そのままの爽やかで真っ直ぐな物語の世界を最後まで楽しむことができた。

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