ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/18日 三河の本宮山歩き その7:遅い昼食をとり、闇刈(くらがり)渓谷へ林道を下っていく。

2024-04-27 04:28:14 | 草花
本宮山の登りにはJR飯田線を使って長山駅から歩き始めましたが、帰りは(体の調子が許すなら)東海道沿いの名古屋鉄道「本宿駅」に
向かうようにしていました。
幸いなことに膝の具合は未だ悲鳴を上げていませんでしたので、「本宿駅」に向かうバスの発着場である、闇刈(くらがり)渓谷入り口
(=出口)目指して下ることにしました。
かつて通い慣れた道ですので、地理不案内ということはなくて、その点では気楽ですが、身体はこの先もちゃんとして居てくれるのか?

登り返し ↓

岩戸神社までは下りでしたので、帰りはこんな坂を登りかえします。


この急傾斜 ↓

前方から熟年パーティーがふうふう言いながら登ってきます。すれ違いざまにあきれたような顔をして「こんなにつらい
登りがあるなんて・・・」と愚痴をこぼしていきました。


遅い昼食 ↓

この場所に杖も帽子もリュックも置いて、しまいには靴までも脱いでしまって、遅い昼食にしました。
最近の昼食はほとんど「稲荷ずし」になりました。”ツユだく”で甘辛くて食べやすいです。
食後の果物は今たくさん出回っている「甘夏」ですね。安いし、水分も適当に補給できます。

食事後は長い下りに備えて、靴の履き直し、締め直しをして歩きだします。

まだ続く急傾斜 ↓

長い急傾斜が続いています。今回は下り坂ですので、小生の弱点である膝をかばいながら小股で下りていきます。


シロモジ ↓

坂道に覆いかぶさってシロモジが咲いています。


馬の背平 ↓

ここで頂上から回り込んできた林道(許可を受けた作業車のみが通行可能)と合流し、その林道を下って行きます。


ニガイチゴ ↓

ニガイチゴの花を見ます。これの実は食べてもあまりおいしくはない。


キブシ ↓

早春にみるのとは一味違った姿ですが、小生はこれが今年の初花でした。


”スミレ” ↓

山側の斜面、土にホコホコ感のある場所で咲いていました。


”ホトトギス” ↓

秋に独特の花を咲かせるホトトギスですが、この葉も斑が入って特徴があります。


”ネコノメソウ” ↓

今回はこの場所でだけ見ました。沢筋を見て行けばきっといろいろと見つけられたでしょうが、それほど余力もないのでパス。


鹿鳴橋 ↓

文明開化の時代ならきっと「ろくめいばし」と読んだでしょうが、昭和39年9月竣工のこの橋の名前は「しかなきばし」でした。


二つの砂防ダム ↓ ↓



その鹿鳴橋には二つの沢が合流し、その上部にそれぞれ木製の砂防ダムが作られています。


ミヤマキケマン ↓

この花にも3年ぶりかそこらで会いました。鮮やかな黄色が目に嬉しい。


ヤブツバキ ↓

先日の山行で見納めになったと思っていましたが、まだ花をつけている木はたくさんありました。


富貴橋 ↓

もう10年以上前のことですが、この橋の土台のところからホトトギスが流れに向かって懸崖咲きのように見事に咲いて居ました。
その姿を二年続けてみましたが、その後はそれが見られなくなり、このに来るたびに残念に思いながら通り過ぎていた・・・・
その思い出すらも懐かしいものとなってしまいました。


シキミ ↓

この時点では水の流れに沿って下っています。この付近をすでにくらがり渓谷と呼んでも良さそうですが、水流の名前は
男川(乙川)になり、つぎに乙川(おとがわ)と字が変わり、岡崎市の天白町あたりで矢作川と合流して河口は西尾市と
碧南市の境となって、知多湾、三河湾、太平洋に注ぎます。

シキミがその太平洋の一つの源流付近で花を咲かせています。
コメント (8)
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