今週末の予定は家庭菜園の手入れと決めていた。じっくりと野菜たちと向き合うのは気まぐれ農夫にとっては2週間に一度くらいか。猫の額ぐらいのスペースなので、それで充分なのだが、季節によっては草に覆われたり害虫の発生等もっと頻繁な手入れが必要な時期がある。経験豊かな農夫が言っていた「おてんとう様が野菜を作ってくれる。わしはそのお手伝いをちょっとだけしてる」と。そのちょっとの手伝いが難しい。やりすぎてもダメだし。何もしないわけでもない。・・・・・深い。実に深い。うまく行きだすと・・・なお深い。
そんなこんなで今の我が家の状況。勿論完全無農薬栽培。害虫との分け合い農法。
こちらは5月に定植したナスの横から昨年落ちたと思われるキュウリの種からの発芽があり、そのまま育てたので、今は複雑な状況となった。
その他の野菜も元気いっぱいだ。
これはニンジンの花。ここまできたら、種取りをしてみよう。
こんな作業をしていて、畑の水溜めを覗く。メダカを放った水ためは綺麗だが何もいない方はボウフラが凄い。メダカを増やそうかな・ちょっと変わったメダカを飼おうかなと思い始める。なじみの熱帯魚店近くまで行く用事があったので覗いてみる。「めだかいますか?」店員「ハイ、色々といます」見せてもらうと・・・ゴールドに近いかも・?少し光っているかも?白い。等色々と改良品種がいて金額もそれなりに高い。興味の無い人からすれば、鯛と同じくらい?なんてのも。私の好みに合わなかったので、直ぐにパス。替りにアカヒレを購入する。10匹320円。随分と安くなったものだ。
早速水槽をセットする。この魚、もともと中国の魚で熱帯魚ではなく温帯魚に近い。本来の生息地は環境悪化でワイルド物は全滅。養殖技術の確立のためこんな安値で販売されている。もし繁殖技術が確立されてなければ絶滅種。魚好きは知れば知るほどジレンマを感じることが多い。
現在2センチ。畑の水溜めからボウフラを捕って来て与えたが、大き過ぎたようだ。
ふと見上げると・・・今年ももうこんな季節か・・・