ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/18日 三河の本宮山歩き その8:若葉につつまれて、闇刈(くらがり)渓谷を下っていく。

2024-04-28 05:04:04 | 草花
闇刈(くらがり)渓谷の上流部で、時刻は午後一時少し前でした。これだとあと一時間もあれば、渓谷入り口(=出口)のバス停留所に着いてしまいます。
ところが山の麓のバス停(この場合はバス発着所)ですので、運行本数が非常に少なくて、そこで1時間40分ほど待たされることになります。
こんな場合皆さんならどうされますか? 「お酒にする? 風呂にする それとも・あ・た・し?」という訳にはいかないのです。
そういうことをするにふさわしい場所ではないのです。  さぁて、どういたしましょうか・・・・・・・?
小生は渓谷歩きをしながらそのことをずっと考えていました。

コゴメウツギ ↓

未だ蕾でした。


ミツバツツジ ↓

これが道筋でみる自生の状態の見納めでした。


まぼろしの瀧? ↓

「まぼろし」の由縁を探りに行きます。

これが”まぼろし” ↓

女装の某美容家にしてタレントが人差し指を立てて、甲高い声で発する「どんだけ~↑」ではありませんが、同じトーンで「まぼろし~↑??」とやりたくなりました。滝の間近に来て「幻」たる要素は見当たりませんでした。
思うに、今は付近が伐採されて明るく開けていますが、以前は木々に囲まれた幽玄な空間に瀧があったのではないでしょうか。


イワタバコ ↓

滝 下部の岩に着いていたイワタバコが、かつての環境を物語ってはいないでしょうか。


モミジイチゴ ↓

まぼろしの瀧から戻る道でモミジイチゴを見ます。


くらがり渓谷の上流部 ↓

これまでは山道から流れを見下ろしながら歩いてきましたが、これから後は流れとほぼ同じ高さに道が並行しています。


元休憩舎 ↓

すっかり荒れ果てていますが、30年程前くらいまでは立派な施設でした。


この渓谷で一番 ↓

見ごたえのある滝で、落差は5mほどでしょうか。この付近で、この山域で初めてカワガラスを見ました。


ニワトコ ↓



ホトトギス ↓



滑滝 ↓

平滑な滝というよりも”奔流”とした方が良いかもしれません。


翁渕 ↓

上の流れの.収まった先でこの渕を作っています。


ユクノキ ↓ ↓



道端にユクノキの大木があり札がついています。(名札なしには見分けがつかない。)
高いところに枝・葉があり、望遠で一杯まで引き寄せて、花の在りかを探ります。  やはり花は見当たりませんでした。


開けた場所 ↓

日当たりの良い、この流れに絡む岩にダイモンジソウが着き、秋に花を見せてくれます。


向こう岸に ↓

これはギボウシの仲間のようです。


カナクギノキ ↓ ↓



先日弓張山系の県境稜線を歩いてカナクギノキかアオモジか思い悩んだものでしたが、こちらは花はないですが、
名札がついていたのでそれと判りました。
コメント (6)
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