山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

三岩岳スキー

2008-04-17 | 山行
計画では、三岩岳から大戸沢岳にテント泊で縦走し、大戸沢岳の北東尾根を降りてこようという、雪山山行だった。参加者は6名。現地で2名合流。

4/12 前夜発で適地仮眠し三岩温泉の手前のスノーシェッド入り口に9:25着。すでに5~6台の車が駐車している。スキーを履いて10:00出発。泊まり道具を担ぐとスキーは大変。冬尾根の右手の沢沿いに入り、まもなく左手にルンゼを階段で登り狭い尾根に立つ。さらに急登を100m強登るとブナの台地(1250m付近)に出た。

晴れてきたが稜線の雲は取れない。1350m付近の登りに掛かる頃、先行パーティが三々五々降りてくる、軽快なテレマーカーが多い。やはり、1800mから上部は風強く視界も悪く雪面もガリガリで、引き返して来た人達が多かった。我々も森林限界での幕営を考え始め、1430m地点13:30で行動中止とした。整地しテント2張り設営した。時間もお酒も仲間もたっぷり。その夜はあまり冷え込まず、風も止んでしまった。

4/13 南西方向の北関東に雲海、上空は高曇り。予報通り午後は崩れそう。雪面がゆるむのを待って8:00空身で出発。標高1710m窓明山を見渡せる台地を最高到達点8:45とした。シールを剥がして400mのダウンヒル、雪面も適度に冷えてよいコンディションだ。思い思いにシュプールを刻みテント場に到着9:頃。

テント撤収して下山9:30、ザックを背負うと勝手が違う、日差しに雪面も融けてグズグズだし、荷物に振り回され雪面に投げ出される。私以外は、見た目さほど苦労せずに、ゲレンデ同様に滑ってる?私は、どこでもボーゲン、降りるに従って木立も密になり横滑りとキックターンを多用、それとシリセード、一度こけると立ち直りが大変。ともかく、無事?に往路を滑り落ち道路まで尻湿らせて降りてきた、10:30~50スキーの下りは早い。

あとは汚れ物を車に放り込んで温泉に直行だ。春スキーは楽しい。
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