朝から梅雨とは思えぬ上天気で青空が心地良い。久々に自転車に乗る。風もゆるく、思いのほか体が軽い。今日は土曜日でダンプが多い。そのせいでスピードが上がり、直ぐに南郷到着。
梅雨のため水門がいつもより多く開けられている。こちらでは雨は少ないが琵琶湖の水位は結構高い。
瀬田川を上る。
水面は気持ち良さそう。
栗東から信楽方面へと向かう。何度か走った道だが逆周りは始めてだ。
途中の川で。来月1日からは鮎の解禁でにぎやかになるだろうこの川は、この時期は静か。その横の水力発電所。
上流へと進む。木陰は涼しく気持ちよく走れる。登りきり下りにさしかかりスピードが乗った時、突然前輪が激しい音と共にパンク。修理の出来そうな所まで歩く。
スペアチューブがあるからと安心して修理に入る。
異物は刺さってなかったがタイヤが少し裂けている。新品のチューブをタイヤに挟まないように交換し、エアーを入れて完成。近くの小川で手を洗い、余裕の気持ちでしばし休憩。自転車のところに戻ると、またパンクしている。タイヤをはめる時にチューブが噛んでいたのだろう。外すと修理不能な大きな穴が開いていた。仕方なく元のチューブの穴をパッチで貼る。今度は失敗できない。慎重に貼り、そしてセッティング。エアを入れ完成と思った2秒後、大きな音と共にまたパンク。挟まないようかなり慎重にセットしたはずだが・・・。ここで少し慌てだす。さてどうしよう。どうして帰ろうか。この山の中では家族に連絡しても位置がわからないだろう。第一この場所の説明も難しい。ふと路線バスが走っていた記憶が浮かんだ。バス停まで歩いて時刻表を見る。1時間に1本ある。
修理を諦めこのバスで帰るか、再度修理するか。もし乗り遅れると・・・。輪行袋は持ってないため自転車は見えにくい場所に隠すように置いて単身バスに乗る。石山駅まで750円。そこからJRで京都駅へ。さすが京都駅は人が多い。がレーパン・ジャージにヘルメットを持ったおっさんはいなかった。(当然)電車を乗り継ぎ、その後バスでようやく帰宅。もう暗い。直ぐに車で自転車を引き上げに行く。真っ暗な中自転車は無事だった。慌てていたのか、車に積む時クイックリリースのナット側を落としたようだが暗闇の中見つからず。反省反省のツーリングでした。