山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

三浦雄一郎氏75 才エベレスト登頂

2008-05-27 | 山想
26日、AM7時33分、三浦雄一郎氏75才エベレスト登頂。ネパール側の南東稜から。70才台で2回目。凄いことです。最高齢とはいかなかったようですが、我々中高年の山好きにとっても朗報です。

三浦さんは冒険家でエベレストサウスコルからのスキー滑降とか、でも有名ですし、お父さんの三浦敬三は写真家、102才までスキー現役だった。先日の立山定着で、一の越から覗いた御山谷を毎年滑降していたわけで、凄いDNAを持っておられる。 志賀高原の三浦ドルフィンスキーとかスキーで有名だったが、当時から山登りでも凄い人だった。

今は廃刊した雑誌アルプの1964-12 ,82号 S39.12.1発行にこんな記事があった「山男と山に行く」(ペテガリ岳の記憶)北大の学生だった頃、スキーヤーの彼が下宿で同宿だった山男と日高のペテガリ岳を目指したときの話し。

ヤオロマップ川を詰めてCカールを登り登頂してペテガリ川を降りている。20日分の荷物を担ぎ、2人で張り合って歩き1週間も早く登頂してしまった話しを面白可笑しく書いている。(編集後記では、氏はその年の夏にセルビヤのプラトローザのスキー大会でスピードの世界記録を出されたと注意書き)。文才もあるし、とんでもない人と思っていた。

この雑誌を古本として学生の頃、手に入れた。だから、有名になっていた頃、目に留めたのかもしれない。そして、またまた、この快挙だからそれほどには驚きはしない。むしろ、とんでもない人達が身近におられるのが山歩きの世界の魅力ということにしておこう。

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