梅雨が明けた。青空が広がり気温も急上昇。でも湿度はかなり高い。本当の夏ではなさそう。でも・・・海へ
夕方穏やかな海にボートを浮かべる。最近はサビキ釣りの竿を1本出し、これで魚を寄せる。もう1本はフカセで鯛狙い。このパターンで攻める。
サビキの方はサバがよくかかる。サイズは20センチ以上で引きは激しく楽しいが、そんなに多くは要らない。10尾ほどで終了。サバの切り身を餌に底物を狙う。フカセ釣りの方にセットし底で待つ。しばらくして当たりがある。10数m下の海中を想像する一番楽しい時間だ。ヒラメと読みしばらく合わせを遅らせる。そして次の当たりに合わせる。ヒット。強い力で引っ張られる。ハリスが切れないか心配だ。ゆっくりと手繰り寄せる。ヒラメはこんなに引くかな?経験がないので解らない。なかなか引き寄せられない。そしてやっと魚体が水中で光る。赤い。鯛だ。それも大きい。慎重に引き寄せタモで掬う。立派な魚体だがなんか変だ。大きい割には引きが弱い。あの餌をこんな大きな鯛が食べるか?そして片目が無い。体も養殖っぽい。
片目のままで厳しい自然界を生き延びてきたのか?養殖物だったら刺身にして出せば・・・。やはり釣堀で釣られた物が放たれ生き延びた物か・・・?ルーツはわからないが・・・何がこいつにあったのか???
とりあえず、サイズは40センチ。
色々とあった人生いや魚生だったと思うが有りがたく頂くこととする。
最近使っている道具。サビキは何でもいいと思いつつ、今まで色々と使ったが海中に落としたり、不注意で折ってしまったり。倉庫の隅から出てきた懐かしいグラスロッド。これが今のお気に入り。リールは新しい物だがロッドは40年物だ。確か1000円で買ったと記憶する。その頃は大型激安ショップなどはなく、グラス竿は高値だった。これで鯉釣りによく行った。
作りはしっかりとしている。当時の1000円は・・・きつかったな。
そして帰路へ。無料化された伊勢道はやはり車が多い。