CAOS=ひゅうまんすけぇる

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CAOS

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だいたいの流し台にはあるけど!

2018-02-13 | 日記・エッセイ・コラム

 インターネットで流れている情報のほとんどは

ウワサ話ほどの制度もないと思っているけど、

まれに 「 お! 」 って思うことがあって!

 

 流し台の隅に付いているこれ。

一般的にスパイスラックとして使われる引出しですね。

国産の既製品だったら殆どの流し台にあると思うんですけど、

Facebookで、『 3年住んで偶然この引出しを見付けた。 』

っていう記事をあげた人がいて、

それを見た沢山の人が、

『 自分の家のを見てみたらうちにもありました。』

って反応しているんですね。

・ ・ ・ 盲点でした。

 

 プランの最中なんかに流し台を決定するために行く

ショールームのおねぇさんから説明されていると思うけど、

家を建てるために考えることが多いから覚えていないですね。

 建物の引き渡しのときにも、

説明する項目が多いから、多分こんなのは説明しない。

 

 コンロの構造上空いたスペースに、

申し訳程度に引き出しを付けたものなので

( って言ってしまったら元も子もないか? )

出来の良いものでは ないけど、

暮らしていて知らないのは問題だなと思って、

ちょっと “ 目からウロコ ” 的な情報で反省しました。

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芸能の原点を見るような!

2018-02-11 | 日記・エッセイ・コラム

 何かが生まれるときにはそれぞれ理由があって、

そのうち形骸化してきて、

最終的には意味を持たないものに変化していく。

そんな経路をたどるものなんだろうと思うけど、

経路の1番はじめ。

原点を見る感じがしました。

 

『 杉野原御田舞 』

田をつくって、モミを蒔いて、世話をして、収穫する。

これを舞に表現したものだと思いますが、

能の様でもあり、

狂言の様でもあり、

相撲の所作にも見える芸能の原点のような気がします。

 

 この建物も良いんですね!

地域の人たちの苦労があってのことだと思いますが、

山深い土地にこれだけ立派に、

この芸能が残っていることが感動。

( 山深いからのこったのか ・ ・ ・ )

 

 事実、続けることが難しくて、

今年が最後の公開になるやにも聞いたけど、

是非残して欲しいなと、思うのはよそ者の気軽さでしょうか。

十津川村の 『 小原の大踊 』 は、

大学の先生が活躍して、学生を連れてくることで守れた。

と聞いたけど、同じような方法があるのかも知れません。

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ストラディバリュウス

2018-02-10 | 日記・エッセイ・コラム

を初めてナマで聴いた!

名器でも練習用のバイオリンでも、

私には解る自信ないけど ・ ・ ・ 。

 

詳しくないので知りませんでしたが、

タイヘンなヴァイオリニストだそうです。

 

 表現者のモチベーションは、

頑張れば、それに見合った場が与えられる。

っていう期待だと思うけど、

音の良くない会場で、

それ以上に、聴き手の行儀の悪さが目立ちました。

 一流になれば、

いつも最高の場が与えれるとは限らないみたいで、

とても残念でした。

 

 途中から諦めたみたいだったけど、

最初、

「 あなたの体制が整うまで、こちらは演奏始めませんよ。 」

みたいな姿勢が痛快だったんですけどネ!

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この風景不思議に思ったことないですか?

2018-02-05 | 日記・エッセイ・コラム

って、

みんなが不思議に思うから『 橋杭岩 』は名勝なんだろうけど!

私が以前から不思議に思っているのは、

手前のゴロゴロしている岩です。

『 橋杭岩 』の荒々しい感じと、

手前のゴロゴロしている岩の呑気な感じがとても対照的で

不思議に思っていたんですね。

 

 県立紀伊風土記の丘 学芸員の

瀬谷今日子さんの『 地震と考古学 』というお話を聴きました。

このゴロゴロしているのは、

元は『 橋杭岩 』の一部だったのが崩落して、

津波で今の位置に運ばれたのだそうです。

だから一方向に偏って分布しているのだとか。

レーザー光線 ( て言ったかな? ) で正確に測っても

台風程度の大波では全く位置が変わっていないそうです。

 

 “ 地震考古学 ” という学問があるのだそうですが、

なかなか面白いお話です。

 考古学の分野で地震を見ることで、

解ることの例を興味深く沢山伺いましたが、

その中で、考えさせられたお話を1つ。

 

 大阪で発見された弥生時代の大きな集落の遺構で、

集落があった間に何度も地震にあっていることが

地崩れの跡から解るけど、

地崩れの場所に建物が建っていた形跡が1つもないのだとか。

「 昔から人が住んでいた場所は、安全なところ 」

って、よく言われることですが、

まだ文字も持たない古い時代の人に

すでに安全に住む知恵があったんですね。

これだけ文明が進んだ時代の人がその知恵をなくしていることが

フ ・ シ ・ ギ !

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寶塚漫筆

2018-02-01 | 日記・エッセイ・コラム

 事業をしていた伯父から

「 あとから松下とか、他に色々な人が出たから

 若い人にはピンとこないかも知れんが 」

っていうような感じで話を聞いたことがありました。

 

 ある世代にとって、

小林一三が

出世物語のヒーローの代表だったんでしょうね。

 小さな温泉だった宝塚と

阪急電車の関係くらいは私も知っています。

( って、『 おゝ宝塚 』の歌詞のまんまだし! )

 

 で、

小林一三が宝塚歌劇への思いを語っています。

最初の頃のエピソード、

有馬稲子・越路吹雪・淡島千景・月丘夢路・乙羽信子

なんていう私でも( 名前くらいは )知っている

往年のスターの話など、なかなか面白いのですが、

意外なのは、小林が考える宝塚歌劇が

“ 花嫁学校 ” の延長っぽいんですね。

 

 頑張ってスターになるのも良いけど、

家庭に入って良い妻、良い母になるのが女の幸せ・つとめ。

的な感じ。

時代が違うからか、今イメージする宝塚とは違う感じがします。

 

昭和30年に200円だった本を

私は2,000円で買いました。

物価を考えたら安いのか?

 

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