一瞬の悪夢。夢であって欲しいと何度思っても・・・無残な現実。何もできない歯がゆさ。恐ろしい二次災害と・・・。重い気持ちのまま、日本国中が日常を過ごす。
スキー旅行を計画していた楽しみな3連休だったが、当然中止。薪割りに精をだし、今季は終了とする。
樹種により夫々の個性がある。マテバシイ、シイ、桜、そして不明
樹皮はあまり綺麗ではないが、年輪には見とれてしまう。
このまま薪にするのは勿体なくて今年も少しだけ残す。
こちらは昨年、同様なおもいでカットして乾燥させたものだ。ひび割れが進む。ジスクグララインダーで研磨して仕上げる。
薪はすべて割り終えた。置き場所がないため玄関前で仮乾燥。この状態が梅雨前まで続く。
平凡な日常だが、つくづく幸せと感じる。
車にゆず号を乗せ、尾鷲を目指して走る。さすがに紀伊山地、アップダウンが激しい。
紀伊長島で駐車スペースを探し、ここからは自転車に乗りかえる。
アップダウンが激しく、車のスピードは高いし、自転車の走るスペースも無くなったりして快適な道ではない。
眼下に高速道路を臨む休憩所。
ここから一気に下り尾鷲へ。と思っていたら、いい雰囲気のトンネル発見。車なら素通りでしょうね。
短いトンネルだが中へ入ると車の音も聴こえない。真っ暗の中、水滴が落ちる音だけが響く。
抜けると反対側は・・・
大正弐年着工、五年完成とあった。当然今は通行止めだ。
長い期間をかけ、丁寧に造られたものだが、このまま放置するのかな?
その後は真っ直ぐに尾鷲へ向かう。
ここは真新しい雰囲気。すぐに退散する。
駅前をうろうろと走り、また来た道を戻る。少し違うルートで集落の中をのんびりと走っていると味のある公民館や今は使ってない郵便局に遭遇する。
自転車旅ならではの視線だ。
空が怪しくなってきたので帰路を急ぐ。
午後3時、出発点へ戻る。50キロ余りの道のり。まだまだ、魅力的な場所は無限だ。