ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/18日 三河の本宮山歩き その1:JR飯田線の長山駅から登山口まで歩く

2024-04-21 04:38:37 | 草花
この19日に久しぶりに近くの山、「本宮山」を歩いてきました。
近くにある山と言っても自宅から東の方角、直線距離にして約35kmも離れているところであります。
位置の関係からこの本宮山にはおそらく100回ほどは通っていることと思いますが、これまで一度も歩いたことのない道を歩いてみようと考えました。(頑張り屋さんは登山口と砥鹿(とが)神社奥宮間を4000回以上も往復する人がいます。)
その道はJR長山駅のある人里から山頂の砥鹿(とが)神社奥宮までひたすら高度を上げ続ける道で、この道こそが参詣の本道とされてきたところですが、車社会の現在は登山口である山の入り口にウォーキングセンターや日帰り温泉の施設が出来て、車でそちらに直接行きますので、JRの長山駅から歩くというスタイルはすっかり影をひそめてしまいました。
つまり今ではJRの長山駅から登山口のあるウォーキングセンターまでの約1.7km(20-25分)を歩いていく人を殆ど見かけなくなりました。
小生はこの歩き方を今までしてこなかったので、今回はそれをやることにしました。
人里から見上げた本宮山 ↓

三河富士・・・・・見る角度によっては端正な富士山型に見えます。

鳥瞰図 ↓

歩き始めは右側から、そして山頂からは向こう側に下って行きます。

実行図 ↓

右下から左に歩いて行きます。

断面図 ↓

この図では左から右に歩いたことになります。高度を強調してはありますが、かなり急な登り道です。



JR飯田線の長山駅 ↓

橋の上から線路を見降ろします。



人家を抜ける ↓

人家の並びを通り抜けていきます。



アプローチ ↓

畑の中を通っていたら、お百姓が「おーい!左に曲がって・・・」と道を教えてくれます。小生はもっと違うプランを持って歩いていたのですが、せっかくのご好意ですのでそれを尊重して左折してみました。(GPSでつねに自分の位置は把握していますので柔軟に対応できます。)



道を変えてみた結果:
予定とは変えて、言われた道を歩いているとたくさんの咲いている植物に出会えました。
まずはキツネアザミ ↓


そしてコバノガマズミ ↓


ヤマツツジ ↓


今度はモチツツジ ↓


クサイチゴ ↓


ツルニチニチソウ ↓


人家の生垣にコデマリ ↓


アカメガシワ(花ではないですが) ↓

他人の意見を素直に採り入れたお陰でたくさんの花を見ることが出来ました。

お百姓の目が届かないところで、本来目指していた道に軌道修正します。

マキの木の保護 ↓

このマキの木の囲みの中にて果樹栽培をしていますが、それはミカン、ブドウ、ナシ、柿のどれだったか確認しませんでした。
右奥に本宮山の山頂部分が見えています。



鯉幟 ↓

鯉幟と本宮山のショットです。



本宮の湯 ↓

看板の本宮の湯はもう少し先になりますが、真ん中に写っている建物がウォーキングセンターで、登山者はここに車を置いたり、トイレを使ったりします。
小生は用事がないので素通りします。



梅の実 ↓




ドウダンツツジ ↓

生垣に使われていました。



コナラ ↓

登山口に近づくとコナラの大木があり、花をつけています。



登山口 ↓

ここから山道が始まり、ここを1丁目としています。
この山では山頂部の一部分に砥鹿(とが)神社がありそこを50丁目としています。
なお「丁目石」には「〇〇丁目」という表記と「〇〇町目」という表記が混在しています。
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”春長ける” 春の一番最後の節気「穀雨」入りしました。

2024-04-20 16:42:57 | 草花
4月19日の23時より「穀雨」に入りましたから、今朝はその一番初めの朝となるのでしょうか。
先日、知人から頂いた採りたてのタケノコを美味しく賞味し、季節の進み具合を実感したばかりでした。
暦の上では2月4日に「立春」で春入りしてから、「雨水」・「啓蟄」・「春分」・「清明」と五つの節気をこなしてきて、春最後の節気「穀雨」
入りしたことになります。 これから5月5日の「立夏」まであと二週間ですね。
おっと、この中には現役社会人諸君にとって待望のGW(ゴールデンウィーク)が含まれていますので、私たちリタイア組は彼らの動きを
損ねないように少しく自制しておくことにいたしましょう。

一昨日、新聞の地方欄に個人のお庭でエビネが綺麗に咲いたので見に来てください。との記事が載りました。
昨日電話予約してからそのお宅を夫婦で訪ねると、学校の校長先生を勤められた94歳の矍鑠たるIさんが、なんと座敷にまで上げてくれて
茶華のもてなしまで受けてしまう始末でありました。
しばし、歓談の後、庭に出て、自慢のエビネを堪能させていただきました。
I元校長先生のお庭で咲くエビネ群 :









自然の状態にあるかのような素晴らしい環境下で咲くエビネたちはイキイキとしていました。

ついでにほかの植栽も楽しみました。

ハコネウツギ(蕾) ↓


ハナミズキ ↓


オオデマリ ↓



なんと!モズが巣をかけていました。 ↓

巣はツバキの木の上の方に密かに掛けられていて、人声が近すぎたためにモズ君が
脱出しました。  心配をかけて済まないことをしました。



我が家のエビネ ↓

これが初花です。



オキナグサ ↓

朝のうちは髭もじゃな翁顔でしたが、それが一日中吹いた強めの風によって・・・・↓


綿毛は種をつけたまま飛び散り、こういう姿になりました。 着地点で芽吹いてくれるとありがたいのですが・・・。


カリンの若い実 ↓

実を見た後に若い葉を触ったらベトベトになっています。早くもアブラムシに取り付かれてしまいました。
風がやんだら、早速消毒ですね。



19日明るい空に月 ↓

月齢は10.6です。 今月は24日が満月ですが、23日でも真ん丸になっているのではないでしょうか。
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活き活きとした草木たち

2024-04-20 04:25:39 | 草花
気温がだいぶ上がってきて、草木の様子がとてもイキイキとしているように見えます。
”彼ら”にとって一番生命力あふれる季節なのではないでしょうか。人間の生活にとっても暑くもなく、寒くもない最良の気候(花粉の飛散や黄砂の飛来が無ければ)なのではないでしょうか。

17日晩の月 ↓

月齢8.7でした。月もどんどん育ってきています。

18日晩の月 ↓

この晩の月は雲の向こう、かろうじてその明かりが見える程度でした。


翁草とそのお孫さん ↓

上の花びらが無いものは若いお爺さんで、下の花はそのお孫さんでしょうか。この花をもって今年の花は終了しました。



またまた登場 ↓

このツツジは市の「植木市」という催しの際、植物の”競り市”があり、小生が競り落とした拘りの一品でした。
満開を過ぎたようですので、これから花を摘む作業に入ります。

一部分で源平咲き ↓

その中の一部分で赤い花を見ました。突然変異かそれとも先祖返りなのでしょうか。



センボンヤリ ↓

この二株は春に花を咲かせませんでした。今のうちから力をためて秋花を咲かせてくれることでしょう。



ダッチアイリス ↓

庭のあちこちで咲き、賑やかなことです。



オドリコソウ ↓

家の建て替えのどさくさに負けて、いじけてしまったものと見ていましたが、なかなかどうして、移植先でも勢いを盛り返してきています。



タチイヌノフグリ ↓

まことに小さい花で、小生のレンズではピンボケのこれが限度でした。



シャクヤク ↓

蕾の数が増えていて、大粒になって来ました。さて、どんな花を見せてくれるか。



アマドコロ ↓

これもたくさん咲きあがって来ていますから、きっと墓前に供えられることになるでしょう。



トチノキ ↓

昨年、強く剪定したところから新しい葉が力強く再生してきました。
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春は 闌・酣(両方とも「たけなわ」と読むらしい)

2024-04-19 04:40:27 | 草花
【闌・酣】(たけなわ)の意味を辞書で調べると・・・・・
          「闌:ラン」のほうは①手摺・欄干②さえぎる・ふせぐ③たけなわ・まっさかり④おそい・なかばす 
                ぎ⑤おわり⑥つきる⑦みだりに・・・・などと実にいろいろな意味に使われています。
      つぎに 「酣:カン」の方では①たのしむ②たけなわ(●酒宴のさなか・物事のまっさかり)という意味でした。
同じ「たけなわ」という言葉にしても「闌」の字と「酣」の字とでは漢字の含む意味が微妙に違いますね。
ちなみに日本語で「たけなわ」という言葉の意味を新村出先生の「広辞苑」で繙(ひもと)くと「①物事の一番盛な時、さいちゅう、もなか②少し盛りを過ぎた時、衰えかけた時」とありました。
ネット上でも「物事の一番の盛り。まっさいちゅう。転じて、盛りを少し過ぎた時。」例文として「齢(よわい)たけなわとなる」となっています。
つまりどちらの「たけなわ」も物事の頂点を過ぎて下り坂気味のニュアンスがあるのですね。
とすると、酒宴の最中に「宴も酣ではありますが・・・・」と言うのは「もうそろそろ終わりにしようか」という意味に使いたいところなのでしょうか。

こちらの記事では「たけなわ」も春が真っ盛りを過ぎつつあり、初夏が間近であるので、使い方としては適当なのかもしれませんね。
雀が集団で ↓

芽吹いたばかりの柿の葉に囲まれて、雀たちは小生の出す、餌待ちをしています。



月の成長:
12日月齢3.6 ↓


13日月齢4.7 ↓


14日月齢5.5 ↓


同じ14日、今度は夜空で月齢5.7 ↓


15日月齢6.6 ↓ (上弦の月・弓張月)

この晩のものは上弦の月でした。
16日は雨空で月は見えていません。



16日昼 サクラソウ 満開 ↓

この後、16日夜の稲光を伴った強い雨で花は少し落とされました。



16日昼 クルメツツジ 満開 ↓

純白な花が一列に並びました。



栗の葉 ↓

種類は「丹沢」です。ワクワクしながら「桃栗三年柿八年・・・」と呪文を唱えています。



アマドコロ ↓

庭の所々で咲いてきています。



ソシンロウバイ ↓

昨年の夏に実生に挑戦し、僅か一本だけ生き残っています。
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4/4日の山行 葦毛湿原・稜線・石巻山(10の10)最終記事:石巻山山頂から下り、神社に参拝し、バス停まで歩く。

2024-04-18 05:02:08 | 草花
4月4日に弓張山地を歩いた山行の報告記事は今回で最終となります。低山の山行をよくぞ長々と書き連ねて来たものだとあきれられても仕方のないことですが、自分の中では結構新鮮味のある山旅でしたので、いきおい「自分ファースト」を貫き通した形になってしまいました。
お付き合いいただいた皆様には感謝と幾分のお詫びを申し上げます。

石巻山の山頂から下って、バスの停留所までの道のりの紹介をもちましてシリーズは終了します。
山頂の石灰岩 ↓

この岩も風化されていて角が取れています。頭をなでて山頂辞去のご挨拶をしていきます。



覗き込むようにして ↓

山頂直下の岩場は下を覗き込むようにして慎重に下って行きます。

下りは登りと同じ道で返します。

オドリコソウ ↓

オドリコソウは未だ蕾でした。



ヒメウズ ↓

ヒメウズがここでも静かに咲いています。



石巻神社 ↓

登山口まで下り、石巻神社にお参りしていきます。


小さい本殿ですが、これでも式内社ということで、由緒ある神社だそうです。

扁額 ↓

参拝を済ませます。

ムラサキケマン ↓


クサノオウ ↓

境内で咲いていました。クサノオウは今年初めて見るものです。



中腹より ↓

山の中腹に”旅館街”(今は寂れてしまった)があり、そこから海の見える眺望があります。光る水面は渥美湾にそそぐ豊川(とよがわ)と三河港あたりでしょうか。



石碑 ↓

旅館街の駐車場にこの地を詠んだ歌がありましたが、達筆であり、全部は読み切れません。
♪弓張の 山のかなめと 天そそる 石巻の峯は 神います山♪  三朗(郎?)
とでも読むのでしょうか読字の素養がないので失礼があればご指摘願いたいものです。

駐車場のすぐ下の草地で小休憩し、エネルギー最後の注入です。

歩き始めたら、最終地点までノンストップで歩き通す心づもりです。(後で調べると距離は2.5kmで、所要50分弱でした。)

山の中腹からの下山路 ↓





割合広い道なのですが、人っ子一人通らない道でした。散り敷いた桜の花びらが美しい。



下山地点 ↓

山道が終わり、ここから車道歩きとなります。



石巻山 ↓

下から見上げる石巻山は威圧感さえ感じます。

終点近し ↓

団地が見えて終点が近づいています。



ゴール ↓

団地の真ん中にバスの停留所がありました。ここはどうやら発着所でもあるようです。
この場所のベンチに荷を置き、汗びっしょりの衣類を着替えます。



歩行数 ↓

我ながら随分歩いたものです。おかげで疲れが取れるのに相当の日数を要しました。
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