昨日のことです。
クルマのバッテリーが上がってしまいました。
劣化してほとんど充電できなくなったようです。
いくらか救われたのは、
動かなくなったのが出先でなかったこと。
3年ほど前に仕事をさせてもらったのが
バッテリー屋さんでした。
「 特殊なバッテリー使ってると思うから 」
と言われて現物を持っていくと、
やはり珍しいカタチのバッテリーだそうです。
聞けば国産車でもバッテリーの規格は一手ではないのだそうです。
消費者のことを思えば、
消耗品は出来るだけ汎用部品になっているべきだと思うのです。
クルマでもそう。
建築の場合はもっと部材の汎用性を考えないと、
将来修理できなくなってしまう。
既製品の建材ってけっこう部材に汎用性がないんです。
バッテリーの件は、
幸い1日待って手に入りましたが、いかんせん値段が高い ・ ・ ・ 。
普通の1.5倍くらい。
ツライ!
1日特に出掛ける必要もなくずっと事務所にいましたが、
「 うちの周りをグルグル回ってないか? 」 と思うくらい
街宣車がやかましく候補者の名前を連呼しながらやって来ます。
市会議員選挙。
16人も立候補しているらしいので、
有田市みたいな狭いところをまわっていたら、
殆ど切れ間ない感じになりますね。
外に出るのがストレスになります。
歩いていて街宣車に会ってしまうと
「 よろしくお願いします 」 って、
スピーカーから直接話しかけられるし。
クルマですれ違うと、誰かも知らんオッサン・おばちゃんが
何台もクルマ連ねてこちらに笑顔で手を振るし ・ ・ ・ 。
狭い道で邪魔になって、
気の短い人がクラクションでも鳴らそうものなら
「 クラクションでの応援ありがとうございます! 」 って、
勝手な解釈してスピーカーがお礼言うし!
街宣車会いたくない ・ ・ ・ 。
3年以内に受講しないと
建築士事務所の登録が取り消されますよ。
と定められた3年目の最後の講習。
200名くらい来ていたでしょうか?
「 よくも今まで放っておいたな! 」 と思っても、
自分もその1人 ・ ・ ・ 。
日頃からキッチリしていそうな人も意外と多くて驚きでした。
9時30分始まり、17時30分終わり。
講習でまる1日拘束されるとなるとなかなか申込みできずに
ギリギリまで来てしまったというのが共通の理由だと思いますが、
ながい・ながい1日でした。
1度も寝なかったのは快挙ですね!
有田川は泥水ですが水嵩は随分下がりました。
河原のテニスコートや舗装された通路を見ると
砂利が厚く積もっていて、
あの濁流の破壊力が水圧だけのモノではないことが想像できます。
今日になって被害の ( 被災の ) 状況が解ってきましたが、
十津川村や本宮など五新線沿いの人たちには連絡が付きません。
知り合いが多い地域なので心配です。
早くから山間部の暴力的な開発を否定している人がいて、
夜電話で話しましたが、
五新線沿いの道路が無理やり自然を傷めるように見える工事
だったことを改めて言っていました。
今報道されている状況を見ると、
正しい意見だとしか言えないと感じます。
災害放送の設備が故障していたようです。
市役所からの避難勧告が聞こえず、
広報車の放送で初めて気づきました。
台風の影響で有田川が氾濫する危険性があったのですが、
この辺りの人は相当出遅れたと思います。
どうにかなっていたら誰が責任取ってくれたのか ・ ・ ・ 。
にしても、
朝5時半頃山の方向、本家に避難しました。
田舎は地縁血縁が絡み合っているので、
高台にある家はどこも賑やかに人が集まっていました。
避難勧告も初めて、
勿論非難するのも初めて。
何をしていたら良いのか、何とも手持無沙汰な時間でした。
結局何事もなく避難勧告解除になって、
今回はホッとしました。
各地で大変な被害が出ているので、
これで良かったとも言えませんが、
我が家にとっては色々問題点が解りました。
我が家の災害の備えは、
地震のときはそれなりに役立ちそうだが、
水害には全く役立たない!
もっと問題もありました。
「 状況が解らんからとにかく早く逃げんか。 」
と言うが、
「 朝ごはん食べてから 」 と答える両親。
あげく、
たまごだ牛乳だと良く解らないモノを持って、
私たちよりも30分も遅れて現れ、
「 コメがほとんどなかった。 」 と愚痴る。
こんな人が逃げ遅れるんだな!