大先輩の命により赤岩西のアルパインを巡る。
一本目は西壁カンテルート3P。
1P目で久々のビレイ点作りをのんびり慎重に復習する。
そしてスカイラインへ飛び出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/aa/1e44c07811065c500ef6903a8b1c7135.jpg)
素晴らしき海の青、いや碧か。
3P終了点ではノーマルルートを登っていた若者との会話。
天気がよいせいか、みな晴れ晴れしている。
ダブル一発懸垂で洞窟前に戻り、西奥を目指す。
S田さんのアルパインを楽しみつつもフリーへの回帰という希望を叶えるために、赤壁クラックから西奥バンドルート3P目をこなすラインを考える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/3e/16b2f2b98d4995fa0bab1a7e76acb8ce.jpg)
赤壁クラック上部は戸惑いながらもノーテンで抜けてきた。
さすがである。
バンドルート3P目に進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/70/2e554f828b3dcae30deb10a0d5ec5f08.jpg)
西奥壁の構造上、バンドルートは3P目のみ未踏だった。
灌木のルンゼみたいなラインで判然としないが、赤壁上部をバックに登るので写真映えする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1e/bf91b75185f9ff7e73d8a87cb943a1ae.jpg)
これで西奥壁は全ルート登ったことになる。
別に登らなくてもいいラインだと思うが、青空の下、この辺では一番高い西奥トップに抜けるのは気持ちがよかった。
44へ移動。
N道さん、S-さんと合流。
S田さんとN道さんは旧知の仲だ。
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クライミングを通して40年以上に渡る登攀の話に花が咲く。
望めない高みの対話がうらやましいが微笑ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/53/3b1044fe334f3e50232e93e0ba795d10.jpg)
触発されたS田さんが「おはよう」をリードでトライした。
初夏とも感じられる日差しの中、
岩と山と雪に生きた方々の生き様に触れた1日。
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