山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

コップ

2009-06-10 | 山道具
山に出掛けるのにコップは必携品。ハイキングなんかでも、水筒ひとつあれば水の補給はできるのだが、用途はそれだけではないのだ。

今まで、いろんな形のものを使った。プラスチック製、柔らかくて変形可のプラスチック製のもの、アルミ製で取手がつき縁にビニルが巻いてあり唇が熱くならないもの、ステンレス製で二重(ダブル)になって保温性のよいもの、現在は、チタン製(シングル)で取手のついたもの。

軽くて壊れにくいプラスチック製、これは、臭いがつき、酒や冷えたビールが美味くない。ステン製のダブルは、湯茶が冷めにくいがこれも独特の味がつくし、これも直火にかけられない。アルミ製は、味、臭いがなく、直火にもよいが、冷めやすいことと、汚れやすくて見た目がイマイチ。チタン製は軽くて丈夫、味・臭いもなく、直火にもかけられる、熱伝導が悪いので湯茶も冷めにくく、唇も熱くない。

コップの用途は、水やビール、酒を美味く飲めることはもちろん、他にもある。山の中で、水場がいつも水筒に入れやすいとは限らないときとか、か細いときにコップは必需品となる。

雪を一塊り掴み入れてコッヘル代わりにもなる、ツェルトを被って風をしのいでいるとき、ガスコンロやローソクの火の温もりは、天国に行った心地になるし、温かい白湯は極上の飲み物になる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする