山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

勢い

2008-04-04 | 楽しい時間
山の若い友人から電話が掛かった。どうやら、兼用靴(ゲレンデスキーと山スキーの両方に使えるスキー靴)の出モノを見つけて、買おうか、どうしようか悩んでいるところらしい。話しをいろいろ聞いて見ると、どうやら気持ちは大方傾いていて、踏切り姿勢まで入った状態らしい。障害は家庭内均衡とたぶん気持ちの問題だろう。

彼は40代後半を過ぎてスキーを始めるという、クロカンの板を持っているので素質はあるようだ。日頃から背中を押していたので、今日もそういう返事をしてしまった。けして遅くはないから。

山歩きのなかで雪山の魅力は、美しさに触れること、厳しさの克服、そのなかを歩く楽しさに加えて、大自然のなかを縦横に滑る楽しみ。ゲレンデスキーは、リフトの力を借りることで高年令になっても楽しめるアウトドア・スポーツだし、スキー板にシールを貼って歩きまわることで、さらに行動範囲が拡がる。山の楽しみがぐんと増えるわけだ。

そんな、諸々にやっと気づき始め、腰を上げ掛けたところか。周りの仲間達(中高年)が嬉々として、のめり込んでいる姿に触発されたのではないですか。いいことです。

「勢い」ってあるんですよ。気持ち、雰囲気、情報、周囲の環境が結集して勢いづくタイミングって、ここで思い切ってジャンプを。後年、あのとき(たられば)と悔やむよりも、踏み切って飛び出してみようじゃないですか。

コメント
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